2025年 推し芸人ランキングTOP30発表令和ロマンが3連覇!世代を超えた注目の芸人がランクイン

推し活記事×AI解析で“熱量”を可視化

note株式会社のプレスリリース

2025年にnoteへ投稿された“推し活”記録から選出した「推し芸人ランキング」を発表しました。

本ランキングは、noteに投稿されたお笑い芸人に関する記事の投稿数・投稿者数・PV数・文字数といったデータにくわえ、LLM(大規模言語モデル)で記事内容そのものを解析した結果を組み合わせた、note独自のランキングです。「どれくらい話題になったか」だけでなく、ファンがどれだけ深く、長く、濃く「推し」を語っているかを反映し、お笑いファンの“推しへの熱量”を可視化しました。

前回発表した「2025年上半期 推し芸人ランキング」に続き、令和ロマンがトップを獲得し、3連覇を達成しました。ランクインした芸人に関する記事を分析すると、「面白かった」で終わらず、「なぜ面白かったのか」「どこに惹かれたのか」を自分なりの言葉で整理し、理解を深めようとする姿が、多くの記事から見えてきました。

2025年 推し芸人ランキング TOP30 概要

2025年上半期のトップ10から6組が入れ替わり、新たな顔ぶれがランクインしました。レジェンドから若手まで、世代を超えた注目の30組が顔をそろえています。

1位:令和ロマン

前人未到のM-1グランプリ2連覇を達成した令和ロマンが、推し芸人ランキングでは3連覇を達成しました。note上では、漫才の構造やロジックを読み解く考察記事が数多く投稿されています。「情報量が多いのに最後には一本の線として回収される」「完成形を逆算して作られている漫才」といった評価が繰り返し語られ、単なる話題性だけでなく、「理解すると、さらに深く笑える存在」として推されていることが分かりました。

笑いの瞬間だけでなく、「何段目のロジックを踏んでいるのか」「どんな設計で笑いを作っているのか」を楽しむ記事も多く、“考察したくなる芸人”としての人気が際立つ結果となりました。

松井ケムリに産後うつを救ってもらった話|おかき

https://note.com/piyonikki/n/n68feeeeac327

令和ロマンのM-1グランプリ漫才を全文書き起こしてみてわかった5つのこと|宇都宮秀男

https://note.com/tokyoyaji/n/n7cb1e6defc00

高比良くるま『漫才過剰考察』を読んだ話と私なりのこだわりを持って見るM-1の楽しみ方。|153

https://note.com/153cm_today/n/nfa81121df8da

M-1はなぜ、高比良くるまに乗っ取られてしまったのか|kkk_out

https://note.com/kkk_out/n/n745c10844bb4

2位:ダウンタウン

配信サービス『DOWNTOWN+』は開始からわずか2週間で加入者数50万人を突破し、大きな話題となりました。

noteでは、ネタや番組そのものだけでなく、「90年代」「テレビ史」「以後の芸人」といったキーワードとともに語られるケースが目立ちました。「笑いのルールそのものを変えた存在」「時代や空気ごと作品として残っている」といった表現からは、ダウンタウンがお笑いやテレビ史と関連づけて言及されるケースが多いことがうかがえます。

【ガキ使】ダウンタウンのトークが面白すぎる|塩がわ

https://note.com/shio_gawa1104/n/n4552dbcc9bcc

偶然か計算か — ダウンタウンを愛する者たち|まーらいおん

https://note.com/manga_maasan/n/nd31123b8bb99

 

泣いたらあかん夜に、笑いが救ってくれた|ひろし 

https://note.com/kappahiroshi/n/n93de481f8028

 

俺の松本人志論(ガキの使いのトークの看板から歴史を振り返る)|ファイΦ

https://note.com/fine_plover577/n/n348de76ebe83

3位:春とヒコーキ

note上では、「積み上げてきた時間」「作り方を選んできたコンビ」といった言葉で語られる記事が多く集まっています。ネタの精度や、誠実な構造に注目した分析的な記事にくわえ、「静かだけど、確実に前に進んでいる」という評価も目立ちました。一時的なブレイクではなく、長い目で応援したくなる存在として、強い支持を集めています。

どうしても言っておきたい、私がバキ童を好きな理由|379

https://note.com/ivorychat/n/na5fd14a5d85e

【悲報】46歳女性、美しく暮らしたいのに、バキ童チャンネルを観てしまう|れん|午後の手帖

https://note.com/ren_gogodiary/n/nfcdc279b7315

春とヒコーキに命を救われた話|ガサガサマンジュウガニ

https://note.com/chan_jyun_chan/n/n614e47d9745b

春とヒコーキ 土岡の『映画の話をドガチャガする本』がとても良かった|食う寝るサンダース

https://note.com/kuneru_sanders/n/n596914fb8e8e

春とヒコーキのおふたりは、ご自身もnoteで発信をされています。日常のできごとやイベントの振り返りレポートなどさまざまな投稿がありますので、ぜひあわせてご覧ください。

ぐんぴぃさん:https://note.com/gunpee2 /土岡さん:https://note.com/teppe01

AI分析から見えた、芸人推しの4つの熱量タイプ

今回のランキングでは、noteに投稿されたお笑い芸人に関する記事をAIで解析し、ファンがどのような文脈・距離感で芸人を推しているのかを、以下4つの観点から可視化しました。

  • 没入行動・資源投下:ライブ・劇場・配信視聴・遠征など、どれほど行動とリソースを投じているか

  • 継続性:推している期間や、時間とともに深まっていく関係性

  • 観察・分析深度:ネタ構造や思想、キャリアまで含めてどれほど言語化されているか

  • 情緒的同一化:笑いを超えて、人生や感情の一部として結びついているか

分析の結果、投稿数や話題性だけでは捉えきれない、ファンと芸人の関係性の深さや傾向が見えてきました。

没入行動・資源投下:「劇場・現場主義」で推される芸人たち

没入行動・資源投下のスコアが高かったのは、黒帯、囲碁将棋、ヤーレンズ、ダウ90000などです。これらの芸人について書かれたnoteでは、「劇場で観て初めて完成する」「何度も足を運んでいる」といった表現が多く、ライブや現場での体験そのものが推しの中心になっています。

ヤーレンズについては「客席の反応までふくめて完成する漫才」、囲碁将棋については「構造を理解した瞬間に、一段深く笑える」といった記述が目立ちました。テレビでの露出だけではなく、“体験としての笑い”にリソースを投じている様子がうかがえます。

継続性:長く“付き合ってきた”芸人へのロイヤリティ

継続性が高かったのは、オードリー、ランジャタイ、爆笑問題、空気階段などです。記事の中では、「若手の頃から追っている」「人生のフェーズごとに見え方が変わってきた」といった語りが多く見られました。

ランジャタイに関する記事では、「なぜ笑っているのか説明できないまま、何年も追いかけている」という表現が象徴的です。時間を共有してきた相手としての存在感が強く表れていました。また空気階段については、「売れる前から今まで関係性を見てきた」「変わり続けている過程を追っている」といった記述が多く、継続的に“見守られてきた”芸人であることが分かります。

観察・分析深度:ネタ構造や思想まで読み解かれる“考察対象型”芸人

観察・分析深度がとくに高かったのは、令和ロマン、ダウ90000、春とヒコーキ、囲碁将棋などです。これらの芸人については、 「ロジック」「構造」「設計」「回収」といった言葉が何度も使われ、なぜ面白いのかを言語化しようとする姿勢が顕著でした。

令和ロマンについては、「何段目のロジックを踏んでいるかを考えながら笑っている」という記述もあり、理解そのものが楽しみになる笑いとして受け取られていることが分かります。

情緒的同一化:笑いが人生と結びついている芸人たち

情緒的同一化のスコアが高かったのは、ランジャタイ、黒帯、ダウ90000、春とヒコーキ、オードリーなどです。記事の中では、「感情だけが先に動く」「人生の横で一緒に見てきた」
といった表現が多く、笑いが個人の感情や人生の文脈と深く結びついていました。

オードリーについては、「二人の関係性そのものを見続けてきた」という語りが象徴的です。
芸人が“娯楽”を超えて、感情の拠りどころや、人生の伴走者として語られている点が特徴的でした。

<ランキング概要>

集計期間:2024年12月1日~2025年11月30日

集計対象:noteに芸人名のハッシュタグをつけて投稿された記事

分析方法:当該記事の投稿数、投稿者数、PV数、文字数、内容をLLMで解析したデータ等を複合的に評価

noteで広がる「書く」お笑いの推し活

noteでは、推し活が人気のジャンルとして定着しています。2025年には、「#お笑い」のハッシュタグを使って記事を投稿した人が前年比で約1.5倍(※)に増加しました。特に賞レース後は、漫才やコントの分析や熱い感想であふれるなど、「お笑い」ジャンルでも推し活文化が根付きつつあるようです。

noteでは、閲覧数による広告収入が書き手に発生しません。そのため、好きなものを語りたいという純粋な動機からうまれる記事が多いのが特徴です。読者は他の人の感想や考察を通じて、自分の考え方を深めたり共感を得たりしています。こうしたnoteの特性が、あふれる推しへの想いを受け止める場所として機能しています。

さらに、「見る」だけでなく推しへの想いを言葉にすることで、同じ気持ちを持つひと同士がつながることもできます。熱心なファンが「“布教”する(広める)」記事は、新しいファンを生み出すきっかけにもなり、推し活文化をさらに豊かなものにしています。

(※)2023年12月1日~2024年11月30日と、2024年12月1日~2025年11月30日の期間を比較

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note株式会社

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