株式会社東京ドームのプレスリリース
スーパー戦隊シリーズ第29作『魔法戦隊マジレンジャー』(2005年)の放送開始20周年を記念したイベント「魔法戦隊マジレンジャー 20th Anniversary お久しぶり!魔法家族 ~マージ・ジルマ・マジ・ジジル~」を、2025年12月14日(日)、東京ドームシティ シアターGロッソにて開催しました。
当初は全3回公演の予定でしたが、告知直後から大きな反響をいただき、急きょ“延長戦”を含む全4回公演が実現しました。20年の時を経ても色あせない『マジレンジャー』への深い愛と熱量を、改めて証明する一日となりました。
以下、各公演のハイライトをご紹介します。
取材・執筆・撮影/秋田英夫
■オープニング:魔法家族、集結
オープニングでは、小津翼(演:松本寛也)の「行くぞ!」を合図に、小津兄妹が「魔法変身、マージ・マジ・マジーロ!」、ヒカル先生(演:市川洋介)が「天空変身、ゴール・ゴル・ゴルディーロ!」と唱え、幕が開くと同時にマジレンジャーが勢ぞろい。名乗りポーズが決まった瞬間、会場は割れんばかりの歓声と拍手に包まれた。続いて、松本寛也、 甲斐麻美(小津 麗 役)、別府あゆみ(小津 芳香 役)、伊藤友樹(小津 蒔人 役)、市川洋介、渡辺梓(小津 深雪 役)らメインキャストが登場し、待ちわびたファンと再会を果たした。
■第1回公演ハイライト:原点を振り返る
第1回公演では、Stage.22「京都でデート? ~ルーマ・ゴルド~」の生オーディオコメンタリー上映を実施。ヒカル先生登場間もない時期の思い出として、松本は「新キャラに人気を持っていかれるのではと警戒していた」と笑いを誘い、伊藤は「一目見て勝てないと思った」と当時の衝撃を回想した。
続くトークコーナー「てるこの部屋2025」には、当時の広報担当・たかのてるこ氏と、プロデューサーの塚田英明氏が登場。関西弁全開の軽快なトークで、キャストと観客を巻き込み、会場は終始爆笑に包まれた。
公演の締めくくりでは、別府が「20年もの間、愛され続ける作品に携われたことは人生の宝物」と語り、感極まって涙を見せる場面も。伊藤がすかさずハンカチを差し出すなど、“魔法家族”らしい温かなやりとりが印象的だった。
■第2回公演ハイライト:20年の重み
第2回公演の生オーディオコメンタリーではStage.35「神々の谷 ~マジ・マジ・ジジル~」を上映し、物語後半の重厚な展開を、当時の記憶とともに振り返った。
松本の提案で「全員そろっての魔法変身」が実現。忘れかけたポーズを“家族会議”で確認し合う微笑ましい光景の後、完璧にシンクロした変身シーンが披露され、会場は大きな歓声に包まれた。
また、「あの頃君は若かった」と題した思い出写真コーナーでは、塚田英明プロデューサーと宇都宮孝明プロデューサーも参加。懐かしい撮影現場の裏話に、客席からは感嘆の声が上がった。渡辺は、劇中で深雪が残した言葉を引用し、「勇気が魔法を教えてくれる」というメッセージをファンへ贈った。
■第3回公演ハイライト:物語の到達点
第3回公演は、キャストが客席通路を使って登場するダイナミックな演出で幕を開けた。生コメンタリー上映はFinal Stage「伝説への帰還 ~マージ・マジ・マジェンド~」。極寒のロケを振り返りながら、8人そろって名乗る名シーンの意義が語られた。
続く「魔法呪文講座」では、塚田・宇都宮両プロデューサーが、マージフォンに込められた10の呪文設定を解説。塚田プロデューサーから「今回のイベントのタイトルは、今までテレビシリーズでも使ったことのない呪文の組み合わせになっています」と説明して、ファンをどよめかせた。「~マージ(我)・ジルマ(あなた)・マジ(超)・ジジル(現れる)~」=「私たち(キャスト・スタッフ)とファンのみなさんが、魔法の大いなる力によって、このGロッソで(20年ぶりに)出会う」という今回のイベントタイトルに込められた意味が明かされ、会場は大きなどよめきに包まれた。
市川は、現在教職に就きながらも海外で『マジレンジャー』が知られているエピソードを披露し、「本日の授業はこれまで!」とヒカル先生らしく締めくくった。甲斐は「可能性は作れるもの」という作品の言葉に支えられてきた人生を語り、麗として未来への祝福を贈った。
■第4回公演(延長戦):奇跡の集大成
延長戦となる第4回公演では、オリジナル・スーツアクター6名が集結。20年前と変わらぬ切れ味の名乗りポーズに、会場は最高潮の盛り上がりを見せた。さらに、小津勇役の[u1] 磯部勉と渡辺を迎えた“魔法家族”トークでは、ウルザード=父・勇の設定秘話や、世代を超えた絆が語られた。
最後に松本は、集まったファンと、来場が叶わなかったファン双方への感謝を述べ、「この思い出をぜひ広めてほしい」と呼びかけた。伊藤も、イベントを支えた松本の尽力を称え、深い拍手が送られた。
■エンディング
全公演のラストは、全員そろっての「マジで決めたぜ! マジレンジャー!!」。20年という時を越え、キャスト・スタッフ・ファンが再び“魔法”で結ばれた一日となった。
画像クレジット:(C)東映
シアターGロッソでは、今後も「スーパー戦隊シリーズ」をはじめとする多彩なイベントや、迫力あるヒーローショーを展開していきます。さらなる進化を続けるシアターGロッソの今後の取り組みに、ぜひご注目ください!
シアターGロッソ
50年以上開催されてきたヒーローショーの準専用劇場。照明・音響の基本設備のほか最新
の映像システムを完備し、ミュージカルや音楽イベントにも使われるほか、研修や講演会にも対応。
開場: 2009年
階数: ジオポリス地下1階~地上1階
座席数: 765席(別途、車椅子3台対応スペース有
【チケット好評発売中!】
シアターGロッソで好評開催中のスーパー戦隊シリーズ「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系)のヒーローショーシリーズ第3弾「素顔の戦士特別公演」を、2025年12月27日(土)より開催します。Gロッソオリジナルストーリーで繰り広げられる、熱いナンバーワンバトルもお見逃しなく!
シリーズ第3弾<素顔の戦士特別公演>概要
◎タイトル:ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーショー シリーズ第3弾「強敵襲来!狙われた指輪の力!!」
◎期間:2025年12月27日(土)~30日(火)、2026年1月2日(金)、3日(土)~25日(日)の土・日・祝
◎公式サイト:https://at-raku.com/hero/
※公演時間やチケット購入方法などの詳細情報は、公式サイトにてご確認ください。
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