Z世代・ミレニアル世代に聞く、今あえて習い始めた楽器とそのきっかけとは?アンケート調査

楽器演奏が「メンタルケア」につながる実態も明らかに。

株式会社inoteのプレスリリース

日本の音大生・音楽家が発信する音楽メディア「Music Diversity」を運営する株式会社inote(本社:大阪府北区、代表取締役社長CEO:伴 結生)は、ここ3年以内に楽器を始めた10代後半〜40代前半の男女300名を対象に、「楽器演奏に関する実態調査」を実施しました。

本調査では、デジタルネイティブ世代が選ぶ楽器のトレンド、SNS時代特有の練習方法、そして楽器演奏がメンタルヘルスに与える影響を明らかにすることを目的としています。

調査サマリ

  • 今選ばれている楽器は「ピアノ」が1位(約3割)。次いで「アコースティックギター」「エレキギター」が人気

  • 始めるきっかけは「昔の楽器への再挑戦(リベンジ)」と「YouTube・TikTok動画の影響」

  • 練習方法の主流は「YouTubeなどの動画で独学」。教室に通わず自分のペースで楽しむ層が拡大

  • 楽器を始めて良かったことTOP2は「ストレスが減った」「自己肯定感が上がった」。メンタルケアとしての側面も

最も選ばれたのは「ピアノ」。ギター、ウクレレなど「弾き語り」親和性の高い楽器も人気

ここ3年以内に始めた楽器を尋ねたところ、最も回答が多かったのは「ピアノ」(34.0%)でした。

次いで「アコースティックギター」(17.0%)、「エレキギター」(10.0%)と続いています。

  1. ピアノ(34.0%)

  2. アコースティックギター(17.0%)

  3. エレキギター(10.0%)

  4. ウクレレ(8.3%)

  5. ベース(6.7%)

ピアノは自宅で練習しやすく、電子ピアノの普及により初期費用も抑えられることから、幅広い世代に選ばれています。

また、ギター系楽器も根強い人気を保っており、アコギとエレキを合わせると27.0%に達します。

きっかけは「再挑戦」と「動画視聴」。SNS時代の新しい動機

楽器を手に取った一番のきっかけは、「昔やっていた楽器の再挑戦」(26.7%)が最多となりました。

一方で、「YouTubeやTikTokの演奏動画を見て」(18.0%)という回答も多く、SNSで演奏動画を目にする機会が増えたことが、新たな楽器人口の増加に寄与していることが伺えます。

  1. 昔やっていた楽器の再挑戦(26.7%)

  2. YouTubeやTikTokの演奏動画を見て(18.0%)

  3. 自宅で過ごす時間が増えたから(18.0%)

  4. 好きなアーティスト・アイドルの影響(10.7%)

  5. 仕事のストレス解消・デジタルデトックスとして(10.0%)

4人に1人以上が「再挑戦」を選んでおり、学生時代に触れていた楽器を大人になってから改めて始める層が多いことが明らかになりました。

また、YouTubeやTikTokなどのデジタルプラットフォームでの演奏動画が、楽器学習の新たなきっかけとなっている点も注目されます。

「教室には通わない」が新常識? 動画サイトでの独学が圧倒的

練習方法については、「YouTubeなどの動画を見ながら独学」を選択した人が多数を占めました。

従来の「楽器=教室に通って習う」というスタイルから、無料の動画コンテンツを活用して手軽に楽しむスタイルへ変化しています。

  1. YouTubeなどの動画を見ながら独学(60.7%)

  2. 教則本・楽譜サイトを見ながら独学(42.0%)

  3. 音楽教室(対面レッスン)に通っている(18.0%)

  4. 専用アプリやゲームを使って練習(6.3%)

  5. オンラインレッスンを受けている(1.7%)

音楽教室やオンラインレッスンを利用している方は全体の約3割(32.7%)で、約7割(67.3%)が独学または身内から教わっていることが分かりました。

無料で質の高い教材にアクセスできるデジタル環境が、独学での楽器学習を後押ししていると考えられます。

約半数が実感。「自己肯定感」と「ストレスケア」への効果

楽器を始めてから生活やメンタルにどのような変化があったかを尋ねたところ、最も多かった回答は「ストレスが減った」(29.7%)でした。

次いで「自己肯定感が上がった」(22.0%)となり、楽器学習がメンタルヘルスに良い影響を与えていることが明らかになりました。

  1. ストレスが減った(29.7%)

  2. 自己肯定感が上がった(22.0%)

  3. スマホを見る時間が減った(16.3%)

  4. 特に変化はない(15.3%)

  5. 仲間ができた(10.3%)

楽器演奏は没頭できる趣味として機能し、日常のストレス解消に役立っているようです。

また、「できなかったことができるようになる」という成長実感が自己肯定感の向上につながっていると考えられます。

本調査の詳細結果は、以下のページでご覧いただけます。

楽器ごとの詳細なデータや、回答者の生の声(エピソード)も掲載しています。

https://music-diversity.jp/gen-z-millennial-instrument-survey

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調査概要

  • 調査タイトル:大人の楽器演奏に関する実態調査

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査対象:ここ3年以内に楽器を始めた10代後半〜40代前半の男女 300名

  • 調査期間:2025年12月15日〜12月17日

  • 調査地域:全国

  • 調査主体:株式会社inote

  • 注記:本アンケートは複数回答を含む設問があるため、合計が100%にならない場合があります

【引用に関するお願い】

本調査を引用する際は、出典として「Music Diversity」と記載し、ウェブの場合はURL(https://music-diversity.jp/gen-z-millennial-instrument-survey)へのリンクを設置してください。

記載例: Music Diversity「Z世代・ミレニアル世代の楽器学習に関する実態調査」, 2025年XX月XX日確認, https://music-diversity.jp/gen-z-millennial-instrument-survey

Music Diversityについて

「Music Diversity(ミュージックダイバーシティ)」は、音楽を学びたい人と音楽教育の架け橋となる専門メディアです。

音楽教室の比較情報、楽器の選び方、練習方法など、音楽学習に役立つコンテンツを現役音楽家や音楽大学生が執筆しています。初心者から経験者まで幅広い層に支持されています。


株式会社inoteについて

テクノロジーで芸術の新たな可能性を創造する」をミッションに掲げ、芸術家支援のためのプラットフォーム開発を中心に事業を展開しています。Music Diversityをはじめ、演奏者と依頼者をつなぐマッチングプラットフォーム「SHARE MUSICA」、アーティストがファンから応援チップを受け取れる「noteyell」など、音楽・芸術領域でのテクノロジー活用を推進しています。

また、受託開発事業では、Webサービス開発やオウンドメディア・ECサイト制作を手がけ、SEOに強いサイト構築とデザインから運用までワンストップでのサポートを提供しています。

  • 社名: 株式会社inote(アイノート)

  • 設立: 2024年1月16日

  • 代表者: 代表取締役 伴 結生

  • 事業内容:

    • 芸術家支援プラットフォーム事業(SHARE MUSICAnoteyellMusic Diversity

    • Webサイト・システムの開発・運用

    • オウンドメディア・ECサイト制作

  • 所在地: 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号 大阪駅前第2ビル12-12

  • URL: https://inote.jp/

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メールアドレス:info@inote.jp

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お問い合わせフォーム:https://inote.jp/contact/

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