2026年1月4日(日)午後4時30分から午後5時30分 放送 【東海ローカル】
東海テレビ放送株式会社のプレスリリース
2025年の年の瀬、将棋界のスーパースター藤井聡太六冠(23)と、お笑い界のトップスターかまいたちが夢のコラボを果たしました。
この番組は、将棋界の“今”を象徴する藤井聡太六冠の素顔と、その思考の深奥に迫るトークバラエティ。笑いの最前線を走るかまいたちが聞き手となり、普段はなかなか語られることのない勝負の裏側や、敗戦からの立ち直り方、そして未来への展望を引き出します。
【藤井六冠&かまいたちの“初詣ロケ”が実現】
番組冒頭は、“将棋の聖地”として知られる鳩森八幡神社(東京・渋谷区)からスタート。
初詣や将棋堂の見学、「王手みくじ」など、新春らしい企画を通じて、藤井六冠の穏やかで親しみやすい一面を描きます。ロケならではの自然体な表情と、かまいたちの軽快なやりとりが、将棋ファンのみならず幅広い視聴者を惹きつけます。
【サプライズで“強敵”が登場】
スタジオでは、2025年の一年を藤井六冠自身が振り返る「自己評価グラフ」を作成。タイトル防衛の喜びだけでなく、敗戦時の葛藤や長考に込めた思考を率直に語ります。さらに、同い年の伊藤匠二冠がサプライズで登場。王座戦の名勝負を当事者同士の視点で振り返る特別対談も実現しました。トップ棋士同士の緊張感と敬意が交錯する、貴重なトークが繰り広げられます。
【知られざる素顔が次々と…】
後半では、棋士仲間を迎え、「お年玉争奪!藤井聡太六冠クイズ」を展開。スマートフォンで撮った写真、カラオケ経験、よく見る夢、性格を将棋の駒に例えると何か、タイムマシンで行きたい場所――など、盤外の意外な一面が次々と明らかになり、スタジオは笑いと驚きに包まれます。
【藤井六冠&かまいたち ゲン担ぎで餅つき!?】
エンディングでは、ゲン担ぎの餅つきをして、雑煮を食べながら、新年の抱負を語りました。藤井六冠の「粘り強く成長し続けたい」という言葉が、番組を力強く締めくくります。
将棋の奥深さ、勝負の厳しさ、そして頂点に立つ者の人間性。知性とユーモアが融合した、新春にふさわしい唯一無二の特別番組を、ぜひご覧ください。
【番組プロデューサーより】
この番組で一番大切にしたのは、「藤井聡太さんを天才棋士“特別な存在”としてではなく、“一人の人間”として描くこと」でした。
勝負師としての強さだけでなく、迷いや葛藤、そしてそれをどう乗り越えようとしているのか。その思考のプロセスこそが、藤井さんの最大の魅力だと感じています。
かまいたちさんの存在は、その魅力を引き出すうえで欠かせませんでした。笑いがあるからこそ、本音が生まれ、将棋の話も自然と身近なものになります。
将棋ファンの方はもちろん、「将棋は難しそう」と感じている方にも、気負わず楽しんでいただける番組になったと思います。知性とユーモアが交差する時間をお届けできれば幸いです。
プロデューサー 伏原健之(東海テレビ)
【出演】
藤井聡太
かまいたち(山内健司 濱家隆一)
伊藤匠
高見泰地
佐々木海法
音楽:村井秀清
【東海テレビの“藤井聡太シリーズ”第10弾】
東海テレビでは、放送エリアである愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七冠の取材を、約10年前の小学校6年生の頃から続けています。プロ入り前のまだ何者でもない“聡太くん”は、その後、史上最年少の14歳2か月でプロ棋士になり、デビューから29連勝しました。当時(2017年7月)、東海テレビはドキュメンタリー番組「藤井聡太14才」を放送。それ以来、ほぼ毎年“藤井聡太シリーズ”として番組を放送し続け、今回で第10弾となります。このシリーズは、地元の英雄“聡太くん”の成長と夢の軌跡を“定点観測”できる名物番組です。
※これまでの放送実績
「藤井聡太14才」 2017年7月 ※デビュー29連勝
「藤井聡太15才」 2018年1月
「藤井聡太17才」 2020年7月 ※初タイトル「棋聖」獲得
「藤井聡太18才」 2021年1月
「藤井聡太19才」 2022年1月
「藤井聡太20才」 2023年1月
「藤井聡太八冠」 2023年10月 ※八冠制覇
「藤井聡太21才」 2024年1月
「藤井聡太とかまいたち」2025年1月