アニメ『妖怪学校の先生はじめました！』挿入歌で注目のsEinaがAnlyを迎えた楽曲『One Bite』を発表。小説『花も団子も -春呼ぶ和菓子と奈良の町-』イメージソング

株式会社福プロダクションのプレスリリース

透明感のある声で支持を広げてきたsEina（セイナ）が、2025年12月23日に最新楽曲『One Bite (feat. Anly)』をリリースした。

本作はシンガーソングライター Anlyを迎えたコラボレーション楽曲であり、ことのは文庫『花も団子も – 春呼ぶ和菓子と奈良の町 – 』（著：いのうええい）のイメージソングとして書き下ろされた一曲である。

なお、sEinaがことのは文庫作品のイメージソングを担当するのは、『親愛なるカンパニュール – あなたに花を贈る理由 – 』（著：柑実ナコ）に続き今回が2作目となる。

奈良の町、春、和菓子といった物語のモチーフをsEinaとAnly、二人の歌声が重なり合うことで立体的に表現。また本作はsEinaの楽曲の中でもアップテンポな一曲であり、表現の幅を広げる挑戦的な作品として位置づけられている。

sEina – Bellflower (Official Lyric Video)

Produced by YUYU

sEinaは本作について、次のようにコメントしている。

「物語を通して描かれる感情の変化や、人と人との距離が少しずつ縮まっていく様子に心を動かされました。楽曲では、“ひとくちの幸せ”をきっかけに、受け取った優しさを誰かに渡したくなるような変化を、味や温度のイメージで表現しています。静かに訪れる春の気配を、音と言葉で感じてもらえたら嬉しいです。」

また、本作でコラボレーションした Anly は次のように語っている。

「sEinaさんの柔らかな歌声が、物語に登場する和菓子や登場人物の心情を自然と思い浮かばせてくれました。軽やかな楽曲の中に旭の心の揺れが感じられる一曲なので、ぜひ作品と一緒に楽しんでほしいです。」

『One Bite (feat. Anly)』は、物語性の高い原作の世界観に、sEinaとAnlyそれぞれの感性が重なり合うことで完成したコラボレーション楽曲である。小説を読んだ後にも、楽曲を聴いた後にも、ふと誰かを想い返したくなる——そんな余韻を残す一曲として原作とあわせて楽しんでほしい。

花も団子も -春呼ぶ和菓子と奈良の町-

著：いのうええい　/　イラスト：うごんば

(C)いのうええい (C)マイクロマガジン社

奈良の古びた和菓子屋『ことこと庵』を預かる新米和菓子職人の紺野旭（こんの・あさひ）には「天敵」がいる。
それはこの店の店主兼和菓子作りの師匠の有楽（ゆうらく）という妖（あやかし）だ。
店を放ってほっつき歩くこの天敵はたまに帰ってくると、弟子が必死で作った菓子を勝手に「面白い（が謎の）和菓子」に作り変えたりしては自由気ままに過ごしている。
古より伝わる和菓子を愛する人と妖。
彼らはぶつかり合いながらも店を訪れる悩めるお客さんの心を優しくほどいていく。
しかし、そんな二人にはお互いが知らない、ある「秘密」があった。

About：sEina

宮城県出身のシンガーソングライター、sEina（セイナ）。SNSに投稿した弾き語りから注目を集め、“透明感のある声”で支持を広げてきた。2025年1月に1stシングル『Float』でデビューし、日本語と英語を織り交ぜた独自の世界観を描く。さらにアニメ『妖怪学校の先生はじめました！』挿入歌『Eyes on Me』に抜擢されるなど、活動のフィールドを拡大している。

About：Anly

沖縄県・伊江島出身のシンガーソングライター。

英語詞、日本語詞、様々なジャンルの音を楽曲の随所に感じさせるミックス感覚、ループ・ペダルを駆使したソロ・ライブ、バンド編成ライブ、アコースティック・ギター弾き語りなど、イベントや会場にあわせパフォーマンス・スタイルを変え、日本国内に留まらず、香港、台湾、イギリス、ドイツ、アメリカ、カナダ、スペインなど海外でのライブも行う。

ドラマ主題歌・人気アニメOP/ED曲・映画音楽・CM曲など数多くの楽曲を手掛けている。