講談×オペラ×第九の異色のコラボ!『ビリケン座 船場deフロイデ!』旗揚げ公演を開催

〜伝統芸能と西洋音楽の融合による新たな舞台表現を発信〜

田村駒株式会社のプレスリリース

旭堂南歩(講談師)/池田真己(声楽家)/中村圭介(ピアニスト)/ビリケン座 船場deフロイデ ! 特別合唱団の皆様

繊維専門商社の田村駒株式会社(大阪本社:大阪府大阪市 東京本社:東京都渋谷区、代表者:堀 清人)は、当社がライセンスを展開する大阪のシンボル「ビリケンさん」を通じた文化支援プロジェクト「ビリケンクリエイターズオーサカ」の活動の一環として、舞台公演『ビリケン座 船場deフロイデ!』を2025年12月20日(土)に同社大阪本社にて開催し、無事終了いたしました。

本公演は講談とオペラを融合させ、ビリケンの歴史、ベートーヴェンの「第九」に込められた想いと作曲家の生涯を独自の視点で再構築したもので、来場者から高い評価を得ました。

●開催概要

公演名:ビリケン座 船場deフロイデ!

開催日:2025年12月20日(土)

会場:田村駒株式会社 大阪本社(大阪府大阪市中央区安土町3-3-9)

出演:旭堂南歩(講談師)/池田真己(声楽家)/中村圭介(ピアニスト)

主催:ビリケンクリエイターズオーサカ実行委員会

●開催背景

「ビリケンクリエイターズオーサカ」ではこれまでに5回のアートイベントを開催し、ビリケンの新たな価値創出に取り組んでまいりました。本プロジェクトでは、絵を描くアーティストに限らず、講談師やオペラ歌手も「クリエイター」と位置づけ、幅広い表現者の支援につなげたいと考えています。単に個別の上演を行うだけでなく、異色のコラボレーションによって新たな価値を創造することに着目し、本企画のタッグが実現しました。年末という時期性も踏まえ、風物詩である「第九」をテーマに据えた構成でお届けしました。

●上演の模様

当日のハイライトはビリケン公式YouTubeにてご覧いただけます。

●出演者・主催者コメント

旭堂南歩(講談師)

「ビリケン座」という不思議な劇場にて、ビリケンさんの手のひらで?いや”足の裏”で(笑)、オペラ歌手 池田真己さんとのコラボレーション。それはそれは幸せな時間でありました。

「ビリケンさんはまさかのアメリカ生まれ!?」

「ベートーヴェンは耳の聴こえない中で第九を創り上げた!?」

「日本で初めての歓喜の歌は徳島でなの!?」

初めて知る歴史に出会い、物語を創作をする中で、ビリケンさんとベートーヴェンに、沢山の励ましをもらってる気持ちで。それを会場の皆さまにどれだけお渡しできるか。

結果、池田さんの全ての暗雲を吹き飛ばすかのようなパワフルな歌声に、会場の皆さまと一緒に「フロイデ(歓喜)」を共有できた気がします。

ご縁をくださった田村駒さんに感謝すると共に、これからもビリケンさんが僕らを見守り続けてくれますように。

ほんでまた、ビリケンさんの気が向いて「ビリケン座」を開いてくれますように♪

池田真己(声楽家)

これまで「異色のコラボレーション」と世間で聞いたことがありましたが、自分自身がその中心にいるとは思いませんでした。

「講談×オペラ 船場deフロイデ」、このビリケン座の記念すべき第一回目公演に携われたことは僕にとってはタイトル通りの正しくフロイデ(歓喜)でした。

今年2025年、コンクールを共に乗り越えてきたピアニスト 中村圭介さんとのステージで、私が日伊声楽コンコルソの第1位をいただく過程で歌った3曲を披露させて頂き、ようやく大阪・関西のお客様の前でこの二人を聴いていただけました。あの間近でオペラのワンシーンを聴いていただく機会はそう多くはありませんので楽しんで頂けたのか、歌声で驚かせてしまったか、ヒヤヒヤしています。

本編で、講談師 旭堂南歩さんの凄まじさを体感しました。

私自身は何かを作り出す人間ではなく、大作曲家が残した作品を借りて演奏しているに過ぎず、南歩さんの創作講談はすごいことだと思います。

とは言え、より良いコラボの在り方は暗中模索でした。二人であーだこーだと意見を出し合った打ち合わせを思い出すと、正しくベートーヴェンの言葉「苦悩を突き抜けて歓喜に至れ」に通ずるものがあるのではないかと思います。

と、言っても全編を通じて構成したのは、他ならぬ旭堂南歩さんですので(笑)僕はそこに歌の合いの手を入れたに過ぎません。

ですが、こうやって構成・創作の過程を間近に見ると、自分自身も何かしら生み出してみたい、と刺激をもらいました。

こんな面白い企画を立ち上げてくださった田村駒さん、そしてビリケンさんに心からの感謝を申し上げます。

ご来場のお客様を始め、皆様、良いお年をお迎えください。

田村駒株式会社 ブラントビジネス室 西川(主催)

ビリケンさんが支配人を務める、謎の劇場、ビリケン座の一回目の興行を飾るのにふさわしい、不思議でユニークな演目として、講談とオペラを組み合わせたら面白いものができるのでは。いやそれ以上に旭堂南歩と池田真己という二人の演者が競演すると、皆さんにも喜んでもらえるエンターテイメントになるのでは!という思いつきで始めた企画でした。

お二人は私の想像していたものを超えて、素晴らしい語りと歌を披露してくれました。

お二人とともに、出演していただいたピアニストの中村圭介さん、船場deフロイデ!特別合唱団の皆さま、スタッフの皆さま、そして何よりこの興行に足を運んでいただいた観客の皆さま、本当にありがとうございました。

本公演にご来場いただいた皆さま、関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。田村駒はこれからも、ビリケンを通じて多様な表現者の創作を後押しし、地域文化の活性化に寄与してまいります。

●会社・プロジェクト概要

田村駒株式会社

1894年(明治27年)創業の生地・アパレル製品・雑貨・寝装寝具および建築・産業資材等を取り扱う専門商社。大阪のシンボル「ビリケンさん」のライセンスを展開。その活動の一環として、企業の社会的責任を果たすべく文化・芸術支援に積極的に取り組んでいる。

https://tamurakoma.co.jp/

ビリケンクリエイターズオーサカ

田村駒株式会社が運営する、ビリケンさんを通じた文化支援プロジェクト。“ビリケンをアートに、オーサカを元気に”をテーマに、様々なクリエイターの才能を支援・発信している。本公演は、プロジェクト初となる舞台芸術分野での取り組みとなる。

https://www.billiken.jp/


本リリースに関するお問い合わせ

田村駒株式会社 ブランドビジネス室

担当:中山

contact@billiken.jp

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