著者の5人(安宅晃樹アナ、佐々木恭子アナ、島田彩夏アナ、西山喜久恵アナ、宮司愛海アナ)が、本書の成り立ちや想いを語り合う座談会も収録。
株式会社徳間書店のプレスリリース
株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短篇小説集』を2026年1月28日(水)に発売いたします。

業界初!フジテレビのアナウンサー5人が「料理」をテーマに小説の執筆に初挑戦した短編小説集のタイトルが、『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短篇小説集』に決定、2026年1月28日(水)に発売することとなりました。
そして、カバーイラストは、入社2年目の上垣皓太朗アナが初挑戦!本書のタイトル「おしゃべりな食卓」をイメージした描き下ろしイラストです。
「上垣アナの好きなものを」という編集者のリクエストによって、にぎやかで華やかなカバーイラストとなりました。
本書は、料理は科学だと言い切るシェフ、家事育児のストレスに爆発して家庭での料理担当を夫に一任する母親、朝ご飯をめぐって親と喧嘩してしまう小学生、都会の生活を謳歌しつつ故郷の梅干しに惹かれるOLなど、「料理」をテーマに描かれる物語が連なるアンソロジー。
巻末には、著者の5人(安宅晃樹アナ、佐々木恭子アナ、島田彩夏アナ、西山喜久恵アナ、宮司愛海アナ)が、本書の成り立ちや想いを語り合う座談会も収録しています。
舞台も主人公も、時代も違いながら、共通するのは、物語の豊かな世界を通し、優しい気持ちになれること。
お腹も心も満たされる物語と、色彩鮮やかなカバーイラストをお楽しみ下さい。
●書誌情報

●上垣皓太朗アナ プロフィール

上垣 皓太朗(うえがき・こうたろう)
生年月日 2001年1月6日
出身地 兵庫県
入社年 2024年
趣味 銭湯で長風呂、AMラジオを聴く、歌ネタ漫才のカバー
特技 地形図を見ながら街を歩く、テストづくり(架空の学校を想定して)
●上垣 皓太朗アナ コメント
■カバーイラストの依頼があったときはどう思われましたか?
依頼があったときは素直に嬉しかったです。子供の頃から絵を描くことが好きで、ずっと鉄道や電車の絵を描いていたことを覚えています。中学、高校、大学と、描くことから離れてしまいましたが、社会人になって再びこのような貴重な機会をいただけるとは。
表現方法と一口に言っても、言葉の場合は、目で見たものや聞いたものを自分の言葉の能力の限界までしか表現できませんが、絵はもっと直感的に描けるのが楽しかったです。
■イラストに込めた想いは?
『おしゃべりな食卓』というタイトルを聞いて、食卓がカラフルだったらいいなと思いました。色使いや、いろんな地域の食があるとか、大人向け子供向けの食べ物が両方あるとか、“食の多様性”を表現したくて。『おしゃべりな食卓』ってことは、いろんな人がそこを囲んでいるはずですから。
●ご自身にとって「おしゃべりな食卓」とは?
実家が関西なので数ヶ月に1回程しか帰れませんが、その際の食卓は本当に話が止まらない!両親も私もずっと話して、夜7時ぐらいに始まった食卓が午前0時ぐらいまで5~6時間でもずっと話が止まらない!!話が食に彩りを与えることもあるのだと感じます。
●本書の読みどころを教えて下さい。
想像力ですね。ニュースを伝える立場であるアナウンサーは、事実や情報を誠実に伝えますが、その逆に位置する感情や想像の世界、想像の翼をどう広げているかに注目して読んでいただきたいです。アナウンサーの世界から一歩離れて、完全に100%フィクションだったらどんな世界が広がっているのかが堪能できる一冊。語彙力&表現力がそれぞれに個性がある小説に仕上がっている点も見所です!
上垣アナが初めてカバーイラストに挑戦する姿は、
フジアナ公式YouTube『フジアナch.』にて12月29日(月)より配信致します。
●著者&作品一覧
●安宅 晃樹(あだけ・こうき) 【作品タイトル】 満天のハンバーグ
料理を「化学」と信じる天才シェフ・龍。亡き妻の味を再現してほしいという常連客の願いに向き合う中で、数式では辿り着けない答えに直面する。偶然焦げた玉ねぎが呼び起こしたのは、記憶と愛情の味だった。
●佐々木恭子(ささき・きょうこ) 【作品タイトル】 カレーリレー
仕事と育児に追われ、限界寸前の那子。ある夜の小さな衝突をきっかけに、夫は「料理」を担う決断をする。家族をつなぎ直したのは、夜な夜な煮込まれる一鍋のカレー。役割を手放し、分け合うことで、食卓は再び温度を取り戻していく。
●島田 彩夏(しまだ・あやか) 【作品タイトル】 母からの梅干し
都会で働く未希は、失恋と挫折から心身の限界を迎える。実家から届いた母の梅干しを口にしたとき、忘れていた記憶と愛情がよみがえる。味の違いに気づき、帰郷した先で知るのは、変わらず支え続けてくれた母の想いと、自分を生き直す力だった。
●西山 喜久恵(にしやま・きくえ) 【作品タイトル】 鯛の鯛
旅館で育った少女・ふみは、忙しい母に甘えられず、朝食をめぐる出来事から大きな叱責を受ける。曾祖母と囲む鯛の浜焼きで、「許すこと」の意味と向き合い、家族の想いを知る。小さな骨〈鯛の鯛〉が、心の成長をそっと導く物語。
●宮司 愛海(みやじ・まなみ) 【作品タイトル】 もやもやのロールキャベツ
仕事に追われる三十一歳の真美は、金曜の夜、一人でロールキャベツを作る。刻み、包み、煮込む工程の中で、結婚や仕事、過去の恋へのもやもやが静かにほどけていく。選ばなかった人生も抱きしめながら、「今の自分」で生きていいと気づく。
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