乙武 洋匡 年頭所感を生成AI動画で制作、2026年元旦公開― 生成AIが年頭所感を語る時代に。カスタマークラウドと協業、トップメッセージの形式転換を示す

カスタマークラウドは、2026年を「第二創業元年」と定め、AGI時代を前提とした価値創出を社会インフラへと実装する新たな挑戦を開始。日本発のグローバルAIスタートアップとして、渋谷を起点に世界へと展開

カスタマークラウド株式会社のプレスリリース

カスタマークラウド株式会社(代表取締役社長:木下寛士、本社:渋谷スクランブルスクエア)は、日本の作家・タレントで政治活動家の 乙武 洋匡 氏と協業し、生成AI動画による「2026年 年頭所感」を制作し、1月1日に公開した。年頭所感という象徴的なトップメッセージを、実写撮影ではなく生成AIによって制作・配信する取り組みは、日本では先行事例となる。

▼ AIアバターによる新年メッセージ特設ページ(年頭所感LP)
年頭所感をAIアバターで生成・配信する取り組みの概要、参加者情報、公開コンテンツを掲載
https://www.customercloud.co.jp/event/aiavatargen/newyear2026/campaign/

 年頭所感に広がる生成AI活用 

年頭所感は、個人や企業、団体が新年にあたり社会や関係者へ向けて意思や方針を示す、年始の恒例行事として定着してきた。従来は対面や実写映像による発信が主流だったが、生成AI技術の進展により、制作コストや時間、発信手法に大きな変化が生じている。

生成AIを用いることで、撮影環境を必要とせず、短期間での制作や複数チャネルへの展開が可能になる。年頭所感を一度きりの発信にとどめず、用途や対象に応じて再編集・再配信できる点も特徴だ。

 「#AIサンタ」から年始コミュニケーションへ 

カスタマークラウドは2025年、生成AI動画を活用した「#AIサンタ」企画を展開し、SNSを中心に大きな反響を得た。季節性キャンペーンとしての成功を踏まえ、今回、よりフォーマルで象徴性の高い年頭所感へと生成AI動画の活用範囲を広げた。

同社は2026年を、AIが企業や個人の意思表明のあり方を変える転換点と位置づけ、年始コミュニケーションへの本格実装を進めている。

 乙武 洋匡氏のメッセージをAIアバターで表現 

今回公開された年頭所感では、乙武氏の思想や語り口をもとに設計されたAIアバターがメッセージを伝える形式を採用した。本人の出演や実写撮影を前提としない設計により、身体的制約や撮影条件に左右されない表現が可能となっている。

この手法は、発信機会の拡張に加え、トップメッセージをチャネル別・用途別に展開しやすくする点でも注目される。

 トップメッセージの「資産化」が進む 

生成AI動画の活用により、年頭所感は「一度きりの挨拶」から、再利用可能な情報資産へと変化しつつある。長尺動画だけでなく、短尺クリップとしてSNS向けに展開することや、対象別に内容を調整することも技術的に可能だ。

海外では、経営者メッセージや社内向け動画にAIアバターを用いる事例が増えており、日本でも同様の動きが広がる可能性がある。

 慣例行事に訪れる形式転換 

年頭所感という慣例的な行事に生成AIを取り入れた今回の取り組みは、AI活用が実験段階から社会実装フェーズへ移行しつつあることを示す事例といえる。トップメッセージのあり方は今後、技術進化とともに再定義されていきそうだ。

乙武 洋匡(おとたけ・ひろただ) 

作家、社会活動家。1976年生まれ。
大学在学中に執筆した『五体不満足』がベストセラーとなり、以降、教育・福祉・多様性・社会参加をテーマに一貫した発信を続ける。
近年は、テクノロジーと人間の関係性、対話の在り方、分断を乗り越える社会の構築について積極的に言及。
AIやデジタル技術を「効率化の道具」ではなく、人と人をつなぐための“補助線”として捉え、社会における新たなコミュニケーションの可能性を模索している。


年頭所感|渋谷から世界へ、羽ばたけ。

https://youtu.be/ys-1xjjMOiU

2026年、カスタマークラウドは次の成長フェーズへ移行します。

私たちはこの年を「第二創業」と位置づけ、バリュエーションを軸とした、グローバルスタンダードでの事業展開へ本格的に移行します。

これは、事業モデル・組織・プロダクトを、資本市場の評価軸に適合させるフェーズへの転換を意味します。

当社が開発・展開するAGI技術は、もはや技術優位性そのものを競う段階にはありません。

それは、事業をスケールさせるための前提条件であり、今後の競争力は、技術をいかに再現性のある事業構造に組み込めるかによって決まります。

私たちが重視しているのは、AGIを単体のプロダクトとして提供することではなく、産業の中で継続的に価値を生み出す仕組みとして実装することです。

この考え方のもと、カスタマークラウドではAIを人の補助ではなく、開発・運用・改善を自律的に駆動する主体として位置づけ、2025年より世界に先駆けて実サービスへの組み込みを進めてきました。

このアプローチを、私たちは「AGI駆動開発(AIネーティブ開発)」と定義しています。

AGI駆動開発では、AIが自律的にシステム開発を担い、運用データを学習し、改善を継続的に回すことで、開発生産性・運用効率・品質が時間とともに逓増する構造を実現します。

この仕組みはすでに CC AGI 上で実運用されており、プロダクトや顧客ごとに個別最適化する従来型モデルから、スケーラブルかつ高い収益性を前提とした事業モデルへの転換を進めています。

当社が目指すのは、単発の受託やライセンス提供ではなく、継続的なARR成長と、ユニットエコノミクスが改善し続ける事業構造です。

AGIを「人間を超える存在」として語るのではなく、実用的な汎用知能として、産業の中で機能させること。それが私たちの立場であり、AI生産工場という形で社会実装を進めてきた理由です。

そのために、戦略・技術・デザイン、そしてAIによる実装と運用を分断せず、一体のオペレーティングモデルとして設計しています。

事業展開においては、国内市場に閉じることなく、当初からグローバルスタンダードを前提とした設計・展開を行っています。

「ビットバレー2.0」は、その象徴的な取り組みです。

渋谷を起点に、AIを「点」ではなく「面」として展開し、日本のAI産業をグローバル市場と直接接続するエコシステムを構築しています。

これまで当社は、

・AI生産工場による開発・運用の自動化基盤

・ローカルLLMおよび国家AI基盤との接続

・AGI技術と金融インフラを前提とした事業設計

これらを軸に、横展開可能な基盤型アセットを構築してきました。

さらに、大使館や各国機関との連携を通じ、国家レベルの需要と市場ニーズを往復しながら、中長期での事業拡張と市場浸透を見据えた展開を進めています。

今後は、「連結経営」という考え方のもと、複数事業・複数プロダクトを束ね、全体としての成長率と企業価値が加速する構造を一層強化していきます。

2026年は、カスタマークラウドが「技術主導のスタートアップ」から「評価され続けるAIプラットフォーム企業」へ移行する一年です。

日本には、世界で通用する才能があります。

必要なのは、その力が集い、交わり、価値へと転換される「場」です。

2026年。

渋谷から世界へ。

その一歩を、私たちは現実にします。

カスタマークラウド株式会社
代表取締役社長
木下 寛士

木下 寛士(きのした・ひろし)

・カスタマークラウド株式会社 代表取締役社長

・BytePlus グローバル公式パートナー

「渋谷から世界へ。」を掲げ、日本のAI産業を再構築することをミッションに、米国・中国をはじめとする世界各国のAIエコシステムをつなぐグローバルハブとして事業を展開。AGI、Local LLM、エージェント技術を軸に、AIを企業経営・社会基盤へ取り込む経営者として活動している。 

2018年の創業以来、AI・DX支援を通じて、日本を代表する大企業から成長企業まで幅広い変革をリード。世界最先端のAIクラウドインフラ「BytePlus」や、次世代コラボレーション基盤「Lark」の公式パートナーとして、日本企業への展開を推進してきた。 

AI生産工場の AI Dreams Factory をリリースし、AIプロダクトを継続的に生み出す生産体制と、グローバルAIコミュニティを結ぶメディア・人材・国家連携のエコシステムを構築。米国・中国に加え、アジア、アフリカ、その他の国々の大使館やグローバル企業との連携を通じ、日本発のAI産業を世界へ発信している。 

2025年11月、「ビットバレー2.0構想」を正式始動。渋谷を起点に、日本のAI産業を点ではなく“面”として再編し、次世代の産業基盤を創出することに挑戦している。

https://youtu.be/dVnksKvhbHE

▼ AIアバターによる新年メッセージ特設ページ(年頭所感LP)
年頭所感をAIアバターで生成・配信する取り組みの概要、参加者情報、公開コンテンツを掲載
https://www.customercloud.co.jp/event/aiavatargen/newyear2026/campaign/

※カスタマークラウド、生成AIアバターの年頭所感キャンペーンを日本で初展開

https://chatgpt.com/share/695450eb-e944-8011-81e7-4f7867307800

 

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