BS朝日開局25周年記念「あなたの知らない京都旅〜1200年の物語〜」未来へつなぐ!国宝&世界遺産の美 大修復に密着 【BS朝日】1月29日(木)よる8時〜9時54分放送
株式会社BS朝日のプレスリリース
■先輩と後輩が番組初タッグ! 非公開の現場にも潜入 そこで見た技と想いとは
さまざまな旅人が“いままで知らなかった京都”をより深掘り、単なる“旅”ではなく京都の新たな魅力を発見する「あなたの知らない京都旅〜1200年の物語〜」(毎週木曜よる9時)。1月29日(木)の放送は、これまで旅人を務めてきた俳優の中村雅俊と内藤剛志が番組初共演! 実は「文学座」の先輩・後輩という間柄の2人が今回初めて揃って出演し、各地で行われている文化財の「修復」をテーマに、その最前線を取材します。訪ねるのは平安神宮、知恩院、比叡山延暦寺、西本願寺など。通常は非公開の現場にもカメラが潜入し、貴重な文化財を修復する様子と、歴史を担い未来へとつなぐ人々の想いに迫ります。
旅のスタートは、左京区の平安神宮から。文学座で3期違いだったという中村と内藤は、古くから知る仲ということでトークの息もぴったり! 時代劇での共演や太秦での裏話など思い出話が尽きない中、2人はそれぞれの現場へと赴きます。
まず中村が訪ねたのは、平安神宮の大極殿。平安神宮では2030年まで重要文化財5棟の修復が行われており、そのひとつである大極殿の修復が2025年12月に完了しました。そこで中村は、よみがえったばかりの社殿や金飾りなどを拝見。また、カメラが大極殿の高欄を担当した職人に密着し、現代ならではの“秘密兵器”を駆使しながら進められた修復作業の完成までを追います。伝統の手仕事と最新技術により、輝きを取り戻したその姿とは……?
一方、内藤が向かったのは東山区の知恩院。実は現在、寺で最も大切な場所が修復の真っ最中なのだそう。それが、およそ100段もの石段を上った先にある「勢至堂」。現存する知恩院の建物の中で最も古い勢至堂は、6年間かけて修復が進められています。今回は特別に、現場監督の案内で工事中の内部に立ち入らせてもらうことに。屋根瓦や内装がすべて取り払われた建物は現在、ほぼ骨組みのみの状態。修復作業ではできるだけ元々の建材を使って直すことが重要だそうで、ばらした建材を元の「住所」どおりに戻していくのだそう。修復はただきれいにするのではなく、その価値を後世に伝えていくことも託されている…そんな現場監督の話や修復にかける想いに内藤は感服します。またこの工事期間中、勢至堂に祀られていた重要文化財の勢至菩薩像は京都国立博物館に寄託され、昨年秋には九州国立博物館で行われた特別展に貸し出されていました。そこで取材班は、日本通運の美術担当スペシャルチームが手がけた仏像の運搬にも密着。“文化財輸送のプロ集団”の技には、通常の輸送とはまったく異なるノウハウが秘められていました!
■400年前の障壁画修復のカギは「科捜研」にあり!? 若き宮大工との出会いも
続いて中村が訪ねたのは、“日本仏教の母山”とも称される比叡山延暦寺。その中心的建物が国宝・根本中堂で、60年ぶり、7回目となる大改修が2016年から続けられています。根本中堂全体は、文化財保護や安全のため「素屋根」と呼ばれる大きな建物で覆われていて、中村は修復作業が着々と進むその内部へ。素屋根の6階部分は屋根の修復現場で、ここで屋根の修復に取り組む23歳の若き宮大工に出会います。屋根は完成した後は誰も間近で見ることができない場所。しかも国宝の修復という大きな責任を担う彼に、中村は仕事への想い、将来の夢などを聞きます。
さらに、内藤が訪ねたのは、近年修復が完了した国宝の阿弥陀堂と御影堂を擁する世界遺産・西本願寺。その中にある「白書院」の障壁画のほとんどは、約400年前の江戸時代初期に描かれたものですが、傷みが進んだため、一部では「応急修復」が行われていました。美しくよみがえった虎の絵は、元の障壁画を科学の力で分析して修復されたものだそうで、内藤は「科捜研ですね!」と親近感を感じた様子!? 本格的な修復の前に定期的に行われるという応急修復が施された白書院の障壁画や天井画を間近で見せていただきます。
こうして「修復」という視点で京都の寺社を巡った中村と内藤は、知恩院で再会。幾百年の時を超えて受け継がれてきた技と携わる人々の想いを目の当たりにし、2人は何を感じたのでしょうか。
このほか、国宝・大徳寺の方丈で行われている約400年前の畳の修復や、世界遺産・二条城で1972年から続く、通常非公開の障壁画の模写事業など、貴重な現場にカメラが密着します。京都をよく知る2人も改めて感銘を受けた今回の「京都旅」。どうぞご期待ください!
中村雅俊・内藤剛志 コメント
Q: 「修復」をテーマに、京都の寺社を巡った感想は?
中村雅俊「俺は平安神宮と比叡山延暦寺を訪ねたんですが、新たな変化に驚かされましたね。お寺や神社が“存続する”“続ける”っていう作業に対して非常に力を入れていることをまざまざと感じましたし、その結果、今がある。そんなことをつぶさに感じながら見させていただきました。延暦寺なんて、あんな巨大な建物なんだけど、やっていることは本当に地道。小さな作業をコツコツと積み重ねていくその姿には胸を打たれました」
内藤剛志「西本願寺でもおっしゃっていましたが、いろんなところがちょっとずつ傷んでいくし、常に修復をしなきゃいけない。しかも100年単位での作業だったりする。そういう努力のもとでお寺が存在し続けているんですよね。知恩院の勢至堂も一度ほとんどを解体し、できるだけ元の材を使って直していかれる。『次に修復する人がやりやすいように』ということを初めから想定した上でやってらっしゃるっていうのがすごいと思いました。修復という仕事は、名前の書いていない名刺を誰かに渡すような感覚なのかなと。『今は自分がやりました。でも、次はお願いしますね』って受け渡されていく感じは感動に近いものがあったし、今回間近でその仕事を見ることができて、本当に意義深い番組になったなと思います」
Q: 修復を通して未来へつなぐという点で、心に残ったことは?
中村「修復ってとてつもなく時間がかかるんですよね。しかも国宝級の建物を修復しても、自分の名前は残らない。でも、先人からリレーみたいにバトンをもらって、次の人に渡すっていうことを意識している。そういう技術のリレーがずっと続いてきたんだなと思うと、胸にくるものがありました。延暦寺では、23歳の宮大工にも出会ったんです。彼は根本中堂の屋根の部分を担当していて、修復が終われば彼の仕事ぶりは誰も見られないんだけど、それでも本人はやりがいを感じながらやっていました。その姿にこちらも刺激を受けましたし、建物だけでなく人を育てている空気を感じましたね」
内藤「僕は、知恩院で修復に携わる現場監督と出会ったのですが、印象的だったのは、なぜこの仕事をしているのかと尋ねたら、『好きだから』と即答されたこと。それを聞いて、きっとこれまでずっとつないできた名もない人達も、みんなこの仕事が好きだったんだろうな…と。名前が残らなくても『私は好きだから』というのは勉強になりました。僕も名前を残さないような俳優になっていきたいと思います(笑)」
Q: お2人は文学座の先輩・後輩という間柄で、当番組では今回が初共演となりました。オープニングからまるで漫才のような息ぴったりの掛け合いを見せてらっしゃいましたね。
内藤「打ち合わせゼロですから(笑)。先輩とは芝居で共演しても、音楽とかそんな話をしてましたよね」
中村「そう、待ち時間に俺のキャンピングカーの中でセッションしたりね(笑)。文学座で一緒だったというのは、例えば同じ故郷出身の人を応援したくなるとか、そういうのに似たような感情だよね」
内藤「先輩は3期上で既に売れてたし、僕もすぐ(文学座を)出ちゃったし。でも昔、文学座1期の樹木希林さんと渡辺徹と3人で番組が一緒になったとき、希林さんに『一回は同じものを夢見た仲間じゃない』って言われたんですよ」
中村「いい言葉だね。確かに、同じ方向を見た瞬間があったっていう意識はあるよね」
Q: 今度、2人で「京都旅」をされるとしたら、行きたい場所ややってみたいことはありますか?
中村「喫茶店でずっとしゃべってるとか(笑)」
内藤「京都タワーの上で京都の街を見ながら、ずっと先輩と芝居について語るっていう…違う番組になっちゃうか(笑)」
中村「しかし京都は知ってるつもりでも、まだまだ知らないことがあるね。歴史も、人も、食べ物も…本当に奥が深い」
内藤「世界でもこんな場所はなかなかないですよね。『信長が』『家康が』って、歴史上の人物もまるで近所の人みたいに語れる街ですから。またぜひ、2人で京都を巡らせていただけるのなら楽しみですね」
番組概要
【番組名】 「BS朝日開局25周年記念 あなたの知らない京都旅~1200年の物語~」
未来へつなぐ!国宝&世界遺産の美 大修復に密着
【放送日時】 1月29日(木)よる8時~9時54分
※毎週木曜よる9時~9時54分 放送中
【放送局】 BS朝日
【CAST】 旅人 中村雅俊 内藤剛志
【ナレーション】 窪田等
【制作】BS朝日、イースト
【プロデューサー】小林雄高(BS朝日)、内藤美里(BS朝日)、手塚公一(イースト)
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