【2026年2月18・23日】東京フィルハーモニー交響楽団が昨秋のヨーロッパ・ツアーに続き名誉音楽監督チョン・ミョンフンとの定期演奏会を東京で開催

東京フィルハーモニー交響楽団は2月、2025年秋に続き名誉音楽監督チョン・ミョンフンとの定期演奏会を開催。ドイツ・ロマン派プログラムでオーケストラの真髄に迫ります

公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団のプレスリリース

 公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル/所在地:東京都新宿区/理事長:三木谷浩史)は、2026年2月に東京フィル名誉音楽監督であり、ミラノ・スカラ座の次期音楽監督でもある世界的指揮者チョン・ミョンフン氏を迎え、東京での定期演奏会(2/18、2/23)と新潟県長岡市(2/21※)の2都市で3公演開催いたします。ドイツ・ロマン派の名曲を集めた今回のプログラム。メインとなるメンデルスゾーン『スコットランド』は、マエストロ チョンが日本では初めて取り上げる演目となります。

 ※2月21日(土)新潟県長岡市での演奏会についてはこちら

名誉音楽監督チョン・ミョンフン指揮 東京フィル2026年2月定期演奏会

【聴きどころ】2月は名誉音楽監督チョン・ミョンフンが登場する。ロマン派のドイツ音楽の精華というべき名曲が集められた。ウェーバー歌劇『魔弾の射手』序曲は作曲者没後200年を記念した選曲。ブルッフヴァイオリン協奏曲第1番では、岡本誠司が独奏を務める。岡本は2021年に難関で知られるARDミュンヘン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第1位を獲得。高度な技巧に加えて作品に対する旺盛な探求心の持ち主だ。古今のヴァイオリン協奏曲のなかでも、とりわけ豊麗なロマンに満たされた傑作の魅力をあますところなく伝える。メンデルスゾーン交響曲第3番『スコットランド』は、スコットランドへの旅が契機となって誕生した作品。旅先の朽ち果てた礼拝堂が作曲者にインスピレーションをもたらした。マエストロが東京フィルから幻想味あふれる響きを導き出してくれることだろう。(飯尾洋一)

カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)
マックス・ブルッフ(1838-1920)
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)

公演情報

◆公演日時・会場 dates & venues

2月18日(水)19:00 サントリーホール

February 18, 2026, Wed 19:00 Suntory Hall (Main Hall)

2月23日(月・祝)15:00 Bunkamuraオーチャードホール

February 23, 2026, Mon/Holiday 15:00 Bunkamura Orchard Hall

◆出演 performers

指揮:チョン・ミョンフン(東京フィル名誉音楽監督)

Conductor: Myung-Whun Chung (Honorary Music Director of the Tokyo Philharmonic)

ヴァイオリン:岡本誠司*(2021年ARDミュンヘン国際音楽コンクールヴァイオリン部門第1位ほか)

Violin: Seiji Okamoto (first prize at the 2021 ARD International Violin Competition, in Munich, Germany)

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

Tokyo Philharmonic

◆プログラム program

ウェーバー/歌劇『魔弾の射手』op. 77 より序曲〈ウェーバー没後200年〉

Weber: Overture to the opera “Der Freischütz” (The 200th anniversary of Weber’s death)

ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op. 26*

Bruch: Violin Concerto No. 1 in G Minor, op. 26

メンデルスゾーン/交響曲第3番 イ短調 op. 56『スコットランド』

Mendelssohn : Symphony No. 3 in A Minor, op. 56, “Scottish”

◆特設サイト

https://www.tpo.or.jp/information/detail-20260218.php

◆聴きどころ

【特別記事】2月定期演奏会聴きどころ 名誉音楽監督チョン・ミョンフンとおくるドイツ・ロマンの響き(文=宮下 博)

「これまで東京フィルではブラームスやマーラーは何度も取り上げてきたが、ウェーバー、ブルッフ、メンデルスゾーンという並びは目新しい。しかし、そこはドイツの名門オーケストラで複数のポストを務めた百戦錬磨のマエストロのこと、引き出しの多さと深まる円熟で、いちだんと風格を増した力演に期待がふくらむ」(宮下博)

◆関連記事 【WEBぶらあぼ】チョン・ミョンフン × 東京フィル――欧州を沸かせた響き、ドイツ・ロマン派の精華を聴く(文=中村真人)

「2月の定期演奏会でこの両者が提示するのは、19世紀ドイツのロマン派音楽。歴史あるヨーロッパの街や空気、聴衆の中で育んできたツアーの実りを披露するには最適のプログラムではないだろうか。

 幕開けは2026年に没後200年を迎えるウェーバーの《魔弾の射手》序曲。チョン・ミョンフンというとミラノ・スカラ座の次期音楽監督への期待もあり、イタリア・オペラのイメージが強いが、実は名門シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者のポストも長い。かつてウェーバーが宮廷楽長を務めたオーケストラとの豊富な経験ゆえ、単なる前プロに留まらない瞬間が生まれそうだ」(中村真人/WEBぶらあぼ)

チケットについて

◆1回券料⾦(税込・全席指定)

定価 SS¥15,000・S¥10,000・A¥8,500・B¥7,000・C¥5,500

東京フィルフレンズ料金 S¥9,000・A¥7,650・B¥6,300・C¥4,950

※東京フィルフレンズ会員様は10%割引でご購⼊いただけます(SS席を除く/受付はお電話のみ)。

東京フィルフレンズへの⼊会⽅法など詳細はこちらをご参照ください。

https://www.tpo.or.jp/tickets/friends.php

◆チケットお問合せ
東京フィルチケットサービス

03-5353-9522(平⽇10時〜18時/⼟日祝休/発売⽇の⼟のみ10時〜16時営業)
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/

◆ご来場の皆様へ
・本公演は全席指定です。入場券指定の座席にご着席ください。演奏開始間際の入場の際にはスタッフの案内で入場券記載とは異なるお席への着席をお願いすることがございます。
・演奏中のご入場は固くお断りいたします。楽章間のご入場は楽曲の進行によりスタッフがご案内いたします。ご入場いただけない場合もございますのでご了承ください。
・曲間・楽章間での退場につきましては、体調に不安がある場合など、無理せずご判断ください。その際、周りのお客様の鑑賞の妨げとならぬよう、ご配慮いただければ幸いです。
・未就学児のご入場はお断りしております。
・やむを得ない事情により、出演者・曲目などが変更になる場合がございます。
・公演中止の場合を除き、原則としてお求めいただいたチケットの払戻・変更等はいたしません。

主催: 公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団

助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動)) | 独立行政法人日本芸術文化振興会

協力: Bunkamura(2/23公演)

ヨーロッパ・ツアー2025について

 昨年10月~11月にかけ東京フィルは名誉音楽監督チョン・ミョンフンとともに、ベルリンやウィーンを含む欧州7カ国8都市を巡るヨーロッパ・ツアーを実施し、全8公演中7公演が完売となる画期的な大成功を収めました。

 現地報道においても「10月末のベルリンで最も注目すべきコンサートの一つ」(ベルリン三大紙のひとつTagesspiegel)、「忘れがたい、まさに素晴らしい音楽の夜」(カタルーニャ州の日刊紙Ara)、「東京フィルハーモニー交響楽団は、世界クラスのオーケストラがヨーロッパやアメリカだけにあるわけではないことを証明した」(独墺のレヴューサイト Klassik-begeistert)など、高い評価を獲得。

 ウィーンでの公演は世界最大級のクラシック音楽の配信サイトmedici.tvによりストリーミング配信され、アーカイヴの配信も行われています。

 https://www.youtube.com/watch?v=tlFu__EFFz0

 2027年には世界最高峰の歌劇場ミラノ・スカラ座の音楽監督への就任が決まっているマエストロ チョン・ミョンフン。世界中のオーケストラから、また聴衆から敬愛を集めるマエストロが、東京フィルとの四半世紀に及ぶ信頼関係のもとで築いた盤石の響きを、2月定期演奏会ではお届けいたします。

10/28 ベルリン公演にて ⒸEvgenia Gapon
10/28 ベルリン公演にて ⒸEvgenia Gapon
11/6 バルセロナ公演 ⒸABofill
11/8 ウィーン公演にて

2026年2月定期演奏会 出演者について

指揮 チョン・ミョンフン(東京フィル 名誉音楽監督) 

Myung-Whun Chung, Honorary Music Director of the Tokyo Philharmonic

Ⓒ上野隆文

 チョン・ミョンフンは長年にわたり国際的に音楽界を牽引してきた指揮者であり、その卓越したキャリアは、2027年よりミラノ・スカラ座音楽監督に指名を受け就任するという近年の発表によって、さらに大きな節目を迎えている。

 韓国ソウル生まれ。マンネス音楽学校、ジュリアード音楽院でピアノと指揮法を学ぶ。1974年チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門第2位。その後ロサンゼルス・フィルでジュリーニのアシスタントとなり、のちに副指揮者。ザールブリュッケン放送響音楽監督/首席指揮者(1984~1989)、パリ・オペラ座バスティーユ音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィル音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)、ソウル・フィル音楽監督(2006~2015)、シュターツカペレ・ドレスデン首席客演指揮者(2012~)、スカラ・フィル初の名誉指揮者(2023〜)、クラシック・プサン(釜山コンサートホールおよび同歌劇場)芸術監督(2023〜)、KBS交響楽団 音楽監督(2026〜)等主要ポストを歴任。1997年に本人が創設したアジア・フィルの音楽監督も務める。2027年よりミラノ・スカラ座音楽監督に就任。

 さらに、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ、バイエルン放送響、ボストン響、シカゴ響、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィル、クリーヴランド管、フィラデルフィア管など、世界の主要オーケストラのほとんどすべてを指揮。ドイツ・グラモフォンの録音アーティストとして、多数の国際的な賞を獲得している。

 フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章コマンドゥール章、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章、イタリアの批評家賞であるプレミオ・アッビアーティ賞(1988年と2015年の2回)、韓国政府による最高位の文化勲章「金冠文化勲章」など、多くの栄誉を受賞している。2017年イタリア・タオルミーナでのG7開催中に各国首脳の前でスカラ・フィルを指揮。2022年には長年にわたるイタリアの文化発展への貢献に対してイタリア共和国功績勲章であるグランドオフィサーの称号を受勲。

 東京フィルでは2001年にスペシャル・アーティスティック・アドバイザーに就任、2010年より桂冠名誉指揮者、2016年9月に名誉音楽監督に就任。四半世紀に及ぶ関係の中で数多くの海外公演も行い、特に2025年秋にはヨーロッパ・ツアーを画期的な大成功へ導いた。同ツアーのウィーン・コンツェルトハウスでの公演はmedici.tvにより配信されている。

 ピアニストとして室内楽公演に出演するほか、アジアの若い演奏家への支援を行う他、2008年に指揮者として初めてユニセフ親善大使に就任。アジアの平和を願う活動など多岐にわたり活躍している。

◇マエストロ チョン・ミョンフン2026-27シーズン今後の東京フィル公演(1回券4月発売)

7月定期演奏会(7/23、26、29) ビゼー/歌劇『カルメン』(オペラ演奏会形式)

10月定期演奏会(10/15、16、18) マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)との共演

2027年2月定期演奏会(2/18、24) キム・セヒョン(ピアノ)との共演

詳しくは https://www.tpo.or.jp/

チョン・ミョンフン指揮東京フィル ヨーロッパ・ツアー2025 ベルリン公演カーテンコールより ⒸEvgenia Gapon

ヴァイオリン 岡本 誠司

Seiji Okamoto, violin

ⒸYuji Ueno

 第19回J.S.バッハ国際コンクールのヴァイオリン部門にてアジア人で初めて優勝。ヴィエニャフスキ国際コンクール第2位、2019年エリザベート王妃国際音楽コンクールでのファイナリスト、2021年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールヴァイオリン部門第1位入賞など受賞歴多数の実力派。現在はドイツを拠点に、コンチェルト・ソリストや室内楽など精力的な演奏活動を行いつつ、ハンス・アイスラー音楽大学では後進の指導にも当たっている。反田恭平プロデュースJapan National Orchestraではコンサートマスターを務めている。これまでに、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、MDRライプツィヒ放送交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、サンクトペテルブルグ交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団など、国内外のオーケストラとの共演多数。2022年文化庁長官より表彰。第31回出光音楽賞を受賞。

ヴァイオリンはNPO法人イエロー・エンジェルよりM.ゴフリラー(1702年製)の貸与を、日本ヴァイオリンソサエティよりF.ガリアーノ(1777年製)の貸与を受けている。CD『frei aber einsam ~自由だが孤独に~』をNOVA Recordよりリリース。

公式サイト https://seijiokamoto.net/

東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic

Ⓒ上野隆文

 1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。

 Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『クラシックTV』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組でも取り上げられた。

 海外公演も積極的に行い、これまでに4回のヨーロッパ・ツアー、創立100周年記念ワールド・ツアー、アジアでは2005年に日中韓3か国、2015年に東京とソウルの2都市で日韓国交正常化50周年記念コンサートなど多数開催。2015年12月に日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を、2017年12月には上海における日中国交正常化45周年記念演奏会、2024年5月にチョン・ミョンフン指揮のもと韓国3都市4公演でのツアーを、2025年3月には日韓国交正常化60周年を記念して東京とソウルの2都市でKBS交響楽団との合同演奏を行い国内外の注目を集めた。近年ではヨーロッパや中東からの招聘を受けるなど、さらに広い地域で高い評価と注目を集めている。2025年秋には名誉音楽監督チョン・ミョンフンとのヨーロッパ・ツアーを実施、各地で絶賛を博した。

 1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を、愛知県刈谷市と連携協定を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また三善晃管弦楽作品シリーズ「音楽の未来遺産」3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)(指揮:アンドレア・バッティストーニ)、2022年「第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞」(指揮:チョン・ミョンフン/2022年10月定期演奏会におけるヴェルディ歌劇『ファルスタッフ』演奏会形式上演)などを受賞。

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