テレビ大阪株式会社のプレスリリース
特に感動したのは「プロレスはゴールのないマラソンなんだ」という名言を武藤敬司さん自身がドラマの“一シーン”で、発信してくれたことだった。実はこのセリフ、当初の脚本にはなかったということで、武藤敬司さん自らの意見で、ドラマの本編で実際に語ってくれた。もちろん撮影は一発ＯＫ。セリフを聞いた川野監督は、鳥肌が立ったという。川野監督はこれまで、プロレス関連の主な仕事として2017年2月に公開された天龍源一郎さんのドキュメンタリー映画「ＬＩＶＥ ＦＯＲ ＴＯＤＡＹー天龍源一郎ー」で監督を務めていた。天龍源一郎さんの作品に続いて、「焼肉プロレス」では武藤敬司さんと競演。「次は、二人の演技対決もドラマ化してみたい」と夢が広がる。
また主演を務めた加藤諒さんについては、破壊王として知られた「故橋本真也さん」を引き合いに出し、「（演技に）破壊力がありますが、ただ破壊するだけでなく、それをきっちりまとめるところがスゴイと思います。まさに“破壊なくして創造なし”です」と、その演技力をプロレスファンからの視点で絶賛している。さらに、ヒロイン役として、初の連続ドラマに挑戦した乃木坂４６の樋口日奈さんについては、「演技には“気合”も大切で、ここぞの場面で集中力をみせてくれた」と、アスリートさながらに高く評価していた。
ドラマ「焼肉プロレス」は、川野監督を中心に、プロレス愛に溢れたスタッフが集結。原作のないオリジナル脚本を一から作り上げて制作された。それだけに、プロレスの魅力が全編に詰まっている。またプロレスファンが、ひそかに楽しめる“小ネタ”もちりばめられており、ツイッターなどのＳＮＳでも話題を集めた。現在、ドラマ制作の舞台裏が収録されたメイキングなど、特典映像もついたＤＶＤ－ＢＯＸが好評発売中。さらにレンタルも展開している。川野浩司監督は、「さらに多くの人にドラマを観て頂き“焼肉プロレス２”を実現させたい」と、この作品への思い入れに加え「令和の時代だからこそ、プロレス団体を舞台にした“熱い物語”も制作したい」と、プロレス愛に溢れた挑戦について語っている。
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