実写撮影・バーチャルセット・AIロトスコーピング・AIエージェントをフル活用し、プリプロダクションから完成までを一貫サポート
合同会社ズーパーズースのプレスリリース
合同会社ズーパーズース(所在地:東京都杉並区、代表社員:中島 良)は、実写撮影を土台に、AIによる表現拡張と制作支援を組み合わせた映像制作ワークフロー「AIハイブリッド・シネマ&アニメ(略称:シネアニ)」の提供を開始しました。
「シネアニ」は、俳優の演技やカメラワークの強みを活かしながら、実写とアニメーションを往復できる新しい制作方式です。時間、天候、場所、安全面など、従来の映像制作につきまとってきた制約を見直し、映像表現の可能性を広げます。
■サービス名称
AI映像の総合制作ワークフロー「AIハイブリッド・シネマ&アニメ」
略称:「シネアニ」(Cine-Anima)
■「シネアニ」の特長
1.時間・天候・場所など、映像制作上の制約から解放
従来の映像制作では、撮影時間、天候条件、ロケーション、安全面などが作品づくりの大きな制約となってきました。
「シネアニ」は、従来の映像制作の制約から解放し、より柔軟な映像設計を可能にします。
たとえば、以下のような手法を組み合わせます。
AI VFX
AI VFXを活用した例
・昼素材の夕景・夜景化
・雨・雪・霧などの環境要素の追加生成
・光と影の整合調整によるカット間の違和感軽減
バーチャルセット撮影
また、AIで生成した360度画像を3DGSによって立体的な空間へ変換し、短時間で移動可能な3D空間を構築。
その空間をiPhoneに取り込むことで、バーチャルセットとしてそのまま撮影に活用できます。
これにより、実在ロケ地に近い空間を再現しながら、複数アングルでの撮影や自然なカメラ移動が可能になります。
さらに、リアルタイム合成を併用することで、現場で完成イメージを確認しながら演出判断を進めることができます。
2.俳優の演技を活かしたまま、アニメーション表現へ拡張
「シネアニ」は、AIでゼロから映像を生成するのではなく、まず実写で撮影した俳優の演技やカメラワークを基盤にする点を特長としています。
基本工程は、次の3段階です。
・実写で演技とカメラワークを撮影
・演技のニュアンスを保ちながらAIで変換
・作品意図に応じて画風や質感を調整
この方式により、演技の説得力や身体性を残しながら、アニメーションならではの画風や世界観へ展開することが可能になります。
実写のリアリティとアニメーションの拡張性を両立し、新しい映像表現の実現を支援します。
3.AIエージェントによる制作支援
「シネアニ」では、制作現場で発生する反復作業や整理作業を支援するため、AIエージェントを活用します。
主な支援内容は以下の通りです。
・ソフトの初期セットアップ支援
・素材フォルダ構成や命名ルールの整備
・ロケハン資料の作成
・進行ドキュメントや運用メモの更新支援
これにより、クリエイターや制作チームは、演出判断、品質管理、作品設計といった本質的な業務に、より多くの時間を割けるようになります。
■提供開始の背景
ズーパーズースは2023年より、AIを使った映像制作に取り組んできました。
その中で、AIは単体のツールとして使うだけではなく、実写現場、ポストプロダクション、制作進行を横断して設計することで、初めて実用的な制作力として機能するという考えに至りました。
今回提供を開始する「シネアニ」は、そうした現場での試行錯誤をもとに、再現性のある制作ワークフローとして整理・体系化したものです。
■想定する活用領域
・短編映画、長編映画の一部工程
・ミュージックビデオ
・企業ブランド映像、採用映像
・観光、地域PR向け映像コンテンツ
■今後の展開
ズーパーズースは、「シネアニ」を基盤として、実写とアニメーションを横断できる映像制作体制の拡張を進めていきます。
今後は、AI活用の範囲と実写ワークフローの設計を制作ごとに最適化することで、表現と実務の両立が可能な、より実践的なハイブリッド制作の提供を目指します。
■会社概要
合同会社ズーパーズース
映画監督の中島 良が2020年に設立した映像制作会社。
生成AIを使い、実写とアニメーションの境界をなくす制作手法に取り組む。
代表者 : 代表社員 中島 良
所在地 : 〒166-0015 東京都杉並区成田東5-33-10
事業内容: モーションキャプチャスタジオ運営、CGアニメーション映像制作
設立 : 2020年2月
URL : https://mocap.co.jp
■本件に関するお問い合わせ先
合同会社ズーパーズース
「シネアニ」制作ワークフロー紹介動画
イントロダクション:技術ダイジェスト
制約からの解放:AI VFX , 3DGS
表現の拡張:AIロトスコーピング アニメーション
AIエージェントの活用