中国のエンタメ王が『超高速!参勤交代』にインスパイアされた傑作、待望の邦訳
株式会社文藝春秋のプレスリリース
株式会社文藝春秋(住所:東京都千代田区)は、3月26日(木曜)に、長編小説『長安のライチ』(馬伯庸 著 池田智恵訳、立原透耶監訳)を刊行します。
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の大ヒットを皮切りに、いま大注目の中国エンタメ映画。中でも2025年夏に中国本土で公開された『長安のライチ』は『ジュラシック・ワールド 復活の大地』を抑えて興行収入ランキング1位となり、最終的には興収6.9億元、日本円にして150億円を突破する大ヒットとなりました。日本では本年1月に公開がはじまり、口コミで熱い支持を受けて全国へと順次展開、現在も公開中というロングランとなっています。
その原作小説の日本語版『長安のライチ』の邦訳が、ついに登場です!
2025年「このミステリーがすごい!」海外部門第1位作家の最新作
著者は馬伯庸(ば・はくよう/マ・ボーヨン)。中国史に材をとり、ミステリーやサスペンスやSFといった現代的なエンタメとして描き出す作家です。日本デビュー作『両京十五日』は、2025年の「このミステリーがすごい!」の第1位となりました。中国ドラマのファンには、『長安二十四時』『風起隴西 SPY of Three Kingdoms』『天地に問う』などの原作者として知られています。
この〈中国のエンタメ王〉の最新邦訳が『長安のライチ』。これまでも東西のエンタメの巨匠にインスパイアされた作品を送り出してきた馬伯庸が、今回オマージュを捧げるのは、なんと日本の歴史エンタメなのです。
コロナ禍でステイホームを強いられていた日々、馬伯庸は日本の『超高速!参勤交代』『引っ越し大名』などの映画を見まくり、その作劇に大いに共感。楊貴妃のためにライチを調達する「荔枝使」という役職の者がいた、というほんのわずかな記述から、一気に書き上げたのが本書です。
『超高速!参勤交代』の原作者・土橋章宏さんも感嘆する出来栄え。帯には、こんな推薦文を寄せてくださっています。
たった一房の果実が、国家を動かすーー。
無茶ぶり官僚サバイバル、まさに中国版『超高速!参勤交代』です!
誰が読んでも面白く、最後にはほろ苦い味わいも利かされた快作、ネット書店などでの事前予約も好調です!いま一番注目すべきエンタメ作家・馬伯庸をぜひ「発見」してください。
■ 本書の内容
長安の小役人、李善徳は上司の奸計により、不可能なプロジェクトを指揮する羽目になった。楊貴妃の誕生を祝う宴に、ライチを届けよという命令である。産地から長安まで2500km。わずか数日で腐ってしまうというライチを輸送するなど、神にも仙人にも無理なはずだった。李善徳にあるのは数字に強いという取り柄だけだ。
かくして李善徳は産地に出張し、保存方法を聞き取り、輸送ルートを踏破して、ライチ急送計画を策定してゆく。地方官僚による妨害などの障害が次々に立ちはだかる中、ついに決行の時がきた! 失敗すれば文字通りクビが飛ぶ不可能任務。唐代の社畜の一世一代の“ミッション・インポッシブル”プロジェクト、果たして成るか?
『両京十五日』で「このミステリーがすごい!」1位となった中国のエンタメ王・馬伯庸が描く全勤労者必泣の超高速エンタメ!
■書誌情報
書 名:『長安のライチ』
著 者:馬伯庸
訳 者:池田智恵
監訳者:立原透耶
判 型:四六判 小口折 並製カバー装
発売⽇:2026年3⽉26日
定 価:2,805円(税込)
ISBN:978-4-16-392088-7