『音楽を写真で伝える』新たな試みに挑戦
一般社団法人El Sistema Connectのプレスリリース
ホワイトハンドコーラスNIPPONを運営する一般社団法人El Sistema Connect(本社:東京都中央区)は、株式会社シグマより「Sigma BF」カメラの寄贈を受け、子どもたちが「音楽を写真で伝える」ことで、活動における表現の幅を広げる新たな取り組みを開始いたします。
エルシステマコネクトでは、音楽だけでなく、身体表現、メディア・アートや写真などジャンルを超えたアーティストが関わり、子どもたちと多様な表現に挑戦する機会を創出してきました。本取り組みでは、CCOである田頭真理子が音楽ワークショップの中に写真を取り入れ、音楽表現をより深めるためのプログラムを実施します。
第1回目のワークショップ(2月22日に開催)では、シンプルな構成と直感的に扱える特徴をもつSigma BFを使って、初めてカメラに触れる子どもたちも臆することなく積極的に撮影を楽しみました。
柔軟で多様な感性をもつ子どもたちとカメラとの出会いにより、これまで積み重ねてきた音楽表現に加え、より多面的な表現力が育まれ、新たな作品の創出が期待されます。
今後は、ホワイトハンドコーラスNIPPONのオリジナル曲である「にじふらい」をはじめとした数曲をピックアップし、その歌を写真で表現することに取り組み、自主公演などでの発表を予定しています。
【子どもたちが撮影した先生たち】




【ワークショップでの撮影の様子】




【田頭真理子メッセージ】
写真は、カメラのレンズを通して世界をとらえ、映し出す表現です。
自分の中にあるイメージや、相手を想う気持ちが写真に写し出される一方で、ときには自分の想像を超えた一枚が生まれることもあります。ふと差し込んだ光がレンズの反射によって印象的な表情をつくったり、躍動感あふれる鳥の姿をとらえたりと、 奇跡の瞬間 に出会えることもあります。そうした偶然性もまた、写真の面白さであり、醍醐味です。
ホワイトハンドコーラスでの写真ワークショップは、写真を上手く撮ることを目的としていません。1 台のカメラが一人ひとりの感性をつなぎ、写真ならではの発見や驚きを喜び、自由な発想で生まれる写真を楽しみにしています。
【ワークショップに参加したメンバーからのコメント】
■ 声隊 K くん
僕は人生で初めて「カメラで写真を撮る」という経験をしました。みんなで話し合い、「先生が情熱的に指揮をする姿」を撮影しました。カメラを持つ手は震えていたと思います。でも、完成した写真を見ると、同じ場面でも人によって構図や雰囲気に個性があり、とても興味深かったです。写真撮影は工夫次第で無限の可能性があると感じました。またぜひ撮影してみたいと思いました。
■ 声隊講師 大町彩乃さん
私のこの写真を撮影したのはサイン隊のメンバーでした。レンズ越しに向き合ったその時間は、無音でしたが確かに何かが通じ合ったような感覚があり、興奮と心地よさが入り混じったものでした。出来上がった写真はどれも温かいですね。
<ホワイトハンドコーラスNIPPONについて>
すべての子どもに開かれた、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属するインクルーシブな合唱団です。南米ベネズエラで始まった、誰もが平等に音楽教育を受けることができる音楽の社会活動「エルシステマ」の理念に共感して2019年に設立。障がいの有無や経済的な状況に関わらず、誰もが無料で参加し、学ぶことができます。2020年に、東京では東京芸術劇場との共同主催事業として、京都では京都女子大学と連携協定を締結しました。手話の表現で歌う (手歌/しゅか)サイン隊と、声で歌う声隊がともに奏でる音楽は、可能性に溢れた未来世代の芸術創造です。
2023年キッズデザイン賞、2024年2月ウィーン(オーストリア)の財団が主宰するバリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』、2025年3月『第3回やなせたかし文化賞』を受賞しました。
公式HP:https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html
公式X:https://x.com/whcnconnect?s=21&t=Q5r3rE2O1As_LiqHnnq9jw
公式instagram:https://www.instagram.com/whcn_official/





