<イベントレポート>自転車の飲酒運転撲滅とマナー向上を目指す新プロジェクト「SDD BICYCLE」キックオフ開催

根本要さん(STARDUST REVUE)、DJ KOOさん(TRF)も登壇

株式会社エフエム大阪のプレスリリース

株式会社エフエム大阪(本社:大阪市、代表取締役社長:西山勝)は、2026年4月9日(木)、日本綿業倶楽部(綿業会館)において、新プロジェクト発表会である「SDD BICYCLEキックオフ」および「SDDカンファレンス2026」を開催した。会場にはSDDパートナー企業関係者など100人を超える参加者が集まり、「SDD〜STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」の19年間の活動を報告するとともに、同プロジェクトリーダーを務める根本要氏(STARDUST REVUE)、DJ KOO氏(TRF)も登壇し、それぞれの思いを語った。

開会に先立ち西山は、プロジェクト発足の原点が2006年に福岡で起きた海の中道大橋飲酒運転事故であったことを振り返り、さらに2026年3月に発生した新名神6人死亡事故の原因がスマートフォンの「ながら運転」であったことにも言及。「今もなくすべき悲劇は続いている」と強調した。次に、これまでのSDDプロジェクトの歩みを映像で紹介。全19回開催してきた「LIVE SDD」のライブシーンのダイジェストに続き、2010年から約15年間にわたり総合司会を務めた故・小倉智昭氏からのメッセージや、海の中道大橋事故で3人の子どもを失った当事者である大上かおり氏の登場シーンも。参加者は大上氏の「愛する子ども3人を失ったのと同じ原因で深い悲しみ、苦しみを味わう人を一人でもなくすために伝え続けている。飲酒運転は自分でやめることができる犯罪だということを、受け止めてほしい」というメッセージに聞き入った。

ドネーション贈呈式のプレゼンターを務めた根本要氏(STARDUST REVUE)

続いてドネーション贈呈式へと移った。根本氏がプレゼンターとして公益財団法人交通遺児等育成基金および同基金内のSDD基金に進呈した。同基金会長・小幡政人氏は「交通事故による死者数は減少傾向にあるが、残された家庭の環境は依然として厳しい。いただいたドネーション全額を、交通遺児の育成に全力を尽くして活かしていく。飲酒運転ゼロを目指してともに頑張りたい」と述べた。根本氏は「本音でいえば、飲酒運転がなくなってLIVE SDDが消滅することが望ましい」としたうえで、「お酒を飲むことも運転することも悪いことではないが、2つが重なると重大な犯罪になる。そのことを何度でも伝え続け、飲酒運転のない世界をつくっていきたい」と語った。

SDD BICYCLE ロゴ

そして後半では、自転車の安全利用啓発と飲酒運転撲滅を目指す新プロジェクト「SDD BICYCLE」の始動を発表した。新プロジェクトについて西山は、大阪の自転車マナーへの危機感を示し「メディアとして責任を持って取り組まなければならない課題だ」と決意を述べた。さらに、いち早く「SDD BICYCLE」パートナー企業となった株式会社アミューズ代表取締役社長・岩谷和馬氏は、「店舗にも自転車でお越しになるお客様が多く、大阪の重要な地域課題であるという点にも強く共感した。すでに店舗ポスターや地域イベントなどを通じて、自転車は重大事故につながり、命を落とすおそれもある乗り物であることを伝えている。今後もますます力を入れていきたい」とコメントを寄せた。続いてDJ KOO氏(TRF)は「自転車はより身近で、たくさんの人が利用する乗り物。特に夜間は、飲酒運転や事故の危険が増す。安心して『いってらっしゃい』『おかえり』が言えるような世の中にするために、この取り組みを進めていきたい」と語り、ワンタッチで装着できる反射板を実演して見せ、会場を沸かせた。

反射板の装着を実演しながらメッセージを寄せたDJ KOO氏(TRF)

最後に、大阪府警察本部長の鎌田徹郎氏による講話では、令和7年の交通事故情勢について、大阪の自転車事故による死重傷者数が10年連続で全国最多となっている事実が示された。死重傷者の約8割には違反行為があり、ヘルメット着用率の低さなども課題であるとし、4月1日から導入されたいわゆる「青切符制度」の要点を説明し、企業に対して、従業員への交通ルールの徹底を呼びかけた。

なお、この日の模様は、FM大阪『RADIO SDD BICYCLE』にて、4月28日(火)20:00~20:30に放送する。

 ■SDD~STOP! DRUNK DRIVING PROJECTとは

SDD(STOP! DRUNK DRIVING PROJECT)は、飲酒運転による重大事故の根絶を目指し、2007年に株式会社エフエム大阪が発足した啓発プロジェクト。「あなたには何ができますか?飲酒運転をなくすために」をコンセプトに、音楽の力を通じて一人ひとりが飲酒運転撲滅に向けて行動するきっかけをつくることを目的としている。

内閣府・警察庁・法務省・国土交通省・大阪府警察をはじめ65以上の省庁・団体が後援し、パートナー企業・メディアとして約100社が参加。チャリティーライブの入場料やドネーションを公益財団法人交通遺児等育成基金および同基金内のSDD基金に贈呈している。プロジェクト発足から現在までのSDDメッセンジャー累計は約235万人。プロジェクトリーダーのSTARDUST REVUE、TRFを中心に、賛同アーティストによる熱いパフォーマンスやメッセージを発信する「LIVE SDD」を、毎年大阪城ホールで開催している。

■開催概要

タイトル:SDD BICYCLEキックオフ/SDDカンファレンス2026

日時:2026年4月9日(木) 16時より (15時30分開場)

会場:日本綿業倶楽部(綿業会館)本館7階大会場 (大阪市中央区備後町2丁目5番8号)

■番組概要

タイトル:『RADIO SDD BICYCLE』(読み:レディオ・エスディーディー・バイシクル)

放送日時:毎週火曜 20:00~20:30 

出演:大塚由美 

radiko:https://radiko.jp/share/?sid=FMO&t=20260428200000

(4月28日放送分、放送1週前から有効になるリンクです)

今、あなたにオススメ