JAEBC、新フェーズへ本格始動:急成長するアフリカエンタメ市場で、日本IPの展開を加速

大手日本企業が多数参画、ナイジェリア最大のアニメコミュニティ・アジア最大の短編映画祭とも提携

株式会社ステージバンクのプレスリリース

日本アフリカエンタメ事業協議会(以下「JAEBC」)は、日本とアフリカのエンターテインメント産業をつなぐプラットフォームとして、アフリカ市場における本格的な事業展開を開始いたします。

  • 日本の主要エンターテインメント企業の参画

  • ナイジェリア最大級アニメコミュニティ「AniWe」との業務提携

  • 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」との連携開始

これにより、現地連携・データ活用・コンテンツ流通に向けた取り組みを本格化してまいります。

2月18日に行われたイベント「アフリカエンタメ元年宣言」にはエンタメ業界関係者が約100名参加

1 | 日本の主要エンタメ企業が参画

JAEBCは、日本とアフリカのエンターテインメント産業の連携を促進することを目的に、2025年10月に発足しました。

アフリカは、人口約14億人、年齢中央値19歳と世界で最も若い人口構成を持つ地域の一つであり、スマートフォンの普及とともにデジタルコンテンツ市場が急速に拡大しています。
音楽・映画・アニメ・ゲーム・ファッションなどクリエイティブ産業が急速に成長しており、日本IPにとって新たな展開先・連携先として注目が高まっています。

JAEBCではこれまで、複数のイベントを開催し、日本・アフリカの企業・個人間のネットワーク形成と情報共有を進めてきました。

① 2025年11月:ローンチイベント開催

日本のエンタメ企業・メディア・官公庁関係者・商社・広告代理店・投資家など約80名が参加。

②2026年2月:公開イベント「アフリカエンタメ元年宣言」を開催

ウガンダ・ケニアでアニメ関連事業を構築中のCOTS COTS LTDと共催。伊藤幸弘氏(株式会社BS日本)、太田裕之氏(株式会社TBSホールディングス)等が登壇。エンタメ業界関係者約100名が参加。

③2026年3月:公開イベント「アニメ × アフリカ市場の最前線」を開催

特定非営利活動法人映像産業振興機構 (VIPO)と共催。ナイジェリア最大のアニメコミュニティ「AniWe」代表のOmotanwa Gbadebo氏、アフリカを代表するアニメスタジオ「Kugali Media」代表のOlufikayo Adeola氏が登壇。

こうした活動の中で、日本企業との連携も進み、複数の企業に新たに参画いただいています。

法人会員(順不同):
ヤマハ株式会社、株式会社TBSホールディングス、TOPPANホールディングス株式会社、株式会社タカラトミー、円谷フィールズホールディングス株式会社 ほか

今後、これらの企業と連携しながら、日本IPの海外展開や新たな事業機会の創出に取り組んでいきます。

会員企業コメント

ヤマハ株式会社 

執行役員 新規事業開発部 部長

北瀬 聖光 様

ヤマハは、人口構成の若さと高い創造性を背景に今後大きな成長が期待されるアフリカ市場のエンターテインメント分野に、強い関心を持って取り組んでいます。これまで現地音楽配信サービスとの連携を通じ、アフリカの音楽文化や才能の可能性に触れてきました。今後は、Yamaha Creator PassやVOCALOIDなど当社のクリエイター向け事業とも連携し、アフリカ諸国の多様な才能がグローバルに活躍する機会創出に、JAEBCの皆様と協働できることを期待しています。

株式会社TBSホールディングス 

グローバルビジネス局ゼネラルマネジャー

太田 裕之 様

これまで数多くのアフリカ諸国を訪れる中で、音楽やファッションが放つ豊かなクリエイティビティを肌で感じてきました。近年はノリウッドに代表される映像文化も飛躍的な成長を遂げています。TBSは、この若くエネルギーと創造性に満ちた大陸へ、自社の多様なコンテンツを積極的に展開していきます。さらにその先を見据え、現地の才能とも深く連携しながら、汎アフリカ、そしてグローバル市場に向けたIP展開に挑戦してまいります。

2 | ナイジェリア「AniWe」と提携

JAEBCは、アフリカにおけるアニメ市場の開拓および関連ビジネスの創出を目的に、ナイジェリア最大級のアニメファンコミュニティ「AniWe」と業務提携に関する基本合意書(MOU)を締結しました。

「AniWe」は、13年以上の活動実績を持つナイジェリア有数のアニメファンコミュニティであり、ナイジェリア最大のアニメ・ゲームイベント「AniWe Convention」等のイベント運営やオンラインコミュニティを通じて、現地の若年層を中心に強い影響力を有しています。

現地における日本アニメ・マンガ文化の受容を牽引してきた存在であり、アフリカにおける日本コンテンツファンの実態を把握するうえで重要なプレイヤーの一つです。

JAEBCとAniWeは4月頭にMOUを締結

主な取り組み:

  • 日本IP関連グッズの共同現地展開・販売支援

  • AniWe主催イベントへの日本企業の参画

  • アフリカのファンデータの可視化に向けた取り組み

本提携を通じて、現地コミュニティを起点とした市場開拓・テストマーケティングや、データに基づく事業検討を進めていきます。

AniWe創設者・代表

Omotanwa Gbadebo様
私のアニメとの出会いは、兄弟との時間から始まりました。一緒に作品を観て、語り合い、時には議論する——そうした体験が、私たちの絆を深めていきました。その情熱はやがて友人とのコミュニティへと広がり、最終的にはAniWeの立ち上げへとつながりました。
私の最も好きな作品は『ONE PIECE』です。ユーモアや冒険にあふれているだけでなく、「大きな夢を持つこと」「目標に向かって努力し続けること」「仲間を大切にすること」の大切さを教えてくれました。この“仲間(nakama)”という考え方は、共通の情熱とつながりを軸にしたAniWeのコミュニティづくりにも深く根付いています。

ナイジェリアにおいてアニメは急速に成長しており、さまざまなジャンルで高い人気を集めています。代表的な人気作品としては、『ONE PIECE』、『ダンダダン』、『呪術廻戦』、『鬼滅の刃』などが挙げられます。ジャンル別では、少年(Shonen)作品が最も人気であり、続いて異世界(Isekai)、青年(Seinen)、スポーツ、日常系(Slice of Life)、さらにEcchiなど、多様化する視聴者の嗜好が反映されています。

本パートナーシップを通じて、ナイジェリアおよびアフリカ全体におけるアニメ市場のさらなる成長を加速させていきます。イベントや上映会、コミュニティ主導の体験を通じて、より多くの人々にアニメへのアクセス機会を提供していく予定です。

また本取り組みは、日本とアフリカの間における双方向の文化交流を実現する大きな機会でもあると考えています。日本のクリエイターとアフリカの観客をつなぐと同時に、アフリカのクリエイターが日本の市場へアクセスし、発信できる環境を整えていきます。AniWeはその架け橋として、双方のクリエイターおよびファンに新たな機会を創出してまいります。

駐ナイジェリア日本国大使

鈴木 秀雄 閣下

AniWeとJAEBCによる基本合意書(MOU)の締結は、日本とナイジェリアのエンターテインメント分野におけるビジネス交流において、一つの重要な節目となるものです。 本パートナーシップを通じて、無限の創造性と深い物語性を兼ね備えた日本のアニメが、より多くのナイジェリアの方々に届くことを期待しています。 同時に、ナイジェリアで制作されたアニメ作品が日本に紹介される日が訪れることも、心より楽しみにしています。

3 | ショートショートフィルムフェスティバル&アジアとの連携

さらにJAEBCは、アジア最大の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を運営する株式会社ビジュアルボイスと、映像コンテンツ分野における連携を開始しました。

主な取り組み:

  • 映画祭におけるアフリカ作品枠の設置検討

  • 「Africa Award(仮称)」の創設検討

  • 日本作品のアフリカ市場への展開支援

  • アフリカ発コンテンツの日本国内プロモーション

本連携により、コンテンツの相互流通の可能性を広げるとともに、将来的な共創に向けた検討を進めていきます。

株式会社ビジュアルボイス代表取締役社長

ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 創設者/代表

別所 哲也様
世界でアフリカのエンターテイメントが熱い!

経済発展めざましいアフリカ諸国。

エンターテイメント産業も最先端のテクノロジーと伝統的な文化が結びつき、多くのショートフィルムが産み出されています!ここ数年、映画大国エジプトや、南アフリカなどだけでなくナイジェリア、セネガル、チュニジア等からも私達の映画祭にエントリーがあります。

弊社ビジュアルボイスは、映像のチカラで世界を繋ぐモノガタリカンパニーです!ショートショートフィルムフェスティバルという映画祭事業の運営を通じて国際的に世界をこの日本で繋いでいます。

今回、日本アフリカエンタメ事業協議会(JAEBC)様と連携してアフリカプログラム を立ち上げ この先の アフリカにおける映像未来地図を、一緒に開拓してまいります。将来的には、

– アフリカ アワードの共同設立

– ショートフィルムの共同製作や、制作支援

– ブロックチェーン web3.0を、活用した 次世代型クリエイターエコノミーの創出

– 弊社のデータアセットマネジメント事業「ライフログボックス」

も活用し、クリエイターのグローバルネットワーキングをお手伝いしていきます。国内外からも参加企業や、団体を募って参りますので是非ご連絡下さい。

4 | AniWe・Kugali Media来日で連携が具体化

2026年3月23日、JAEBCは特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)と共催し、公開イベント「アフリカ・アニメ市場の最前線」を開催しました。

当日は、「AniWe」代表のOmotanwa Gbadebo氏に加え、アフリカ発のアニメスタジオ「Kugali Media」の代表Olufikayo Adeola氏が来日、登壇。「Kugali Media」は、ナイジェリアを拠点に活動する新進気鋭のアニメスタジオであり、アフリカ発作品として初めてディズニーと共同制作を行うなど、国際的にも注目を集めています。

アフリカの文化やストーリーをベースにした作品開発を行い、グローバル市場での展開を進めている点が特徴です。イベントでは、

  • アフリカ市場の実態

  • 日本コンテンツとの親和性

  • 具体的な事業連携の可能性

等について議論が行われました。多数のフォローアップミーティングも実施され、日本企業との新規事業創出に向けた検討が進みつつあります。

AniWe代表Omotanwa Gbadebo氏、Kugali Media代表Olufikayo Adeola氏とAnimeJapanを訪問

5 | 今後の展開

JAEBCは今後、アフリカ・日本両サイドのパートナーとの連携を強化し、1) アフリカのファンデータを活用した調査パネルの実装、2) 日本発コンテンツや関連公式グッズの現地テストマーケティングの推進を進め、日本のエンタメ産業のアフリカ進出を牽引してまいります。

共同代表コメント

JAEBC共同代表幹事 

品田 諭志

2001年に初めてアフリカに足を踏み入れて以来、25年間アフリカ市場に向き合い続けてきた身として、アフリカにおけるエンタメの消費爆発がまさに起きようとしているこのタイミングを見過ごすことはできません。

日本のエンタメ企業がアフリカ市場のポテンシャルを充分に取り込むためには、すでに存在しているアフリカ最大のファンコミュニティを囲い込み、そのデータに基づいて、流通と販売の仕組みを作り、拡大させるための「プレイブック」が今必要とされています。

2026年、JAEBCの新フェーズにおいては、アフリカで実際にエンタメ事業を作るための組織とノウハウ、基盤を整備していき、収益化に向けた動きを加速させていきます。

JAEBC共同代表幹事 

菅生 零王

JAEBCはこれまで、イベントや個別企業との対話を通じて、日本とアフリカのエンターテインメント産業の可能性を模索してきました。今回、AniWeのような現地コミュニティとの連携や、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアとの取り組みを通じて、少しずつではありますが、具体的な事業に向けた動きが生まれ始めています。

アフリカは非常に若い人口を持ち、今後のコンテンツ市場として大きな可能性を秘めていますが、同時に、現地のリアルなニーズや文脈を理解することが不可欠だと感じています。

だからこそ、現地のパートナーと丁寧に連携しながら、日本のIPやクリエイターが新しい形で価値を届けられる機会をつくっていきたいと考えています。

団体概要

名称:日本アフリカエンタメ事業協議会

英語名:Japan-Africa Entertainment Business Council

略称:JAEBC(ジェイビース)

運営事務局:株式会社ステージバンク

日本拠点:東京都千代田区丸の内2丁目3番2号4階

ナイジェリア拠点:10 Agodogba Avenue, Ikoyi, Lagos

お問い合わせ:info@jaebc.org

ホームページ:https://www.stagebank.jp/jaebc

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