子供向け体験コンサート(小学生200名を無料招待・ロート会館(大阪市生野区))、およびザ・シンフォニーホール(大阪市北区)での協奏曲公演を開催します
一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会のプレスリリース
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(所在地:東京都豊島区、専務理事:福田成康、以下「ピティナ」)は、ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:瀬木英俊、以下「ロート製薬」)と連携し、2026年6月7日(日)に大阪・ロート会館にて「子ども向け鑑賞コンサート」を、同年8月30日(日)にザ・シンフォニーホールにて若手ピアニストによる「特級グランド・コンチェルト2026」を開催いたします。
本取り組みは、2025年にスタートしたロート会館での鑑賞コンサートをさらに発展させたものです。地域の子どもたちへ音楽体験の機会を創出するとともに、若手ピアニストへ実践的な大舞台を提供するという「次世代育成」を一体的に展開してまいります。
■ 取り組み背景
近年、デジタル化の進展により画面越しの体験が増える中、次世代を担う子どもたちが五感を使って本物の文化・芸術に触れる機会や、環境に左右されない体験の場の重要性が高まっています。また、国際舞台を目指す若手音楽家にとっても、オーケストラと共演する演奏機会は極めて貴重です。
ピティナは、ピアノ指導者の育成や音楽普及、コンクールの開催を通じて、音楽が生み出す豊かな社会づくりに貢献してきました。このたび、「Connect for Well-being」を掲げ、心豊かな社会や地域共生、次世代のサポートを推進するロート製薬との想いが合致し、本プロジェクトが実現いたしました。ロート製薬の本社が所在する大阪市生野区を拠点とし、「地域での文化振興」「若手ピアニストの支援」「音楽を通じた世代間交流」「企業と地域の接点創出」を柱に連携を深めてまいります。
■ 各公演の概要と見どころ
①ピアノ・木管五重奏 鑑賞コンサート
~チャイコフスキー「くるみ割り人形とピアノコンチェルト」~
チャイコフスキーの名曲を、ピアノと木管五重奏のアンサンブルでお届けする特別なプログラムです。オーケストラとは一味違う、各楽器の個性が際立つ緻密な掛け合いや、多彩な音色の変化を間近で体感できます。さらに、指揮者体験やボディパーカッションなど、初めてクラシックに触れるお子さまから、日頃より音楽に親しんでいるお子さままで、ステージと一体になって楽しめる参加型企画も用意しています。
日程: 2026年6月7日(日)
会場: ロート会館(ロート製薬本社内、大阪市生野区巽西1-8-1)
対象: 小学生200名を無料招待(先着・要申込・要保護者同伴)/一般2,000円
出演: ピアノ/稲沢 朋華(2025年ピティナ特級グランプリ)、木管五重奏/エロイカ木管五重奏団
内容: チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番より第1楽章、バレエ組曲『くるみ割り人形』他、楽器紹介、参加型企画(指揮者体験・ボディパーカッション等)
公演ページ:ピアノ・木管五重奏 鑑賞コンサート
【参考】2025年の実績
2025年6月にロート会館で開催した初回公演では、小学生約200名を無料招待し、地域住民やロート製薬従業員のご家族を含む約500名が来場し満席となりました。本格的なピアノ・コンチェルトを楽器紹介や体験型企画と組み合わせる工夫により、「初めてクラシック音楽に触れた子どもにも分かりやすい」と来場者から高い評価をいただきました。
② 特級グランド・コンチェルト2026
国際舞台で不可欠となる「オーケストラとの共演(協奏曲)」の経験を若手ピアニストに提供する、ピティナ「特級」入賞者たちのための大舞台です。指揮・藤岡幸夫氏率いる関西フィルハーモニー管弦楽団を迎え、世界に挑む俊英たちがピアノ協奏曲を演奏。第5回目の開催となる本年度は、ロート製薬協賛のもと、ピティナ特級グランプリであり、作曲家としても活躍している片山柊氏に新作コンチェルトを委嘱。「日本発のコンチェルトを世界へ」を掲げ、同公演にて世界初演を行います。
また本公演では、文化庁の「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」およびロート製薬の協賛により、18歳以下の子どもたちへ無料招待席を設けています。
日程: 2026年8月30日(日)
会場: ザ・シンフォニーホール(大阪市北区大淀南2丁目3-3)
指揮・管弦楽: 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
出演・曲目(予定):
黒木雪音(チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番)※2022年ダブリン国際ピアノコンクール日本人初優勝、2019年ピティナ特級銀賞
進藤実優(ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番)※2025年ショパン国際ピアノコンクールファイナリスト、2021年ピティナ特級銀賞
片山柊(委嘱新作ピアノ協奏曲/ロート製薬協賛)※2017年ピティナ特級グランプリ
公演ページ:特級グランド・コンチェルト2026
■ 今後の展望
「子どもたちへの良質な音楽体験の提供」と「若手音楽家の育成」を一体的に展開するこのような取り組みは、地域から次世代へとつながる持続可能な音楽文化の基盤づくりに貢献するものと考えています。
当協会は、ピアノ指導者の育成や音楽普及活動を通じて、心豊かな社会の実現を目指してまいりました。音楽が持つ「人を元気にし、地域をつなぐ力」を信じ、これからもロート製薬をはじめとする様々なパートナーシップや地域の皆様とともに、次世代の才能を育み、未来の可能性を広げる活動に注力してまいります。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)について
ピアノ指導者を中心とした音楽教育のネットワーク組織です。ピアノの先生という職業を軸に、人と人を音楽で繋ぎ、一人ひとりの豊かな人生を実現するための活動を幅広く行っています。18,000人以上の会員と、会員の生徒を中心とした全国のピアノ学習者のつながりをつくり、全都道府県に670以上の拠点を築きながら、国内最大規模のピアノコンクール・合同発表会・アウトリーチ事業・音楽データベースサービスなどを拡充してきました。
主催コンクールの最難関部門「特級」は、国際コンクールでも活躍する若手ピアニストを数多く輩出し、音楽・芸術界を牽引する人材育成にも貢献しています。近年は自治体・企業・NPOなど、様々な組織との協働による「豊かさ」の実現を目指し、「特級」出身ピアニストの派遣公演等を通じて、地域コミュニティの支援や学校教育との連携を推進しています。