「血糖値と尿検査」を通じて体からのSOSサインを知ることの重要性を発信

お笑い芸人のスギちゃんと考える「糖尿病・腎臓病」早期ケアに関するイベントを横浜市で開催

バイエル ホールディング株式会社のプレスリリース

    

  •  スギちゃん「大切な人とともに定期的に体との対話を通じて一生現役、一生ワイルドに生きたい」

  •  専門医「気づきにくい腎臓からのSOSサインを見逃さないよう糖尿病なら半年に1回は尿検査を」


大阪、2026年6月2日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:アシュラフ・アルオウフ、以下「バイエル薬品」)は、糖尿病と合併症に関する啓発活動の一環として、“あなたのカラダにSOSサイン!?大切な人と考える「糖尿病・腎臓病」早期ケア”をテーマに、市民公開講座「一生、現役。動ける体は自分で守る ~血糖値と尿検査から始める未来の備え~」を5月30日に、没入体験イベント「没入型映像“ジンゾリウム”で旅する腎臓のセカイ」を5月30日と31日に、横浜市で開催しました。2日間で延べ3,000人超が来場し、専門医による講演、ゲストの体験談、没入型映像やクイズスタンプラリーなどを通じて、糖尿病と合併症の一つである糖尿病関連腎臓病について理解を深めました。

糖尿病は、予備群を含めると国内で約1,800万人にのぼり、成人の5~6人に1人が罹患していると言われています¹⁾。慢性的に高血糖が続くことで、神経障害、網膜症、腎症などの合併症リスクが高まり、なかでも糖尿病関連腎臓病は、透析導入の原因の第1位となっており²⁾、2型糖尿病患者の約40%が慢性腎臓病(CKD)を発症していると推計されています³⁾。慢性腎臓病(CKD)は日本国内で約2,000万人が罹患していると推計され⁴⁾、新たな国民病となっています。糖尿病や慢性腎臓病(CKD)は、初期には自覚症状が乏しいものの無症状の時から狭心症や心筋梗塞、脳卒中など全身の病気に影響するため、早期に対策を講じることが重症化リスクの抑制や日常生活を送る上でも重要です。

5月30日に行われた市民公開講座では、糖尿病を専門とする横浜市立大学大学院医学研究科 分子内分泌・糖尿病内科学 教授 寺内康夫先生、雨宮内科医院 副院長 田中翔先生を講師にお迎えし、「一生、現役。動ける体は自分で守る ~血糖値と尿検査から始める未来の備え~」をテーマに、糖尿病の原因と進行に伴うリスクから、腎臓の働きと慢性腎臓病(CKD)と診断されるまでの流れと治療方法について解説いただきました。

また、動ける体を守るための未来の備えとして、生活習慣改善や定期的な健康診断、アルブミン尿検査などを通じた早期発見・早期治療の重要性について強調されました。

続くトークセッションでは、寺内先生、田中先生に加え、過去に糖尿病予備軍と診断されたお笑い芸人のスギちゃんをゲストにお迎えし、スギちゃんの生活習慣を振り返りつつ、糖尿病のリスク因子や腎臓からのSOSサインを知る指標、日常生活で気を付けるべきポイントなどについて、チェックリストや会場参加型のクイズを交えながら、自分のカラダの今を知り、自分らしく、アクティブに人生を過ごすために意識したいことについて来場者とともに考えました。

市民公開講座終了後、寺内先生、田中先生、スギちゃんは、隣接する会場で行われた「没入型映像“ジンゾリウム”で旅する腎臓のセカイ」にも参加し、直径6mの巨大イマーシブドームで投影される働き者の腎臓のセカイに没入し、まるで体の中を旅するような体験をしていただきました。

2つのイベントを通じた登壇者のコメントは以下の通りです。

■寺内康夫先生

腎臓は老廃物の排出や血圧調整など重要な役割を担っていますが、機能低下が進行しても自覚症状が現れにくい沈黙の臓器です。糖尿病関連腎臓病は、早期診断・早期治療により、腎機能の低下を抑えることが可能です。定期的な検査を通じて、血糖値やGFR値など、体からの“SOSサイン”に意識を向け、食事や運動などの生活習慣を見直し、継続することで、将来の合併症や透析のリスクを抑えることができます。また、現代は良い治療方法がたくさんありますので、早く医療機関を受診していただくこともご自身や皆様の大切な方を守るために重要です。今日を未来に向けた“はじめの一歩”とし、大切な人とともに動ける体と自分らしい生活を少しでも長く続けていただきたいと思います。

■田中翔先生

糖尿病は、患者さんご自身の生活そのものが治療につながる病気です。そのため主体的にご自身の体に向き合うことを意識していただきたいと思います。健診で血糖値や尿タンパクの異常を指摘されても、痛みなどの自覚症状がないと受診を先延ばしにしがちですが、放置すると透析の主要原疾患である慢性腎臓病(CKD)を発症するリスクが高まります。人工透析が必要になると治療に多くの時間を費やすことになるため、異常を指摘された“今”が受診のタイミングです。気になることがあれば専門医に相談し、定期的なアルブミン尿検査を通じてご自身の体の変化に目を向けていただきたいと思います。また普段の生活の中で取り入れやすく、続けやすい改善策を一緒に考えながら、動ける体を守っていきましょう。

■スギちゃん

過去に番組内の企画で糖尿病予備軍と診断され、子供に「頑張っているお父さんの姿」を、これから先も長い間見せてあげたいと思い、自分の体を労わるなど自分なりに気を付けてきましたが、今回のイベントを通じて、糖尿病と腎臓が密接に関わっていること、そして腎臓からの“SOSサイン”を知るためのアルブミン尿検査の重要性について学ぶことができました。自覚症状があまり出にくいからこそ、検査はもちろん、自分の体をケアし、労わることが大事だと思いました。また、自分一人ではどうしてもくじけてしまいそうなときは、家族も巻き込み、コミュニケーションをとりながら、体と対話していくことが一生現役でいるコツかなと思いました。 大切な人と一緒に“動ける体”を守り、一生現役、一生ワイルドに生きたいです。

2つのイベントには多くの方が来場され、糖尿病や糖尿病関連腎臓病について楽しく学んでいただきました。今後もバイエル薬品はこのような取り組みを行うことで、糖尿病やその合併症の一つである糖尿病関連腎臓病の予防や早期発見・治療につなげていただくための機会になるよう願っています。

References:

1) 厚生労働省. 令和6年「国民健康・栄養調査」

2) 日本透析医学会. 「わが国の慢性透析療法の現況(2024年12月31日現在)」

3)International Diabetes Federation. 2020. Available at: https://idf.org/europe/life-with-diabetes/diabetes-related-complications/chronic-kidney-disease/. Last accessed: May 2025

4) 日本腎臓学会.「CKD診療ガイド2024」

循環器疾患および腎疾患におけるバイエルのコミットメントについて

バイエルは循環器領域のリーダーであり、革新的な治療薬のポートフォリオを推進しています。心臓と腎臓は健康や疾患において密接に関わっており、バイエルはアンメットメディカルニーズが高い循環器疾患と腎疾患に対する新しい治療アプローチについて取り組んでいます。バイエルのポートフォリオを心臓病に対する精密医療へと転換させ、循環器疾患による大きな負担に対処して長期的な成長を促進することにより、今後の循環器市場における未来を切り開くことを戦略としています。バイエルのポートフォリオには、革新的な製品や前臨床および臨床開発のさまざまな段階にある複数の化合物がすでに含まれています。これらの製品・化合物は、循環器疾患の治療法に影響を与える可能性のある標的やシグナル伝達経路を優先的に開発するバイエルのアプローチを反映しています。

バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。私たちのミッション「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」のもと、バイエルの製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力しています。同時に、収益力を高め、イノベーションと成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。2025年のグループ全体の売上高は456億ユーロ、従業員数は約88,000名、研究開発費は58億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

バイエル薬品株式会社について

医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業を通じて、日本の患者さんのための治療に変革をもたらす持続可能な取り組みを推進しています。医療用医薬品部門では、アンメットメディカルニーズの高い循環器・腎・代謝領域、オンコロジー領域、眼科領域などのスペシャリティ領域、画像診断領域にフォーカスし、革新的医薬品の提供を通じて高齢化が進む日本の患者さんの健康寿命の延伸とQOLの向上に努めています。コンシューマーヘルス部門では、赤ちゃんの「人生最初の1000日」に適切な栄養を届けるため、女性の妊娠前から妊娠期間及び産後・授乳期を通じて栄養をサポートするサプリメントなどに注力しています。詳細はwww.pharma.bayer.jp, Facebook,YouTubeをご参照ください。

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