「第六回杉友寄席」で特殊詐欺根絶を訴えかける!特別防犯支援官の吉原朝馬氏、伍代夏子氏が登壇

「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチームのプレスリリース

この度、第六回杉友寄席において、落語家であり特別防犯支援官も務める吉原朝馬氏、特別防犯支援官の伍代夏子氏が、集まった観客に対し、近年巧妙化する特殊詐欺の最新手口と具体的な防犯対策について説明を行いました。

■心の隙を狙う巧妙な手口を解説

吉原氏は客席に向けて「自分は絶対に騙されないと思っていませんか?」と呼びかけ、会場内で、警察官を騙る特殊詐欺の実際の音声を再生し、観客は耳を傾けました。

伍代氏は、「今はこの音声も冷静な状況で聞けていたと思いますが、犯人は騙しのプロです。私たちが健康で元気な時は引っかかりにくくても、体調を崩したり、心配事があったりして『心に余裕がない時』は特に判断力が鈍り、大きな隙ができてしまいます。犯人は次々に登場人物を替えるなどして、考える隙を与えずに精神的に冷静でない状況に追い込むのが非常に上手いです」と警鐘を鳴らしました。

さらに、昨今、犯行グループの最初の接触ツールとして大半を占めている「国際電話」を使った最新手口に言及。スマートフォンに表示される「+1(アメリカ・カナダ)」や「+44(イギリス)」といった見慣れない国番号について、伍代氏は「日本の警察の追跡を逃れるために海外回線を経由している」と説明。海外に知り合いがいない限り、身に覚えのない「+」から始まる番号には「絶対に出ない、かけ直さない」ことの徹底を求めました。

その上で、犯人と直接話さないための「今一番有効な防犯対策」として、以下の2つの制度を紹介しました。

【1】固定電話の対策: 「国際電話の利用休止申請」(無料の制度)を利用し、国際電話の着信をストップさせる。

【2】スマートフォンの対策: 警視庁の防犯アプリ「デジポリス」や、警察庁推奨アプリの「詐欺電話ブロック機能」(いずれも無料のアプリ)を活用し、詐欺電話の着信をストップさせる。

本イベントでは、会場の外に警察官による特設ブースが設けられ、「国際電話の利用休止申請」の申し込み方法や、防犯アプリのダウンロード方法を分かりやすく解説するサポートが実施されたうえで、吉原氏と伍代氏は、「ぜひ今日できることは今日対策をしましょう。このあとお帰りのその足で外のブースにお立ち寄りいただき、本日必ず対策を完了させてから、安心と一緒にご自宅へお帰りになってください」と客席へ呼びかけました。

最後に、寄席の席亭も務める杉良太郎氏がステージへ登壇。集まった観客に向け、「このような場で何度も啓発を続けるのは、多くの方がどこか『自分は大丈夫だ』と思い込んでいるからです。健康も防犯も、絶対という保証はありません。一度騙されてしまえばすべてが終わってしまいます。いま一度立ち止まって自身の健康や防犯について考え、この危機感を周囲へ広く伝えていかなくてはいけません。」と訴えました。

 

(※)「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。

スマートフォン用 防犯対策アプリ

防犯対策アプリの詳細は下記をご確認ください。

■警視庁防犯アプリ「デジポリス

 ■警察庁推奨アプリ

【開催概要】
■催事名:第六回杉友寄席

■実施日:令和8年5月29日(金)

■実施会場:深川江戸資料館 小劇場

■出席者:警察庁 特別防犯対策監 杉 良太郎氏

     警察庁 特別防犯支援官 伍代 夏子氏
     警察庁 特別防犯支援官 吉原 朝馬氏

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