〜2026年度全日本吹奏楽コンクール課題曲を、一夜限りのオーケストラで演奏〜
大阪芸術大学のプレスリリース
大阪芸術大学(所在地:大阪府南河内郡河南町、学長:塚本邦彦)は、2026年5月27日(水)にザ・シンフォニーホールで開催した「大阪芸術大学ドリーム・ウインド・オーケストラ2026」にて演奏された、2026年度全日本吹奏楽コンクール課題曲4曲の演奏映像を、6月5日(金)よりYouTubeで公開しました。
今年で4回目の開催となる「大阪芸術大学ドリーム・ウインド・オーケストラ」は、関西を中心に第一線で活躍する約60名のプロ奏者が、所属する楽団や団体の枠を超えて集結する一夜限りの特別編成による吹奏楽団です。オーケストラ、吹奏楽団、ソリストなど、日頃は異なる現場で活躍する演奏家たちが一堂に会し、ここでしか聴くことのできない響きを届けています。
今年は酒井格客員教授が作曲した『カタツムリの夢』の世界初演をはじめ、2026年度全日本吹奏楽コンクール課題曲など多彩な楽曲を披露しました。当日は、関西各地から吹奏楽部に所属する中高生が来場し、満員の会場をプロ奏者による迫力ある演奏が包み込みました。来場した中高生にとって、本物の音色を生で体感できる一夜は、未来の音楽家たちを刺激する機会となりました。
今回YouTubeで公開した映像では、当日演奏された2026年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ〜Ⅳの4曲を視聴できます。映像公開により、会場でしか聴くことのできなかった演奏を、全国の吹奏楽部員や指導者、音楽ファンにもご覧いただけるようになりました。一夜限りの特別編成による演奏を、ぜひYouTubeでご覧ください。
■課題曲映像
・2026年度全日本吹奏楽コンクール 課題曲Ⅰ 夕映えの丘
・2026年度全日本吹奏楽コンクール 課題曲Ⅱ ザ・ガーズ
・2026年度全日本吹奏楽コンクール 課題曲Ⅲ あつまれ おもちゃのマルチャ!
・2026年度全日本吹奏楽コンクール 課題曲Ⅳ 管楽器のためのフィナーレ
■当日の様子
詳細:https://www.osaka-geidai.ac.jp/topics/dwo_2026_topics
■参加講師コメント
作曲家/演奏学科 客員教授
酒井 格 (作曲・指揮)
今年の新作「カタツムリの夢」は、ホルンの魅力をもっと知ってほしいという思いが出発点です。私自身も「ドリーム・ウインド・オーケストラ」のホルンセクションの美しいアンサンブルに触発され、ホルンの豊かな低音やその真価を皆さんに伝えたいと考えました。この舞台で「この先生の音が好きだ」「この人と一緒に音楽を学びたい」と直感的に憧れる先生が見つかれば、ぜひ学びの扉を叩いてほしい。学生の皆さんにとって、ここが一生の目標となる音や師と出会う、かけがえのない場になることを願っています。(一部抜粋)
大阪交響楽団 テューバ奏者/演奏学科 講師
潮見 裕章
今回私が指揮を担当したのは、制作統括の本田耕一先生と相談しながら選曲した2曲です。中高生にもなじみ深い『セドナ』と、震災復興の祈りが込められた『陽はまた昇る』。いずれも若い皆さんにいま聴いてもらいたい作品だと考えました。通常プロの演奏会はクールに進むことが多いですが、このコンサートは全員が心から音楽を楽しみ、時に舞台上でガッツポーズが飛び出したり握手を交わしたりもします。学生の皆さんにとって、かつて同じ立場だった私たちが情熱を爆発させている姿が、少しでも未来の夢や明日の練習への活力になってくれたら、これほど嬉しいことはありません。(一部抜粋)
大阪フィルハーモニー交響楽団 トランペット奏者/演奏学科 講師
篠﨑 孝
今回ソロを務めたジョン・ウィリアムズの『サモン・ザ・ヒーロー』は、世界的トランぺッターのティム・モリソン氏に捧げられた作品で、私たちトランペット吹きにとっては誰もが憧れる名曲です。今回の演奏会をきっかけに、もっと多くの生の演奏にふれ、音楽そのものの楽しさや感動を体感してもらいたいです。音楽を続ける中では壁にぶつかることもありますが、知識を増やし、演奏会に行き、経験を積み重ねて練習すれば必ず前に進めます。大阪芸術大学には、高い情熱を持つ教員と、音楽に集中し仲間と切磋琢磨しあえる素晴らしい環境が揃っています。熱い現場で、皆さんと出会えるのを楽しみにしています。(一部抜粋)
大阪フィルハーモニー交響楽団 クラリネット奏者/演奏学科 講師
船隈 慶
初演から毎年参加していますが、今回はコンサートマスターの大役をいただき、身の引き締まる思いで臨みました。ここに集まるのは、一人ひとりが卓越した音楽家ばかり。互いをリスペクトし、全員が気持ちよく演奏できる空気感を保つことを大切にしました。理想の音を奏でるための近道は、頭の中にどれだけ素晴らしい音のイメージを持てるかです。手軽に音源を聴ける時代だからこそ、生の音から何を感じるかという実体験が大切になります。若いうちに格安の学生席などの特権を大いに利用して本物の演奏をたくさん聴き、人と音が重なり合う瞬間の純粋な喜びをぜひ全身で味わってほしいと思います。(一部抜粋)
大阪フィルハーモニー交響楽団 ホルン奏者/演奏学科 講師
篠﨑 孝
「ドリーム・ウインド・オーケストラ」は、私にとってすっかり「毎年帰ってくる場所」になっています。ここでしか出せない響きは、私の音のパレットの大切な一片です。私自身、かつてはいろいろなプロ奏者への憧れが原動力でした。だからこそ、中高生の皆さんが「こんな音を出したい」と思える一つの答えを、この舞台で示せたらと願っています。上達のコツをひとつあげるなら、まずは楽器を大切にすること。そして、今の自分が出す音を受け止め、良い音に近づける過程そのものを楽しんでほしい。時に冷や汗をかくようなホルン独特の難しさも含めて、生のステージの美しさを、五感で味わってもらえたら嬉しいです。(一部抜粋)
■プログラム
1部: S.ライニキー/セドナ
P.スパーク/陽はまた昇る
酒井 格/委嘱作品(世界初演)
<指揮/酒井 格>
2部:<2026年度全日本吹奏楽コンクール課題曲>
森山 至貴/夕映えの丘
伊藤 士恩/あつまれ おもちゃのマルチャ!
伊藤 康英/管楽器のためのフィナーレ
星出 尚志/ザ・ガーズ
J.ウィリアムズ/サモン・ザ・ヒーロー(Tp.ソロ 篠崎孝)
P.スパーク/ドラゴンの年(2017年版)
<指揮/伊勢敏之>
■「大阪芸術大学 ドリーム・ウインド・オーケストラ2026概要」
【日時】 2026年5月27日(水) 開演19:00[18:00開場]
【会場】 ザ・シンフォニーホール
【入場料】 3,500(税込)(高校生以下 無料)
【制作統括】本田 耕一
【指揮】 潮見 裕章、酒井 格、伊勢 敏之
【主催】 学校法人塚本学院 大阪芸術大学
【協賛】 大阪芸術大学響友会