~「日豪友好協力基本条約」署名50周年に、現代日本のジャズ最前線を届けます~■アーティストプロフィール【BIGYUKI】【STEREO CHAMP】【Tenors In Chaos】 【梅井美咲】
独立行政法人国際交流基金のプレスリリース
2026年、日本とオーストラリアは「日豪友好協力基本条約」署名50周年という節目の年を迎えました。これを記念し国際交流基金(JF)は、2026年10月にオーストラリア7都市(アデレード、キャンベラ、シドニー、ホバート、パース、ブリスベン、メルボルン)でジャズ巡回公演「Japan Jazz Nights」を実施します。
JFは「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ。」をミッションに、「文化芸術交流」「日本語教育」「日本研究・国際対話」を通じて国際文化交流を推進する独立行政法人です。
舞台芸術の分野では、日本からアーティストを派遣し、現地専門家との意見交換や、創作現場・公演の視察を通じて、国際的ネットワークを広げ、今後の持続的な交流と協働の基盤を築いています。
またASEAN 諸国からアーティストやフェスティバルディレクター等を日本へ招へいし、日本の舞台関係者との相互理解を深め、新たな創作活動の可能性を探る機会を提供しています。
日本のジャズは、従来海外でも知られ、昨今再評価もされていますが、現在のシーンとなると海外ではまだまだ十分に紹介されているとは言えません。この機に大規模な巡回公演を行うことで、オーストラリアのオーディエンスが、現代日本のジャズの最前線に触れる機会を創出します。
本事業では、国際的にも注目を集める4組のアーティスト(BIGYUKI、STEREO CHAMP、Tenors In Chaos、梅井美咲)を派遣します。公演では一部、現地のアーティストとのコラボレーションも予定しており、音楽を通じて両国の相互理解を深め、日豪間の文化交流のさらなる発展を目指します。
公演の詳細は、8月下旬にJF公式ウェブサイトにおいて発表いたします。
■アーティストプロフィール
【BIGYUKI】
ニューヨークを拠点に活動するキーボーディスト、作曲家、プロデューサー。6歳からピアノを始め、Berklee College of Music在学中よりセッション・ミュージシャンとして活動。ニューヨーク移住後はLauryn Hill、Kamasi Washington、Robert Glasper、J. Coleらとの共演を重ね、A Tribe Called Questのラスト・アルバムには演奏に加え、作曲でも参加。ジャズ、ヒップホップ、エレクトロニック・ミュージックを自在に横断する独自の音楽性で高い評価を集め、世界各地のフェスティバルやライブステージで観客を魅了し続けている。
【STEREO CHAMP】
ギタリスト・コンポーザーの井上銘が率いるバンド、STEREO CHAMP。鋭いリズムと即興性を軸に、構築と自由が同時に立ち上がるサウンドを鳴らしている。楽曲は井上銘とベーシスト山本連による共作が中心。緻密に設計された構造の中で、メンバーそれぞれの判断と反応が重なり、演奏は常にその場で更新されていく。メンバーは、ギター:井上銘、ベース:山本連、トランペット:類家心平、ピアノ/キーボード/シンセサイザー(やかん):渡辺翔太、ドラムス:福森康、トロンボーン:James Macaulay。ジャズを土台にしながらも、ビート、音響、即興が交差する音楽は、ライブでこそ本領を発揮する。STEREO CHAMPは、 その瞬間にしか生まれない音楽を鳴らし続けるバンドである。
【Tenors In Chaos】
日本のジャズシーンの最前線を走る3人のテナーサックス奏者、陸悠・西口明宏・馬場智章によるスーパーグループ、Tenors In Chaos。バークリー音楽大学を首席で卒業し、Mrs. GREEN APPLEから大西順子まで共演の幅を広げる陸悠。自身のグループFOTOSを率い、共演者からの信頼も厚い西口明宏。アニメーション映画『BLUE GIANT』で主人公・宮本大の演奏を担当し、2024年にユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たした馬場智章。三者三様の音を、デヴィッド・ブライアント(p)、須川崇志(b)、小田桐和寛(ds)が支える。2021年12月に神戸で結成、名付け親であるトランペッター黒田卓也の号令のもと2023年に本格始動し、同年11月、黒田主宰のaTak Recordsからアルバム『Chaos』を発表。BLUE NOTE TOKYO公演は即日完売、KNOWERの来日ツアーのサポートアクトにも抜擢され、各地のジャズフェスを沸かせてきた。2025年には2作目『More Chaos』を発表している。
【梅井美咲】
2002年兵庫県生まれ。4歳よりピアノ、6歳よりエレクトーン、作曲を始め、東京音楽大学作曲科を卒業。ピアニスト、トラックメイカー、シンガーとして、アコースティックなアンサンブルから電子音楽まで幅広く横断する。2025年、Rolling Stone Japanの「Future of Music」で、日本を代表する25組のアーティストに選出。同年7月、自身のレーベル〈.plum(es)〉からソロ名義初のアルバム『Asleep Above Creatures』を発表。躍動するピアノ・トリオ、緻密なストリングス・アレンジ、自らの歌声を乗せたエレクトロニカが一枚に同居し、その多面性を鮮やかに示した。同作はASIAN KUNG-FU GENERATION・後藤正文主宰のAPPLE VINEGAR -Music Award- 2026にノミネートされている。
ライブでも活動の場を広げ、2025年2月にはGeordie Greep(元black midi)の来日ツアーにメンバーとして参加、7月にはFUJI ROCK FESTIVAL ’25のROOKIE A GO-GOに出演。2026年4月には渋谷WWWでの初の単独公演を成功させた。
以上