「死の旅」発売にあたって松原タニシコメント著者プロフィール
松竹芸能株式会社のプレスリリース
事故物件住みます芸人・松原タニシによる旅行記『冥途探訪記 死の旅』(二見文庫)が7月21日(火)に刊行しました。
文庫化にあたり改題・増補し、書下ろし2編とカラー口絵を新たに収録しています。
本書は、著者累計55万部突破、映画化もされたベストセラー『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズの著者である事故物件住みます芸人・松原タニシが、怪談の舞台、呪いの伝説、弔いの現場、あの世とこの世の境界、神話の地など、死にまつわる土地を訪ね歩く異色の旅エッセイです。
見たら死ぬ祭り、触れたら死ぬ石、出会うと死ぬ妖怪「七人ミサキ」伝説の地、いざなぎ流の村、流刑の島、遺体管理人の現場、即身仏の寺――日本各地、そしてタイまで足を運び、「死」をめぐる恐怖と、その土地に刻まれた歴史を追います。
本書は、2021年に刊行した『死る旅』に、「余命5年の最終年、死出の旅」「遺骨の旅」の2編を書き下ろし収録。さらにカラー口絵も追加しました。
怪異や心霊現象だけではなく、人々が死の恐怖を乗り越えるために生み出してきた風習や儀式、祈りを見つめ直す一冊です。



書誌情報
書名:『冥途探訪記 死の旅』
著者:松原タニシ
発売日:2026年7月21日(火)
定価:1,100円(税込)
判型:文庫判
ページ数:372ページ
ISBN:978-4-576-26050-1
「死の旅」発売にあたって松原タニシコメント
『死の旅』は、心霊スポットに行きすぎて慣れてしまい、何も怖くなくなってしまったところからはじまります。恐怖を求めて事故物件と心霊スポットの往復をくり返した結果、恐怖自体が遠のいてしまうという皮肉。そこで僕は考えます。「怪談や肝試しではなく、人間にとって本当に恐ろしいものとは何なのか」を。
それは“死”。
事故物件に住んでいても心霊スポットに行っても“死なない”僕は、“死”というものの本当の恐ろしさを理解することができないことに気がつきました。
2016年に真っ黒な顔の写真が撮れた僕は、その写真を見たある人に「あと五年ですべてを失います」と宣告されます。そしてその五年後の2021年、僕は大晦日に生前葬をすることになります。
“死”とはいったい何なのか。その謎を探るべく、生前葬へ向けて、死にまつわるあらゆる場所へ旅に出ます。
それは僕自身の内面の旅であると同時に、読者の皆さんにとっても、誰にでも平等に訪れる“死”について考えるきっかけになれば幸いです。
著者プロフィール
松原タニシ
1982年兵庫県神戸市生まれ。松竹芸能所属。「事故物件住みます芸人」としてこれまで25軒の事故物件に居住。『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズ、『異界探訪記 恐い旅』『冥途探訪記 死の旅』『恐い食べ物』『恐い怪談』(以上、二見書房)など著書多数。『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズは映画化され、2020年に『事故物件 恐い間取り』、2025年に『事故物件ゾク 恐い間取り』(共に配給 松竹)が公開された。


