クラシック音楽マニアに贈る草津音楽祭のコンサート情報 コピー

2026年夏の草津音楽祭で聞けるマニアックな曲

公益財団法人 群馬草津国際音楽協会 草津夏期国際音楽アカデミー事務局のプレスリリース

草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

草津音楽祭のひとつの特徴として、「マニアックなプログラム」が挙げられると思います(普通は音楽祭というと人気曲や有名曲がずらりと並ぶことが多い!)。コアなクラシック音楽ファンの中には草津の音楽祭は練りこまれたツウ好みな選曲だから面白い、とおっしゃる方もいます。単に知られていない曲を並べるだけのマニアックさではなく、ストーリーが背景にあり、ときにアカデミックであり、やみくもにレア曲を取り上げるわけではないことはパンフレットの解説を読めばわかるようになっています。ぜひ、コンサートにお越しの際はパンフレットをご購入することをお勧めします。

本記事では2026年度音楽祭のマニアックプログラムをいくつかご紹介しようと思います。マニアックな=聞いてもよく分からない、ということではございません。知られていないけど聞いてみたら意外といい曲、ということが良くあります。

音楽祭で購入できるCDや書籍 他では手に入らないレア盤があるかも!

では、だれがこんなプログラミングを考えているのか?ということに関しては、なかなか一言では説明できないのですが、講師や奏者からのアイデアと事務局・企画担当が知恵を出し合って決めているということでしょう。ときには集客や採算度外視のプログラムになったりすることもあるのですが、それもある意味で草津音楽祭ならではといえます。

2026年8月27日(木)「バッハとその子ども達」

開場15:30/開演16:00 会場:草津音楽の森国際コンサートホール

2026年度の音楽祭テーマであるバッハは、もちろんヨハン・セバスティアン・バッハのことですが、彼は2度の結婚で20人の子が生まれ、そのうち成人したのは10人で音楽家になった子供は4人います。ヴィルヘルム・フリーデマン(W.F.)は長男で教会オルガニストや音楽監督の職に就いた人物。カール・フィリップ・エマニュエル(C.Ph.E)はハンブルク市音楽監督になり父の自筆譜の保存や作品の伝承にも寄与しました。

W. F. バッハの肖像画。1760年頃のW. ヴァイチュの油絵。 モーリッツブルク・ハレ国立美術館所蔵。

そして、プログラム中にあるF.メンデルスゾーンは、もちろんJ.S.バッハの『マタイ受難曲』の再演を行いバッハ再評価を実践した作曲家ですが、その大叔母レヴィはヴィルヘルムに師事しエマニュエルのパトロンでもあった…。等々、J.S.バッハに直接/間接的に関連のあるストーリーについては、ぜひホールで販売しているパンフレットをご参照いただきたいところです。

[プログラム]

J.S.バッハ:ソナタ ト短調 BWV 1030b

W.F.バッハ:12のポロネーズより

C.Ph.E.バッハ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調 Wq. 135 H. 549

W.A.モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K. 546

J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080

F.メンデルスゾーン:6つのオルガンソナタ 作品65より 第6曲

西村 朗:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番「霊媒」

F.リスト:バッハの名による幻想曲とフーガ S529/R22

出演:クラウディオ・ブリツィ(Cemb&Org)、クリストファー・ヒンターフーバー(Pf)、カリーン・アダム(Vn)、高木和弘(Vn)、般若佳子(Va)、大友 肇(Vc)、トーマス・インデアミューレ(Ob)

 入場料:(全席指定)大人¥5,000/U-25¥2,500

W. F. バッハの肖像画。1760年頃のW. ヴァイチュの油絵。 モーリッツブルク・ハレ国立美術館所蔵。

当音楽祭は現代音楽作曲家も積極的に取り上げています。過去には今生きている作曲家の個展を開催する年もありました(1984年度、尹伊桑、ユン・イサンなど)。2026年は、そういった草津と縁の深かった作曲家である尹伊桑や、3年前に惜しまれつつ他界した西村朗(元音楽監督、上記8/27)の作品を取り挙げます。

 さて、8月29日のコンサートは、大王のテーマ=フリードリヒII世がバッハに提示したテーマを題材にしたプログラムです。管弦楽組曲やブランデンブルク協奏曲といったメジャー曲と併せて、現代音楽がちょっとしたアクセントとなっています。

2026年8月29日(土)「大王のテーマ」

開場15:30/開演16:00 会場:草津音楽の森国際コンサートホール

[プログラム]

尹 伊桑:大王のテーマ

フリードリヒⅡ世:フルート・ソナタ第9番ホ短調

J.S.バッハ:管弦楽組曲 第2番ロ短調BWV1067

サンスーシー宮殿でのフリードリヒ大王のフルート・コンサート。1852年、A. メンツェルの油絵。ドイツ旧国立美術館所蔵。

J.S.バッハ:三声のリチェルカーレ&トリオ・ソナタ ~『音楽の捧げもの』 BWV 1079より

J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV 1050

出演:ザビエル・ラック(Fl)、トーマス・インデアミューレ(Ob)、クラウディオ・ブリツィ(Cemb)、カリーン・アダム(Vn)、高木和弘(Vn)、般若佳子(Va)、増山頌子(Vc)/他

 入場料:(全席指定)大人¥5,000/U-25¥2,500

最後にご紹介するのは、草津音楽祭としては珍しい南米系のプログラムです。このようにどの作曲家もバッハに繋がる…そんなバッハの偉大さに気付かされる今年の草津音楽祭です。「森の音楽会」は2025年度より始まった新企画で1時間ほどの短いコンサート。気軽さとお手頃感があり、観光客やファミリーを意識したプログラムを提供しています。ホールの前にはキッチンカーもあり、終演後には出演アーティストとの交流会もあります。ピアソラの情熱、ヒナステラの孤高、ヴィラ=ロボスの詩情、ラフマニノフの歌心の融合として、音楽祭のフェス感が楽しめる企画コンサートです。

2026年8月21日(金)「バッハ meets ワールド・ミュージック~森の音楽会Vol.2」

開場15:30/開演16:00(17:00終演) 会場:草津音楽の森国際コンサートホール

A.ピアソラ:フーガと神秘(弦楽四重奏版)

A.ヒナステラ:ギター・ソナタ 作品47

H.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番 アリア(ギター伴奏版)

S.ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14

A.ピアソラ:リベルタンゴ(ピアノ三重奏版)

J.S.バッハ:リュートのための組曲 第4番 ホ長調 BWV 1006a

出演:クリストファー・ヒンターフーバー(Pf)、カリーン・アダム(Vn)、高木和弘(Vn)、エンリコ・ブロンツィ(Vc)、天羽明惠(Sop)、谷辺昌央(Gt)/他

出演アーティストとの交流イベント 予約不要

【チケット販売】

コンサートの種別によって値段が異なり、公演スケジュールの詳細は公式HP(https://kusa2.jp/concert/2026schedule/)をご確認ください。2026年8月17日時点で25歳以下方は、半額でご入場いただけます(入場時に身分証明書が必要です)。

※8月26日のチャペルコンサートに関しては直接草津ナウリゾートホテル(0279-88-5111)でのお問合せになります。

・オンラインチケット購入

GETTIISより https://www.confetti-web.com/@/kusa2_46

※ご予約前にGETTIISの会員登録(無料)が必要です。

※クレジットカード決済、セブンイレブンにて発券となります。

・電話:0279-82-5775 ※2026年6月1日(月)~8月14日(金)10:00~16:00(平日のみ)、2026年8月17日(月)~30日(日) 10:00~16:00(毎日)※支払い方法 郵便振替または銀行振込

・窓口販売:草津音楽の森国際コンサートホール内チケット窓口 ※現金、PayPay、くさつ温泉感謝券。クレジットカードはご利用いただけません。

本記事で紹介のコンサートは、未就学児はご入場いただけませんので予めご了承ください。(未就学児も入場できるコンサートもあります)

チケット購入に関する詳細

https://kusa2.jp/concert/ticket-4/

コンサートホール座席表

https://kusa2.jp/wp-content/uploads/2026/06/54b63ac310f4ffe823acd6be381e52e4.pdf

出演演奏者

https://kusa2.jp/concert/46artist/

グッズ販売コーナーも充実
2025年のサイン会の様子

草津音楽の森国際コンサートホール 

会場の「草津音楽の森国際コンサートホール」は天狗山センターハウスから車で3分ほどの位置にあります(駐車場は完備、送迎バスも通っています)。開演前にアルプホルンが聴けたり、売店で音楽祭グッズを購入できたり、カフェカウンターもあります。

                      

アクセス https://kusa2.jp/access/access-facility/

 

草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル(https://kusa2.jp/)について

世界一流の音楽家を招いて毎年8月に草津温泉を中心に開催しています。2026年は8月17日から31日まで毎日演奏会が行われています。温泉にプラスαで音楽鑑賞はいかがでしょうか。0歳から入場できる「子どものためのコンサート」や名曲を気軽に聞ける「森の音楽会」、夜の湯畑で行われる「湯あがりコンサート」もあります。もちろん、しっかりクラシック音楽を聴きたい方も、期間中の16時から草津音楽の森国際コンサートホールにて開催していますので是非お勧めです。

コンサート全公演についての詳細

https://kusa2.jp/concert/2026schedule/

★主催者について

公益財団法人群馬草津国際音楽協会

〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根国有林54林班地内

TEL 0279-88-8118 / FAX 0279-88-8121 / E-mail: admin@kusa2.jp

草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル ホームページ https://kusa2.jp/

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