【神保町シアター】田中絹代、山田五十鈴、京マチ子、若尾文子… 名女優たちを輝かせた世界的巨匠・溝口健二監督の代表作を一挙上映! 8/15(土) より

──特集上映「没後70年 映画監督・溝口健二の世界」

株式会社小学館のプレスリリース

監督・出演者・テーマなど様々な角度から作品にスポットを当て、古き良き日本映画をフィルムで上映する、本の街の名画座・神保町シアター。

8月15日(土) からは、“世界のミゾグチ” として世界の映画史にその名を刻んだ巨匠・溝口健二の特集上映です。

仏のジャン=リュック・ゴダールなど世界的映画監督からもリスペストされ、『西鶴一代女』(1952年)、『雨月物語』(1953年)、『山椒大夫』(1954年)がヴェネツチア国際映画祭で3年連続の受賞を果たすなど “世界のミゾグチ” としてその名を轟かせた映画監督・溝口健二(1898-1956)。その代表作は、現在でも世界の歴史ある映画雑誌が選ぶ映画史上の名作に選出されるなど、国内外で根強い人気を誇っています。

今回は、その膨大なフィルモグラフィーのほんの一部ではありますが、トーキー初期の傑作から遺作までを一挙上映し、その軌跡を辿ります。またとないこの機会に、ぜひスクリーンでご堪能ください。

《特集上映》

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没後70年

映画監督・

溝口健二の世界

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2026年8月15日(土) ~ 9月11日(金)

神保町シアター

(千代田区神田神保町1-23 TEL.03-5281-5132)

 入場料金=一般1400円、シニア1200円、学生1000円

*8月25日(火) ・9月8日(火) は、設備点検のため休館します

 

神保町シアター ホームページ

https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/

「映画監督・溝口健二の世界」特集上映ページはこちら

https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/features/2026-08-15_mizoguchi-kenji-70th.html

【上映作品】

浪華悲歌

昭和11(1936)年

監督・原作=溝口健二

出演=山田五十鈴、原健作、志賀廼家弁慶

夜の女たち

昭和23(1948)年

監督=溝口健二 原作=久板栄二郎

出演=田中絹代、高杉早苗、浦辺粂子

 

噂の女

昭和29(1954)年

監督=溝口健二

出演=田中絹代、久我美子、大谷友右衛門

新・平家物語

昭和30(1955)年

監督=溝口健二 原作=吉川英治

出演=市川雷蔵、久我美子、木暮実千代

お遊さま

昭和26(1951)年

監督=溝口健二 原作=谷崎潤一郎

出演=田中絹代、乙羽信子、堀雄二

 

楊貴妃

昭和30(1955)年

監督=溝口健二

出演=京マチ子、森雅之、山村聰

雪夫人絵図

昭和25(1950)年

監督=溝口健二 原作=舟橋聖一

出演=木暮実千代、上原謙、久我美子

祇園の姉妹

昭和11(1936)年

監督・原作=溝口健二

出演=山田五十鈴、梅村蓉子、志賀廼家弁慶

殘菊物語 《デジタル修復版》

昭和14(1939)年

監督=溝口健二 原作=村松梢風

出演=花柳章太郎、森赫子、高田浩吉

近松物語

昭和29(1954)年

監督=溝口健二 原作=近松門左衛門

出演=長谷川一夫、香川京子、進藤英太郎

赤線地帯

昭和31(1956)年

監督=溝口健二 篇中一部分・原作=芝木好子

出演=京マチ子、若尾文子、木暮実千代

西鶴一代女

昭和27(1952)年

監督・構成=溝口健二 原作=井原西鶴

出演=田中絹代、山根寿子、三船敏郎

雨月物語

昭和28(1953)年

監督=溝口健二 原作=上田秋成

出演=森雅之、京マチ子、田中絹代

山椒大夫

昭和29(1954)年

監督=溝口健二 原作=森鴎外

出演=田中絹代、香川京子、花柳喜章

以上、全14作品

◎上映スケジュール、作品詳細等は、劇場ホームページでご確認ください。

【溝口健二・略歴】

1898年、東京都・湯島生まれ。小学校卒業後に浴衣の図案屋に奉公に出たのち、黒田清輝主宰の葵橋洋画研究所で絵画を学び、幾つかの職を経験したが、日活の俳優と知り合ったことをきっかけに、1920年、日活向島撮影所に入社した。

助監督を経て、23年『愛に甦る日』で監督デビュー。同年の『霧の港』が評価されるが、9月に発生した関東大震災により向島撮影所が閉鎖、京都・大将軍撮影所に移籍した。26年『紙人形 春の囁き』がキネマ旬報ベストテンで7位に選出され、同年の『狂恋の女師匠』と共に高く評価される。撮影所が太秦へ移転し、29年の泉鏡花原作『日本橋』と傾向映画『都会交響楽』で再び注目され、30年には日活のトーキー第一作『ふるさと』を手掛けた。その後日活を退社し、『滝の白糸』(33年、新興キネマ)がキネマ旬報ベストテン2位となり、『折鶴お千』(35年、第一映画社)『マリヤのお雪』(35年、第一映画社)『浪華悲歌』(36年)『祇園の姉妹』(36年)と山田五十鈴を主演にした一連の作品で名声を高めた。

41年、42年と前後篇で公開された超大作『元禄忠臣蔵』(東亜映画、松竹京都)を経て、戦後第一作は田中絹代主演の女性の自立を描いたプロパガンダ映画『女性の勝利』。以後、作品の多くで田中と組み、その主演作である『西鶴一代女』(52年、新東宝=児井プロ)、『雨月物語』(53年、大映)、『山椒大夫』(54年、大映)が立て続けにヴェネチア国際映画祭で受賞、“世界のミゾグチ”としてその名を轟かせた。

55年に紫綬褒章、56年勲四等瑞宝章を受章。56年、白血病を患い8月24日に死去。享年58。『赤線地帯』(56年、大映)が遺作となった。

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