認知症普及啓発ドキュメンタリー映像『one day of life』を制作、9月7日に完成披露上映会開催

〜ナレーションに貫地谷しほり氏、主題歌にTHE CHARM PARKを起用。当事者のリアルな「1日」を通じ、新しい認知症観を発信〜

株式会社ワンダーラボラトリーのプレスリリース

株式会社ワンダーラボラトリーは、厚生労働省の認知症普及啓発事業の委託を受け、認知症と共に生きる二人の当事者のありのままの「1日」に密着したドキュメンタリー映像『one day of life』を制作いたしました。本事業は、認知症になってからも、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという「新しい認知症観」に立ち、認知症に関する知識及び認知症の人に関する理解を深めるための事業です。
また、2026年9月7日(月)に都内で完成披露上映会の開催が決定し、現在観覧者を募集しております。

■ キャッチコピー

ある日、認知症と診断された。でも、一人ではなかった。 絶望から一歩を踏み出した二人が見つけた、愛おしく、力強い「今日」という日常。

■ 制作の背景・目的

現在においても、社会には依然として古い認知症のイメージが根強く残っており、認知症ご本人を傷つけかねない誤解や偏見が存在しています。本事業では、個人の物語にとどまらず、社会と交わる接点を丁寧に映像化することで、一般の方々にも分かりやすく「新しい認知症観」を伝えることを目的としています。認知症ご本人の想いと尊厳に最大限配慮しながら、エンターテインメントの力を活用して「自分事」として捉えていただけるコンテンツを目指しました。

■ 作品概要

「ある日、認知症と診断された。人生が終わった、そう思った――」

本作は、それぞれの環境で精一杯「今日」を生きる認知症ご本人のお二人に密着し、また新しく始まる1日の希望を描いた物語です。

高知県・山中しのぶさん(49歳)

女手一つで3人の子供を育てる中、41歳で若年性認知症と診断されました。将来への不安から1年半〜2年ほど引きこもってしまいましたが、前を向く認知症ご本人との出会いを機に一念発起。自らデイサービスを起業し、現在は再婚した夫や一緒に働く息子さんに支えられながら、「高知家希望大使」として「あなたは一人じゃありません」と全国へメッセージを届けています。

香川県・渡邊康平さん(84歳)

72歳で認知症と診断されました。すっかり元気をなくし、深く落ち込んでいた康平さんを救ったのは、妻・昌子さんの「綺麗な花を見に行こう」という優しい誘いでした。診断から11年が経った今、日々の家事を丁寧にこなし、妻の運転で長年通う碁会所へ行き囲碁を楽しむ等、穏やかな毎日を送っています。週に1回は病院の「オレンジカフェ」で相談員として活動し、新しく診断された人々の大きな希望となっています。

■ 本作の魅力と制作陣・出演者

本事業の推進にあたり、認知症や介護をテーマにした作品を数多く手がける第一線のプロフェッショナルと豪華なアーティストが集結しました。認知症ご本人の尊厳に最大限配慮しながら、「新しい認知症観」を描き出します。

■ ナレーション:貫地谷 しほり(かんじや しほり)

2011年から15年間にわたりNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」のナレーションを務めるなど、確かな表現力で幅広く活躍する実力派俳優。2023年公開の映画『オレンジ・ランプ』では主演を務め、若年性アルツハイマー型認知症の夫と共に歩む妻役を好演しました。その優しく、芯のある語り口が、お二人の「1日」の物語に深い感動と寄り添いをもたらします。

■ 企画・プロデューサー:山国 秀幸(やまくに ひでゆき)

社会課題をテーマにしたエンターテインメント映画の企画・原作から総合プロデュースまで手がける映画プロデューサー。これまでに、国内外で3,800回以上上映会が開催され介護のイメージを大きく変えた映画『ケアニン』シリーズや、1,900回以上の上映会実績を持つ映画『オレンジ・ランプ』など、認知症をテーマにしたヒット作を数多く生み出してきました。自身も認知症啓発に関する様々なアドバイザーを務めており、深い知見に基づいた確かなメッセージを社会に発信しています。

■ ディレクター(監督・撮影・編集):佐々木 航弥(ささき こうや)

話題の介護施設「あおいけあ」に1年間密着したドキュメンタリー映画『僕とケアニンとおばあちゃんたちと。』(2019年)で撮影・編集・監督を務めた映像作家。Yahoo!ニュース ドキュメンタリーでも数々のショートドキュメンタリーを手がけ、若年性アルツハイマー型認知症のご本人に密着した回は再生回数95万回を突破する大反響を呼びました。出演者がリラックスした「自然な姿」を引き出す、温かくリアルな映像美にご注目ください。 

■ 完成披露上映会の開催が決定、観覧者募集中

本作の完成を記念し、2026年9月7日に完成披露上映会の開催が決定いたしました。
当日は、高知編にご出演の山中しのぶさん、ナレーションを務めた貫地谷しほりさん、企画・プロデュースを手がけた山国秀幸さんの登壇を予定しております。
本日より、特設サイト(URL)にて観覧者の募集を開始いたします。
詳細はイベント特設サイトをご覧ください。
▼特設サイト:
https://oneday-oflife.com

■作品情報

・作品名:『one day of life』
・ナレーション:貫地谷 しほり
・企画・プロデュース:山国 秀幸
・ディレクター:佐々木 航弥
・制作:ワンダーラボラトリー
・製作:厚生労働省

・公開:厚生労働省公式YouTubeチャンネル他にて2026年秋公開予定

本作は単なる医療・介護ドキュメンタリーではありません。数々の社会課題をテーマにしたエンタテインメント映画を手がけてきた山国プロデューサーの企画力、佐々木監督の対象者の日常に寄り添うリアルな映像美、貫地谷しほりさんの温かく力強いナレーション、そして平穏と不安の間で揺れ動く繊細な心情に寄り添うTHE CHARM PARKの主題歌「Amber Eyes」が重なり合った、上質な「人生の物語」です。認知症のご本人やご家族はもちろん、すべての人に「明日を生きる勇気」を与えてくれる映像をぜひご覧ください。

■ 認知症ご本人出演のショート動画「#認知症とともに」も本日より配信開始

本リリースでご紹介した山中しのぶさん、渡邊康平さんをはじめ、認知症ご本人の方々にご出演いただくショート動画シリーズも、厚生労働省公式YouTubeチャンネルにて本日より順次配信いたします。「#認知症とともに」と題し、お一人おひとりのありのままの日常、そして自分らしく希望を持って暮らされている姿を紹介いたします。
▼ショート動画「#認知症とともに」:
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZHNzG5CuPfY

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