レッドブルの漫才ライブ「Red Bull サンパチ」を、2026年8月23日(日)大阪城音楽堂で開催しました。本公演のイベントレポートをお届けします。
レッドブル・ジャパン株式会社のプレスリリース

日本各地のローカルチャーを盛り上げるべく、レッドブルの世界観と芸人たちのエンターテインメントが融合したこの漫才ライブは、お笑い好きに”翼をさずける”べく4年前(2023年)にスタート。初となる野外、過去最大規模、そして今回が最終回という一夜となった。
出演芸人は、本イベントの顔とも言える金属バット、黒帯。さらに、鬼としみちゃむ、華山、もも、翠星チークダンス、愛凛冴、ぎょうぶ、三遊間、空前メテオ、彼岸花、銀鬼が集結。注目の若手から賞レースをにぎわせる実力派まで、レッドブルらしい尖ったラインナップが会場を熱狂させた。
オンライン配信なし・完全無料招待制というスタイルを今年も貫いた「Red Bull サンパチ」。「串かつだるま」「博多串焼きバッテンよかとぉ」の対象店舗でレッドブル購入者を対象としたスクラッチカードキャンペーンに加え、LINEキャンペーンも実施。応募総数1万件以上から、抽選で1,800名を招待。
「雨降ったらどうするの!?」という野外ならではの不安をよそに、気持ちの良い快晴のもと会場はフェスさながらの開放感に包まれ、ここでしか生まれない忖度なしの”生の漫才”が披露された。

イベント当日、エントランス付近には各演者のコンビ名が入ったのぼりが並び、15時の開場と共にDJプレイがスタート。入場時には、オリジナルタオルと各演者をデザインしたロゴステッカーが手土産として配布され、早速タオルを首に掛ける人の姿も。
今回は野外ということもあり、フェスを意識した抜け感のあるファッションの人が多かったのも印象的。レッドブルを片手に会場内を散策したり、キッチンカーでお腹を満たしたり、芝生エリアに寝転んでチルなひとときを過ごしたり、フォトスポットで記念撮影をしたり……。思い思いのスタイルで開演までの時間を楽しんでいた。
日暮れどきになると、涼しい風が吹き始め、会場内は薄暮に染まった幻想的な雰囲気へと変わっていく。そんな空の移ろいと共に生の漫才が観られるのも、野外ならではの醍醐味だ。
開演直前、金属バットの小林と友保、黒帯の大西とてらうちの声で諸注意が告げられ、静かな興奮と期待が会場全体を包み込む。毎年好評のオープニングムービーが流れ、いよいよライブがスタート。

まずは、しみちゃむ(鬼としみちゃむ)のオープニングラップで幕開け。コール&レスポンスや演者の特徴を盛り込んだラップに拍手と歓声が起こり、オーディエンスの熱もぐんぐん高まっていく。「Red Bull サンパチ、ぶっちぎりでスタート!」という声が響き渡ると、会場は一気にお祭りムードに。
トップバッターは、『THE SECOND ~漫才トーナメント~2026』ファイナリストとして、テレビ出演も増えている黒帯。舞台に上がると開口一番、「今年1番やりづらい仕事です」とてらうち。「今回は牛ぺぺが出ません」と大西が同期の親友をイジり、会場は笑いに包まれる。頭上を飛ぶ飛行機をネタにする、野外での生漫才ならではの場面も。彼ららしい攻めた笑いを炸裂させ、後に続く後輩たちに兄貴としての背中を見せつけた。
2番手のももは、長い時間をかけて深々とお辞儀するまもるに、「保釈金払って出てきたんか」とせめるがツッコむ。観客を巻き込むつかみで視線をさらい、ひとボケごとにボルテージが上がっていくパワーアップした“顔ネタ”を披露した。
イベント最若手、芸歴4年目の銀鬼が登場すると、皆期待に満ちたまなざしでステージを見つめる。「お前ノーパンで漫才しようとしてたやろ」というツッコミのシキに、ライブ前に漏らしたとボケの村子がぶっちゃける。過激なエッセンスを盛り込みまくった漫才に、拍手笑いが起こっていた。
次は、奇想天外なボケを繰り出す坂本と、それに惑わされるツッコミの田中からなる彼岸花。登場するや会場をぐるりと見渡し、「幼稚園の時に見たとうもろこしぐらい多い」と舞台からの景色を一風変わった言い回しで表現する坂本に、「その例え合ってる?」と田中。独特の空気感をまとったネタで、会場全体を惹きつけた。
ぎょうぶの出囃子が流れると、ノリのいいリズムに自然とクラップが起こる。普段以上につかみがウケたことに、「ちょっと飛んでる人が多いんかな」とビビる澤畑。しみちゃむのラップで「メロいとセンター分け」と称されたことに触れるも、為国は「腹を壊して見てなかった」とまさかの返答。舞台を大きく使った、ステージ映えする漫才で笑いをさらった。
今年初登場となる男女コンビ、翠星チークダンス。「Red Bull サンパチ」のオリジナルTシャツをまとい、手を振りながら現れたちろるは、「フォトスポットもいっぱいある!」とテンションが上がっている様子。対して木佐は、「薄着の人も多くてね……」と怪しげな笑みを浮かべる。木佐のキモさを全面に打ち出したネタで爆笑を生んだ。

本イベント皆勤賞の鬼としみちゃむが現れ、「キモいのが続きますよ〜〜!」と鬼沢さんが言い放つ。「鬼としみちゃむのことを知ってる人?」という質問に、今年は大勢の観客の手が上がるも、「僕らを知ってる人は、高校時代にモテたことがない人です」とバッサリ。2人とも既婚者であることに触れながら、「僕たちはキモすぎるだけで、常識がないわけではない」と畳みかけ、つかみから観客を魅了。会場の雰囲気をブチ上げた。
ボケの茶屋とツッコミの大門からなる空前メテオは、「オオカンドー!」という大門の持ちギャグでお目見え。茶屋が繰り出す独特の持論に観客は徐々に引き込まれ、最後は大笑いをさらって舞台を後にした。
「どうも〜〜!」と突き抜けるようなハイトーンボイスで登場したのは愛凛冴。強面の玲二と昭和俳優を思わせるルックスの横山。「ピザって8回言ってもらっていい?」という横山の要望に、「なんで10回じゃないねん」としぶしぶ玲二が応じると、「だって指がないじゃないですか」と気まずそうな横山。「イベント関係者、俺よりイカつい人いっぱいおんねん。みんな指確認して〜!」と玲二が声を張り上げると、会場は爆笑に包まれる。声を枯らしながらフルパワーで漫才を繰り広げ、観客のハートを掴んだ。
Red Bull サンパチのタオルを大きく掲げながら現れた、華山のにこらすとやすい。「2年連続呼んでもらった!演者やから、Tシャツもタオルもタダでもらった〜‼︎」と喜びを爆発させたと思えば、「でも離婚した〜!」とにこらす。思いがけないオチに拍手が起こり、「離婚で1番盛り上がったやんけ」とやすい。にこらすの個性的ながら哀愁漂うキャラクターで釘付けにした。
『ツッコミ芸人No.1決定戦 ツッコミスター』でのさくらいの活躍が話題となった三遊間が登場。パーソナリティを務めるラジオ番組で“ブサイク侍”と称されるさくらいの外見をイジりながら、会話を軸に展開する彼らならではの漫才で、拍手笑いを量産した。

ラストを締めくくるのは、今年もやはり金属バット。クラップ音の出囃子と共にご両人が登場すると、この日イチの拍手が起こる。「暑いのによう笑ってますね」という友保に、「この(暑い)状況は僕のせいかも」と小林は思案顔。Red Bullサンパチのスタッフに「今年は野音でいいと思う」と助言したことを明かし、レッドカーペットにひざまずいて土下座するシーンも。某芸人のネタを取り入れた、社会にも時代にも忖度しない「Red Bull サンパチ」の世界観を体現したような漫才で大トリを飾った。
エンディングでは、全演者がステージに集結。MCを任されたしみちゃむは、「皆さま最高のパフォーマンスでございました」と演者を労いつつ、「ワクワクしてるか〜!」と観客を煽る。「しみちゃむ大好きか〜!」という最後の一言でちょっぴり盛り下がったのもご愛嬌だ。
その後、今日の感想を一人ずつ尋ねようとするしみちゃむに、「時間ないねん」と黒帯の2人。そんな中、てらうちの問いかけに、到底表には出せない珍回答が飛び出し、「今日は招待でオカンが来てんねん!」としみちゃむが叫ぶ一幕も。
続いて、演者のサイン入りグッズを計5名にプレゼントする抽選会を実施。くじ引きから当選者へのグッズの受け渡しまでを銀鬼のシキがほぼ一人で担当し、後輩らしい働きぶりを見せた。

そして、観客全員でタオルを掲げての記念撮影。セルフ撮影タイムも設けられ、一人ひとりが夏の思い出を写真に収めた。告知タイムでは、「ちろるが彼氏募集中です!」と大西が言い放ち、「お願いします!」とノリノリのちろる。「銀鬼が呼ばれて俺らが呼ばれてないんはおかしい」と、ぐろうの高松が嘆いていたというプチ情報も披露され、最後まで笑いの絶えない時間となった。
ラストは、今年大阪城音楽堂での開催のきっかけを作った小林が、「すいませんでした〜〜!」と全力で土下座。会場は拍手笑いに包まれ、開放感に満ちたアゲアゲなムードの中、”お笑い好きに翼をさずける”、最高に熱い一夜が幕を閉じた。
4年に渡って刺激的な笑いを届けた「Red Bull サンパチ」はこれにて閉幕。今後は、大阪のローカルチャーであるお笑いをどのようにフックアップするのか。“レッドブル×お笑い”の新たな物語に期待しよう。
開 催 概 要
名 称:
Red Bull サンパチ
日 時:
2026年8月23日(日)開場15:00 / 開演18:00 / 終演20:00
会 場:
大阪城音楽堂
出 演:
金属バット、黒帯、鬼としみちゃむ、華山、もも、翠星チークダンス、愛凛冴、ぎょうぶ、三遊間、空前メテオ、彼岸花、銀鬼
料 金:
無料招待制(全席指定・着席)
イベントページ:
https://www.redbull.com/jp-ja/events/sanpachi/
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