株式会社文藝春秋のプレスリリース
株式会社文藝春秋(東京都千代田区 社長:飯窪成幸)はエッセイスト・中前結花さんの新刊『日々のお星さま。』を9月26日(土)に刊行いたします。

■誰もが通り過ぎた「あの日」を思い出す、日記から生まれたエッセイ集
2017年、「ほぼ日」に掲載されたエッセイが反響を呼んだことをきっかけに、さまざまなメディアで執筆を開始したエッセイストの中前結花さん。デビュー作『好きよ、トウモロコシ。』は糸井重里氏や麒麟の川島明氏ほか著名人からも注目を集め、その後も『ミシンは触らないの』『ドロップぽろぽろ』と中前さんらしいあたたかさとやさしさとユーモアを携えたエッセイ集を発表し、SNSを中心に口コミで熱心な読者を増やしています。
4作目となる本作『日々のお星さま。』は、中前さんが小学生の頃から一日も欠かさずつけている日記から生まれたエッセイ集です。なんでもない日々の積み重ねの中で、一日一日を生きている私たちにとって、毎日はささやかな粒のようなものだけれど、それでも振り返るとやっぱり捨てたもんじゃなくて、「この日があったから、いまがある」と思えるもの。中前さんは、そんな通り過ぎてしまった日々から、小さくきらりと光る「星屑」をいくつも見つけ出して、さまざまな過去の出来事と今をエッセイで繋いでくれました。
忘れられないお正月、遠い夏の日の電話、旅先で見つけた黄色く光る本屋さん……。忘れていた日々のちっぽけな欠片が繋がって、わたしたちの人生は星のように瞬き始めます。
「ほぼ日」での人気連載を大幅加筆し、書き下ろし作品を加えて、16のエッセイを収録しました。本書を読めばきっと、忘れていた「あの日」が色鮮やかによみがえってきます。
カバーイラストは中前さんがかねてから憧れていたイラストレーターの及川賢治さん(100%ORANGE)が担当。真っ暗い夜の中で、小さな小さな光を放つ「星屑」を見つけながら歩みを進める少女が目印の一冊です。
■中前結花さんコメント
小学生の頃から、絵日記を残し始めました。日記を書こうとペンを握るとき、気づけばわたしはいつも宝探しをしています。
宇宙のなかからどんなに小さくてもわたしの宝物になるような、そんな小さなお星さまを探して書きつけているのです。
ただ、これは「日記本」ではありません。日記ではあまりにも簡単に記されたその日に、本当はどんなことがあったのかを、思い返してたっぷりと文章にしています。この本を通して、みなさんのあたたかな記憶を思い起こしていただければ、これ以上のしあわせはありません。
ラジオで中前さんの著書の紹介もされているパンサー向井慧さんより、たいへんあたたかい推薦コメントをお寄せいただきました。
■パンサー向井慧さんコメント

この本のお陰であの人と最後に食べたアイスの味を思い出した。
この本のせいであの日の夕色を思い出した。あぁ読んで良かった。
■目次より
春は木蓮
ロマンチックあげるよ
わたしは、5歳。
午前の世界
きらきらソーダ
青いワンピースひらり
お正月は特別よ。
お風呂はお好き?
だれだって帰るの。
夏、回線の向こう。
夜は、とろり。
こんにちは、世界
花火は上がるか?
しあわせな家
甘い甘いサンふじ
胃カメラのワープ
■著者プロフィール
中前結花(なかまえ・ゆか)
兵庫県生まれ。エッセイスト。2023年、初のエッセイ集『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)が話題に。その後、新聞や雑誌、WEB連載など活動の幅を広げ、2冊目のエッセイ集『ミシンは触らないの』(hayaoki books)、即完売の私家版エッセイ集を大幅に改稿した『ドロップぽろぽろ』(講談社)を刊行。以降も、出版予定を多数控える。目標は、強くてやさしい文章を書くこと。わらびもちが大好き。
X:@merumae_yuka
◼︎書誌情報
書名:『日々のお星さま。』
著者:中前結花
判型:四六判ソフトカバー
ページ数:288ページ
装丁:大久保明子
装画:及川賢治(100%ORANGE)
発売日:2026年9月26日
定価・価格:1870円(税込) 電子版1800円(税込)
出版社:株式会社 文藝春秋
ISBN:978-4-16-392151-8


