株式会社キョードーメディアスのプレスリリース
神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスターの石田泰尚が2014年に企画・結成した弦楽アンサンブル「石田組」の公演が、今週末の8月9日(日) に、サントリーホール大ホールにて開催されます。
石田泰尚が集めた「石田組」メンバーは全員男性のみで“石田組長”が信頼を置く第一線で活躍するオーケストラメンバーを中心に“組員”が構成されています。
この度、2年連続のサントリーホール公演開催に向けて、石田泰尚よりメッセージが到着しました。
昨年、今回のサントリーホール公演のお話を頂いた時は「オリンピックと同じ時期だな。オリンピックの熱気には負けられないぞ。」なんて思っていました。1年後まさかこんな状況になっているとは…。
僕も約3カ月人前で演奏できず、音楽業界を含む文化芸術、エンターテイメント業界が不要不急の代表格みたいに上げられ自分自身を問いただすこともありましたが、関係者のご尽力で制約だらけですが6月末から少しづつコンサートを再開しています。やはりコンサートは演奏者とお客さんとで作り上げるものだと改めて思いました。
今回も初めて演奏する曲が多いのですが特に前半の弦楽合奏と弦楽四重奏を融合させた「序奏とアレグロ」は楽しみです。僕のほかに佐久間聡一、冨田大輔、辻本玲がソロを弾きます。それと松岡あさひによる新作アレンジも楽しみですね。毎度のことながらけっこう難しいですけど(笑)
まだまだ声高にコンサート会場までお越しくださいとは言えない状況ですが、今回は配信もありますので1人でも多くの方に聴いてもらえれば嬉しいです。それでは8月9日に会場やパソコン、スマホの前でお会いしましょう。
石田泰尚
サントリーホールの組員と演奏予定曲目は、下記の通り。
ヴァイオリン:石田泰尚、 三上亮、 村井俊朗、 佐久間聡一、 丹羽洋輔、 鈴木浩司
ヴィオラ:冨田大輔、生野正樹、多井千洋
チェロ: 金子鈴太郎、 辻本玲、弘田徹
コントラバス: 米長幸一
<演奏予定曲目>
エルガー:弦楽セレナードホ短調 Op.20
エルガー:序奏とアレグロ Op.47
シルヴェストリ(松岡あさひ編曲):バック・トゥ・ザ・フューチャー
メンケン(松岡あさひ編曲):時は永遠に
レッド・ツェッペリン(近藤和明編曲):移民の歌
ローリング・ストーンズ(松岡あさひ編曲):悲しみのアンジー
ガンズ・アンド・ローゼズ(松岡あさひ編曲):ユー・クッド・ビー・マイン
*演奏曲目は予定です。変更になる可能性もございます。
公演チケットはキョードー東京にて販売中 https://kyodotokyo.com/ishida
ライブ配信チケットのお求めは、イープラスにて:https://eplus.jp/ishida/
硬派弦楽アンサンブル「石田組」 サントリーホール公演
【日時/会場】
2020年8月9日(日) 14:00開演(13:00開場)
サントリーホール 大ホール
【公演チケット情報】料金(税込・全席指定):
S席7,000円 A席6,000円 B席5,000円*B席はSOLD OUT
*ライブ配信チケット 2,800円(イープラスにて販売中)
※未就学児入場不可
※当日の感染症予防対策におきましては、キョードー東京のホームページをご参照下さい。https://kyodotokyo.com/ishida
※車イス席をご利用ご希望のお客様はS席をご購入いただき、キョードー東京( 0570-550-799)までお電話にてご連絡ください。
※出演者の変更等に伴う払い戻しは致しませんので予めご了承ください。
※新型コロナウィルス感染拡大防止の一環として、原則1席ずつ間隔を空けてチケットを販売しております。
お問合せ・ご予約:キョードー東京0570-550-799(平日11時〜18時/土日祝10時〜18時)
◆主催:キョードー東京/イープラス 協力:ミュージシャンズ・パーティー
出演者 プロフィール
石田泰尚(いしだ やすなお)
©藤本史昭
神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。幅広いレパートリーを誇り神奈川フィル他各地のオーケストラと協奏曲の演奏やリサイタルを行いソリストとしての顔も持つ。 自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”、新しいスタイルのピアソラを追及した“トリオリベルタ”、ピアニスト及川浩治の呼びかけで結成されたピアノトリオ“Bee”など、様々なユニットでも独特の輝きを見せる。結成時から参加するYAMATO String Quartetでは20年以上に渡り唯一無二のヴァイオリニストとしてグループの方向性を決定づけてきた。2019年2本のヴァイオリンとピアノによる新ユニット「Dos del Fiddle」に参加。2018年「音楽の友」4月号「クラシック音楽ベストテン」においてソリスト・室内楽など4部門にランクインするなど各方面から高く評価されている。ライブレコーディングにこだわったアルバムはいずれも高く評価され、石田組デビューアルバム“THE石田組”、ソロライブアルバム第3弾となる“Mozart Live”はレコード芸術誌上で特選盤の評価を得た。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼び、2019年にはEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、 1726 年製 M.Goffriller。