一般財団法人JR東日本文化創造財団のプレスリリース
千年の時を超え、陰陽師の聴いた音楽がいま立ち顕れる。漫画の世界からひもとく、平安時代のサウンドスケープ。
“100年先へ文化をつなぐ”をミッションに掲げる「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ)」(東京都港区、運営:一般財団法人JR東日本文化創造財団)は、「漫画『陰陽師』を聴くー天地をむすぶ雅楽の宇宙 ー」を2026年11月27日(金)から28日(土)まで開催します。それに伴い、本公演のチケット販売を、10月3日(土)10:00より開始します。岡野玲子の漫画『陰陽師』に登場する安倍晴明や源博雅が感じた平安時代の美意識や宇宙観を、音楽・映像・空間演出によって再構築。空間に広がる音の世界に共鳴し「平安時代の音の美意識や世界観に没入する」新しい鑑賞体験です。本公演は、MoN Takanawaが2026年10月1日(木)より掲げる、新たなシーズンテーマ「Sound as Culture – その音は、ブンカだ」のプログラムです。
■ 本公演の見どころ
1. 岡野玲子が描く『陰陽師』の深遠な宇宙を、大人の方にこそ体験してほしい
安倍晴明と源博雅が織りなす精神世界や宇宙観にまで踏み込んだ、岡野玲子の美しい『陰陽師』の世界。連載当時からのファンはもちろん、アートや伝統文化を愛する大人に深く突き刺さる、圧倒的なクオリティのライブパフォーマンスです。
2. 【先着50名限定】本物の楽器に触れる「雅楽体験付きチケット」をご用意
客席から聴くだけでなく、開演前に実際の雅楽の楽器に触れ、その歴史や構造を深く知ることができる特別な体験付きチケットを先着50枚の数量限定で販売します。一歩踏み込んだ知的な文化体験をプロデュースします。
3. 最新の実験的ミュージアム「MoN Takanawa」
TAKANAWA GATEWAY CITYの文化のシンボルとして注目を集めるMoN Takanawa。中でも最新鋭のシアター空間「Box1000」と、日本の伝統芸能である「雅楽」が美しく融合。現代の感性でアップデートされた音の宇宙に包まれる、特別なひとときを演出します。
■公演詳細
漫画・文学・伝統芸能という異なる文化領域を横断し、『陰陽師』の世界を雅楽によって読み解きます。
夢枕獏の小説『陰陽師』を原作とする岡野玲子の漫画『陰陽師』。1993年に発表されてから安倍晴明ブームの火付け役となり、長年に渡り数多くのファンを魅了し続けています。この歴史創作の代表作を、コンサートとして再構築した本公演。漫画家でありながら『陰陽師』の世界観を身体でも表現することに取り組んできた岡野玲子によるトークと伶楽舎による雅楽、橋本一子による演奏をお届けします。
笙・篳篥・龍笛などの雅楽器と、現代音楽・電子音響を融合。千年前の音と現代の音が交差する、新たな音楽表現を創出します。
上演される楽曲群は、2000年に発売されたCDアルバム「music for 陰陽師」より構成されています。雅楽の古典曲から現代作品、廃絶曲まで幅広い演奏活動を展開する雅楽演奏団体・伶楽舎とイギリスの音楽家・プロデューサー・音楽理論家でアンビエント・ミュージックの先駆者のブライアン・イーノが手がけた本アルバム。二つの異なる才能が『陰陽師』に着想を得て、陰陽五行のエッセンスを取り入れながらつくり上げた二枚組です。CD発売後、今回が初めての公演となります。
漫画の原画・シーンや平安京を想起させる映像表現を、音楽・照明と組み合わせ、ステージ全体をひとつのサウンドスケープとして構成します。
会場はステージ全面に LEDを備えた最新鋭のシアター空間、MoN TakanawaのBox1000。最新の音響、スクリーンに映し出される漫画『陰陽師』のシーンによって、平安と現代、東と西の響きが交差する新たなサウンドスケープを創出します。
■公演情報
【公演名】漫画『陰陽師』を聴くー天地をむすぶ雅楽の宇宙 ー
【日程】2026 年 11月27日(金)~11月28日(土)
【時間】2026年11月27日(金) 開演18時30分(開場17時45分)
2026年11月28日(土) 開演14時(開場13時15分)
【会場】MoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000
【住所】〒108-0073 東京都港区三田3丁目16−1
【主催】MoN Takanawa: The Museum of Narratives
【協力】白泉社/FlyingDog, Inc.
【イマーシブオーディオ技術協力】ヤマハサウンドシステム株式会社
【公式サイト】https://montakanawa.jp/programs/onmyoji/
■原作ご紹介
漫画『陰陽師』
著者 岡野玲子/原作 夢枕獏 単行本全13巻(白泉社)
平安時代の都を舞台に、稀代の陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅の活躍を幻想的なタッチで描く。2001年第5回手塚治虫文化賞マンガ大賞、2006年第37回星雲賞コミック部門受賞。続編に『陰陽師 玉手匣』(全7巻/白泉社)がある。
CDアルバム「music for 陰陽師」(2000年)
演奏: 伶楽舎/ブライアン・イーノ
ビクターエンタテイメント(株)
漫画著者・岡野玲子がプロデュース/和琴楽曲演奏をつとめ、漫画『陰陽師』の世界を、芝祐靖が率いる「伶楽舎」の雅楽演奏と、巨匠ブライアン・イーノのアンビエント音楽が彩る。
■アーティスト
監修・出演:岡野玲子(おかの れいこ)
▼コメント
漫画『陰陽師』は10世紀の平安時代に実在した“稀代の陰陽師”安倍晴明と、後の世に“雅楽の神様”と謳われた王子源博雅、「陰陽道」と「雅楽」に通じた二人の異能者が、見える世界と見えない世界の存在の心のすれ違いや悲運を、心をこめた歌舞や音楽、言祝ぎで、結び、魂鎮める物語でした。本演奏会では漫画『陰陽師』ならではの、本邦初公開の魔術的試みが秘められています。『陰陽師』世界観を、時空を越えて遊び心と可能性に満ちた最新設備のシアターBox1000に呼び降ろし、天地をむすぶ雅楽の響きと皆一体に神遊びする。そんなひと時となりましたら幸いです。
▼プロフィール
漫画家。代表作『ファンシイダンス』(第34回小学館漫画賞少女部門受賞、周防正行監督・本木雅弘主演で映画化)、夢枕獏原作の『陰陽師』(第5回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第37回星雲賞コミック部門受賞)、『両国花錦闘士』(2020年、原嘉孝主演で舞台化)など。その他の作品に、『陰陽師 玉手匣』(夢枕獏原案)、『妖魅変成夜話』、『イナンナ』、『コーリング』(P.マキリップ原作)などがある。雅楽をはじめとする音楽にも造詣が深く、音楽作品のプロデュースも手がける。1999年には、伶楽舎、ブライアン・イーノによる 、漫画『陰陽師』のイメージアルバム『music for 陰陽師』をプロデュース。ほかにも、雅楽三方楽家の伝承を踏まえた東儀兼彦の『喜瑞』(笛:芝祐靖、笙:豊英明)、テルミン奏者・やの雪の『EYE MOON』、橋本一子の『Phantasmagoria』、同氏による漫画『コーリング』イメージ音楽(ミニCD)。また、『ファンシイダンス』のイメージアルバム(プロデュース手塚眞)がある。2011年以降は、宮城県石巻市雄勝町に伝わる「雄勝法印神楽」の復興支援活動にも参加し、2015年の完全復興までその活動を支えた。
演出:Bruce Ikeda(ぶるーす いけだ)
▼コメント
音を聴くことで、そこにはない風景が見えてくることがあります。遠くの山、風、水、月の光、誰かの気配。千年前の平安の人々は、そうした自然の変化や目に見えないものを、今よりも敏感に感じながら生きていたのかもしれません。今回、雅楽の響きを中心に、岡野玲子さんの描く世界、映像、光、そして立体音響によって、Box1000の中にもうひとつの世界を立ち上げます。春、夏、秋、冬と移ろう中で、音が風景となり、やがて見える世界と見えない世界の境界がゆっくりと曖昧になっていく。この世から幽玄の世界へ。千年前の人々が感じていたかもしれない世界を、身体で感じてもらえたらと思っています。
▼プロフィール
音楽、映像、空間を横断し、人の知覚や感覚に働きかける体験をつくるクリエイティブディレクター/ミュージックディレクター。世界的なクリエイティブエージェンシーWieden+Kennedy Tokyo、音楽・映像レーベルW+K Tokyo Labを経て、2012年にJKD Collectiveを設立。国内外の音楽家や映像作家とのコラボレーションを通じ、音を軸としたインスタレーションや映像作品などを手がけながら、アート、テクノロジー、 カルチャーが交差する領域で、新たな空間体験の可能性を探求している。近年では大阪・関西万博2025の屋外サウンドスケープのミュージックディレクターを務め、 7名の作曲家と共に、ゾーンごとに異なる生成的な音響体験を構築した。
出演・伶楽舎(れいがくしゃ)
▼プロフィール
雅楽演奏団体。1985年に雅楽演奏家・作曲家の芝祐靖(芸術院会員、文化勲章受賞者)が創立し終生音楽監督を務めた。現音楽監督・宮田まゆみ。雅楽古典曲以外に、廃絶曲や正倉院楽器の復元演奏、現代作品の演奏にも積極的に取り組み、国内外で幅広い活動を展開。現代作曲家に作品を委嘱し、新作や他ジャンルとのコラボ作品など自主公演で度々初演。解説入りコンサートや学校での体験講座など普及公演も多く開催。2016年佐治敬三賞、2020年ENEOS音楽賞邦楽部門、2025年伝統文化ポーラ賞優秀賞等受賞。
出演・橋本一子(はしもと いちこ)
▼プロフィール
ピアニスト、作曲家etc.。 武蔵野音楽大学ピアノ科卒業後 デビューから現在までノンジャンルで先進的な音楽を発信し続けている。海外での活動も含めその音楽性は高く評価されている。 YMO「テクノポリス2000-20」のツアーゲスト、高橋悠治、高橋アキ、菊地成孔、手塚眞、岡野玲子、ハン・ベニング、イレーネ・シュバイツァーなど内外の多彩なアーティストとノンジャンルにコラボレーション多数。 ベルリンジャズフェスティバル、NY、上海、ドイツツアー、など、海外での演奏も意欲的に取り組む。OST含む27枚のアルバムをリリース。最新アルバムは「view」。
■演目
双調調子(そうじょうのちょうし) /春庭花(しゅんでいか)/黄鐘調調子(おうしきちょうのちょうし)/拾翠楽(じっすいらく)/琵琶秘曲 楊真操(ようしんそう)/舞楽 陵王一具(りょうおう いちぐ)/平調調子(ひょうじょうのちょうし)/ 和琴独奏 菅掻(すががき)/催馬楽 飛鳥井(あすかい)/盤渉調調子(ばんしきちょうのちょうし)/蘇合香 序一帖(そこう じょいちじょう)/舞楽 青海波(せいがいは)/太食調調子(たいしきちょうのちょうし)/長慶子(ちょうげいし)/朗詠 二星(じせい)/雲珠(うず)
※上演時間は約140分間予定
■雅楽器体験
笙(しょう)/篳篥(ひちりき)/龍笛(りゅうてき)/鞨鼓(かっこ)/楽太鼓(がくだいこ)/鉦鼓(しょうこ)
※体験時間は約40分間を予定
※雅楽体験付きチケットをご購入の方限定
■チケット
販売開始:2026年10月3日(土)10:00
一般:1階席・雅楽器体験付 9,000円/1階席 6,500円/2階席 4,500円
U25:1階席・雅楽器体験付 7,000円/1階席 5,000円/2階席 3,500円
※表示価格は全て税込
■プレイガイド
MoN Takanawaチケット:https://ticket.montakanawa.jp/project/M1XGs8HwCi
MoN Takanawa公式プレイガイド「Fever」:https://feverup.com/m/781180
イープラス: https://eplus.jp/onmyoji/
カンフェティ:https://www.confetti-web.com/@/mon_onmyoji
ローソンチケット(10月10日10時〜販売開始):https://l-tike.com/onmyoji/
■10月1日開幕!新シーズンテーマ「Sound as Culture – その音は、ブンカだ」
このたび、新しいシーズンテーマに決定した「Sound as Culture – その音は、ブンカだ」では、 「音」を取り上げます。鼓動や言葉、音楽、街の響きなど、音はいつの時代も人と人をつなぎ、新た な文化を生み出してきました。そしてテクノロジーの進化により、音は「聴くもの」から「感じるも の」、「共鳴するもの」、「創るもの」へと、その可能性を大きく広げています。 MoN Takanawaでは、音楽、アート、テクノロジーが交差する実験的なプログラムを通じて、「音」が生み出す新たな文化のあり方を探求します。来館者の一人ひとりが音を浴び、遊び、考え、 創る体験によって、まだ名前のない文化との出会いを創出していきます。
■伝統からマンガ、音楽、宇宙まで。文化の実験的ミュージアム
MoN Takanawa: The Museum of Narrativesについて
The Museum of Narratives の頭文字「MoN」には、新たな自分と出会う新しい世界への「門」、そして、未来を考え創造するための「問(問い)」の2つの意味が込められています。
公式ウェブサイト:montakanawa.jp
公式インスタグラム:@montakanawa
|
名称 |
MoN Takanawa: The Museum of Narratives |
|
事業者 |
一般財団法人JR東日本文化創造財団 |
|
敷地面積 |
8,103.21㎡ |
|
延床面積 |
24,314.31㎡ |
|
高さ |
44.19m |
|
階数 |
地上6階・地下3階 |
|
主用途 |
展示場、ホール、飲食施設 等 |
|
設計者・デザイナー |
品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体 |