ツクル森実行委員会のプレスリリース
アート、クラフト、世界の音楽、食を楽しむ「古くて新しい祭り」。土地に受け継がれてきた文化と世界の表現、人と人が出会い、それぞれの「ツクル」が交わる2日間。
京都市右京区京北で、開催されてきた野外イベント「ツクル森」が、2026年11月7日(土)・8日(日)の2日間、京都府立ゼミナールハウス隣接の「あうるの原っぱ」で開催されます。
今年は『生きる、ツクル、つなぐ』をテーマに、世界の音楽、アート、クラフト、食などを通して、森の中で「つくる」「楽しむ」「出会う」時間を過ごす、古くて新しい祭りです。
「古くて新しい祭り」
京北には、山林と川が織りなす豊かな自然があります。
その自然とともに、林業や鮎漁、茅葺きの家など、里地里山の暮らしと文化が長い時間をかけて育まれてきました。
「ツクル森」は、そんな京北の自然や文化を大切にしながら、そこに世界各地の伝統的な音楽や食、ものづくりを持ち寄り、森の中で楽しむ祭りです。
昔からこの土地にあるものと、世界のどこかで受け継がれてきたもの。
一見すると遠く離れた文化が、京北の森で共鳴しあい、新しい風景をつくっていく。
受け継がれてきたものを大切にしながら、そこに新しい出会いや楽しみ方をつくっていく。
それが、「ツクル森」を「古くて新しい祭り」と呼ぶ理由です。
京北という土地
京北は、山の中にある集落です。
けれど、昔から山と町は決して分断されていたわけではありません。
平安京では、京北の山の木が切り出され、川を使って都へ運ばれ使われました。
鮎は「献上鮎」と呼ばれ、夏には生きたまま水瓶に入れられ、京都御所まで歩いて運ばれたといいます。山の木や川の恵み、人の手によって、京北と町はつながっていました。
時代が下ると、林業で財を成した人が、日本画や焼き物などの文化を支えることもあったとか、日本映画の黎明期には、撮影セットなどに使われる木材を京北が供給し、映画という新しい文化にも山の木が関わっていたという話も聞きます。
交通の便が今ほど良くなかった時代にも、人が山と町を行き来し、ものを運び、文化を行き交わせていた。京北には、そんな歴史があります。
だから私たちは、京北を「山の中の遠い場所」とは考えていません。
この土地で育まれてきた文化と世界各地からやってくる音楽や食、ものづくり。
それらがこの場所で出会うことで、昔から続いてきたものが、もう一度、新しいつながりを生み出していく。
山と町、人と人、昔とこれから。
それらをつなぐ場所として、私たちは京北で「ツクル森」を開きます。
2026年、新しい「ツクル森」へ
今年は、新しい実行委員長へ引き継ぎ、これまで続いてきた祭りを受け継ぎながら、さらに新しい人やアイデアを加えていきます。
子どもや親子が楽しめる場。
森の中で身体と心をゆるめる時間。
手を動かし、ものをつくる楽しさ。
そして、町と京北を行き来する人たちの新しい出会い。
「生きる、ツクル、つなぐ」をテーマに、これまでのツクル森を大切にしながら、新しい祭りの形をつくっています。
今年のツクル森で楽しめること
世界の音楽を楽しむステージ
ツクル森の最大の特徴とも言えるのが、世界各国の音楽やダンスを直接体験できる茅葺きステージ!その年のテーマに合わせて、国内外から様々なアーティストが集結…普段耳にできないような楽器や音楽の演奏はもちろん、時には体験講座やトークショー、ツクル森ならではの共演も交えながら、国境を越えたステージを展開します。
2026年の主なステージ
11月7日「東の果てから、西の果てまで」
11月8日「ユーラシア中央からの便り」
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「懐かしき日本の音 “いとのわ“」
津軽三味線奏者の梶尾瑞穂(2022年大阪大会一般女子の部優勝者)を中心に、津軽民謡から全国各
地の民謡の数々を紹介する女性トリオ。日本の自然、春夏秋冬、人々の暮らしを彩り鮮やかに描
き出す様々な民謡をとりあげながら、世代を超えて楽しめるステージをお贈りします!
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「魅惑のフラメンコ “セビージャの風“」
スペイン・セビージャに生まれ、80年代からプロとしてスペインやポルトガルで活躍、90年代か らはスペイン各地で後進の指導にも当たってきたフラメンコ・ギターの名手フランシスコ・モラレ ス”El Pulga”氏が、カンテ(歌)やバイレ(ダンス)と共に、フラメンコの深淵なる世界を披露! -
「カザフスタンからの風」
カザフスタン国立民族楽団出身のドンブラ奏者イナーラ・セリク・パウェヴァと、カザフスタン 音楽の研究家にして伝承歌コンクール第一席入賞歌手で口琴の名手でもある高橋直己による、カ ザフスタン伝統音楽の数々。ユネスコ世界遺産にもなった演奏技法を披露してくれます! -
「ツクル森・踊って旅する世界の国々!」
ツクル森恒例、京北フォークダンス楽団(山國合奏団)+ゲストによる、世界のフォーク・ダンス体 験コーナー。「踊る理学療法士ホーリー」を講師に迎え、踊ったことがない人でもその場ですぐ に楽しく輪になって踊れる世界のダンスを紹介します。 -
「東欧の祝祭:カルシャリ」
ルーマニア伝統祝祭、ユネスコ無形文化財にも登録されている厄払いの踊り「カルシャリ」に長 年取り組む「京都フォークロア歌舞団」若手チームによる超ハッピー・パフォーマンス!メイン・ ステージのフロントで披露されます。 -
「うたおとあそび」(アトラクション・エリア)
日本各地のわらべうたや遊び歌を紹介しながら、親子で参加できるアトラクション。津軽三味線
の梶尾瑞穂氏を中心に歌や太鼓の女性3人組が、楽しい「おとあそび」をしながら皆さんを「懐か
しい日本」に連れて行ってくれます。
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「大地に唸る羊飼いの音」(アトラクション・エリア)
マケドニアやブルガリア、トルコなどの「バグパイプ」を演奏する異色の演奏家・大野慎矢氏が太 鼓の永田充氏とともに、地中海からバルカン諸地域に広がる多彩なダンス音楽を民謡を、ダンス 体験コーナーも交えながら紹介します。時折、京北在住音楽家タロー&洋子も参加します。
アート・クラフト作品との出会いや、森の中でのものづくり(ワークショップ)
素材に触れ、手や体を動かしながらものをつくることは、ツクル森が大切にしている楽しみの一つです。 会場では、アート作品を見たり体験したりできる展示をはじめ、クラフト作品の販売や、実際にものづくりを楽しめるワークショップなど、さまざまな企画を用意しています。
この土地から生まれた素材の恵みを感じ、受け継がれてきた知恵や、それぞれの工夫を生かしながら、つくる楽しさや喜びをみなさんと一緒に味わいたいと思います。
京北や各地のおいしいもの
ツクル森のフードエリアでは、出店者のみなさんが厳選した日本各地のオーガニック食材を活かした彩り豊かな多国籍料理が並びます。
スパイス香るエスニックフード、素材の味がいきる焼き芋や鮎、里山の恵みを味わうジビエ料理やヴィーガンプレートまで、ジャンルも国境も越えて、食の旅が広がります。
自然の中でゆっくり過ごす時間 親子で楽しめる企画
ツクル森は、音楽やものづくりを楽しむだけでなく、豊かな自然の中で思い思いの時間を過ごせるお祭りです。
ステージの音楽に耳を傾けたり、気になる作品を見つけたり、おいしいものを食べたり。森の空気を感じながら、会場をゆっくり巡るのも楽しみのひとつです。
子どもたちにとっては、音や素材に触れ、遊びながら新しい発見に出会う機会に。親子で一緒に参加できる企画もあり、大人も子どもも、それぞれのペースで楽しめます。
予定を詰め込むのではなく、ふと立ち止まったり、思いがけないものに出会ったり。そんな時間も、ツクル森で過ごす楽しみです。
出店者、出演者、ボランティア、地域の人たちとの交流
ツクル森をつくっているのは、実行委員会だけではありません。全国各地から集まる出店者やアーティスト、会場を支えるボランティア、そして京北の地域の人たち。それぞれの思いや得意なことが持ち寄られ、この祭りが形づくられています。
作品や美味しいフードをつくった人から、こだわりの話を聞いたり、音楽家と演奏の背景について言葉を交わしたり、地域の人から京北の暮らしや文化を教えてもらったり。会場では、思いがけない出会いや会話が生まれます。
訪れる人も、出店する人も、演奏する人も、支える人も、それぞれがこの場をつくる仲間の一人です。
誰かが完成させたものを見に行くだけではなく、人と出会い、楽しみを分かち合いながら、一緒に祭りをつくっていく。そんな関わり方も、ツクル森の魅力です。
新実行委員長・日野賢一より
昨年の開催後から、これまで大切に準備を進めております。準備を進める中でこれまでツクル森が大切にしてきたことと、これから仲間とともに育てていけることがはっきりしてきました。
「これまでも、これからも、ツクル森を紡いでいく。」
それが、僕の想いです。
僕にとってツクル森は、京北へ移住するきっかけになった特別な場所でもあります。そして、この5年間関わるなかで、たくさんの出会いや挑戦、喜びや苦労、そのすべてを目にしてきました。この場所で出会った人たちや時間があったから、今の僕があります。
そして、京北の魅力は、この土地に暮らす人、そして集う人たちのおもしろさにあると感じています。そんな素敵な人たちが出会い、新しいつながりが生まれるきっかけとして、この場を開き続けていければなと思います。
まずはそれぞれの「ツクル」ことを通して、そこに暮らす人も、訪れる人も、ともに思い切り楽しめること。そして、その時間や関係が積み重なり、「また来たい」「また一緒につくりたい」と思える文化へと育っていくこと。
そんなツクル森を、みなさんと一緒に紡いでいけたら嬉しいです。
開催をみんなで支えるために、クラウドファンディングにも挑戦
ツクル森実行委員会では、2026年の開催を支え、これからも祭りを続けていくため、現在CAMPFIREでクラウドファンディングに挑戦しています。
https://camp-fire.jp/projects/961330/view
クラウドファンディングを通じて、ツクル森を応援してくださる人を少しずつ増やし、一つの施設や一部の人だけに頼るのではなく、この祭りに共感する人たちと一緒に支えていくことを目指しています。
11月7・8日は、ぜひ京北の「あうるの原っぱ」へ。
会場で過ごすことも、誰かにツクル森を知らせることも、クラウドファンディングで応援することも、この祭りを一緒につくる方法の一つです。
イベント概要
イベント名
ツクル森2026 (アート・クラフト・世界の音楽会)
開催日時
2026年11月7日(土) 10:00~21:00〜11月8日(日) 9:00~16:00
開催場所
京都府立ゼミナールハウス隣接地あうるの原っぱ
住所
〒601-0533 京都府京都市右京区京北下中町鳥谷2
お車
● JR京都駅から 約80分(40km) ● JR二条駅から 約60分(35km)
● 福王子から 約40分(30km) ● 京都縦貫道・園部インターから 約30分(25km)
※駐車場無料
バス
●西日本JRバスで、 「JR京都駅」から終点「周山」まで約80分
⇒「周山」へはお迎えにまいります。
※事前に送迎バスの時刻を確認ください
参加費
・前売りチケット2日間通し2000円/1日券1500円
・当日販売チケット1日券2000円
・京北美山住民限定1日券_500円※住所のわかるものをお持ちください。
・ 高校生以下 & 60歳以上無料
・障がい者無料(障がい者手帳をお持ちください。
https://tsukurumori2026.peatix.com/
主催者
ツクル森 実行委員会