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広島発の平和・文化交流の取り組みがNHK WORLD-JAPANを通じて世界へ | エンタメラッシュ

広島発の平和・文化交流の取り組みがNHK WORLD-JAPANを通じて世界へ

一般社団法人 オミードのプレスリリース

イランと広島をつなぐ交流を「NHK NEWSLINE」が国際放送。 Shireen Boxも映画を通じて発信を継続

一般社団法人オミード(広島県広島市)が長年取り組んできた、広島とイランをつなぐ平和・文化交流の活動が、NHK WORLD-JAPANの国際ニュース番組「NHK NEWSLINE」で紹介されました。番組は2026年10月に放送され、現在、NHK WORLD-JAPANのWebサイトおよびYouTubeでも公開されています。今回の国際放送は、2026年夏にNHK広島放送局が取材した、イランから広島を訪れた人々と平和交流の取り組みをもとに制作されたものです。広島で続いてきた市民レベルの交流が、日本国内の報道にとどまらず、NHK WORLD-JAPANを通じて世界へ発信される機会となりました。

【広島とイランをつなぐ交流】

一般社団法人オミードでは、長年にわたり医療支援や平和・文化交流を通じて、イランとの関係を築いてきました。その活動の背景には、被爆直後の広島で救護活動にあたったスイス人医師マルセル・ジュノーの精神があります。国や文化が異なっても、遠くにいる誰かの命や暮らしを想い、行動すること。その想いを受け継ぎながら、広島とイランの人々をつなぐ交流を続けています。2026年夏には、イランから来日した人々が広島を訪れ、平和について考え、広島の人々との交流を行いました。その様子をNHK広島放送局が継続的に取材。今回、国際ニュースとしてNHK WORLD-JAPANで放送されることとなりました。

【日本国内から、世界へ】NHK WORLD-JAPANは、日本やアジアのニュース、文化、社会について海外に向けて発信するNHKの国際サービスです。今回の放送により、広島とイランの間で続けられてきた交流や、戦争を経験した人々の声が、日本国内だけでなく海外の視聴者にも届けられました。一般社団法人オミードでは、今回の国際放送を、これまで続けてきた交流をさらに多くの人に知ってもらう機会として受け止めています。

【映画を通じた文化交流「Shireen Box」】こうした活動から生まれた取り組みのひとつが、イラン映画を中心に紹介するオンラインシアター「Shireen Box」です。Shireen Boxでは、日本では出会う機会の少ないイラン映画を、オリジナル日本語字幕付きで配信しています。作品で描かれるのは、戦争や社会問題だけではありません。

家族の日常、女性の生き方、子どもたちの視点、医療、地域文化、ユーモア、そして希望。ニュースだけでは見えにくい人々の暮らしや感情に、映画を通じて触れてもらうことを目的としています。広島とイランの交流を現実の人と人とのつながりとして続けるとともに、映画や文化を通じても互いを知る入口をつくる。Shireen Boxは、その役割を担う文化発信の場として運営されています。

【代表コメント】

私たちは長年、広島とイランの間で、人と人との交流を続けてきました。

これからも広島から、イランをはじめ世界の人々との交流を続けていきたいと思います。

【NHK WORLD-JAPAN 放送情報】

番組名:NHK NEWSLINE

放送:2026年10月

NHK WORLD-JAPAN Web

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/news/video/20261005152135858/

YouTube
https://youtu.be/NeAJAKr6b90

【Shireen Boxについて】

名称: Shireen Box(シーリーン・ボックス)

Shireen Boxでは、映画を通じて、世界の人々の暮らしや文化、社会、平和について知る機会を届けています。

【サービス概要】

サービス名:Shireen Box(シーリーン・ボックス)

※「Shireen」はペルシャ語圏で親しまれる女性名で、「甘い・愛らしい」意味を持つ言葉

参考:Shireen Boxで公開中の主な作品10選

1. クルミの木<サルダシュト>(https://shireenbox.com/walnut-tree/)

テーマ:平和・共生/戦争/家族/化学兵器被害

イラン・イラク戦争下の1987年、国境近くの町サルダシュトに投下されたマスタードガス爆弾。その被害を、クルミの木の下で日常を過ごしていた家族の視点から描く実話ベースの作品です。化学兵器の恐ろしさだけでなく、突然奪われた暮らし、家族の記憶、町に残された傷を静かに伝えます。サルダシュトには、広島のNPOとの交流から「HIROSHIMA通り」と名付けられた道路もあり、Shireen Boxが広島から発信する意味を象徴する作品のひとつです。

2. アニメ・ジュノー(https://shireenbox.com/junod/)

テーマ:平和・共生/広島/医療支援/無償の愛

被爆直後の広島で、医薬品15トンを届け、多くの被災者の命を救ったスイス人医師マルセル・ジュノー博士の生涯を描くアニメ作品です。広島だけでなく、世界各地の戦地で人道支援にあたったジュノー博士の姿を通じて、「遠くの誰かのために動く」精神を伝えます。

Shireen Boxの背景にある、医療支援・平和交流・国際文化交流の原点を伝えるうえで、必ず紹介したい作品です。作品リストでは、津谷静子氏が制作統括として記載されています。

3. 絵の中の池 / The Painting Pool(https://shireenbox.com/the-painting-pool/)

テーマ:医療・ケア/家族/障がい/日常の愛

軽度の知的障がいを抱える両親と、そのもとで育つ息子を描いた、静かで温かな家族の物語です。裕福ではないけれど、笑顔の絶えない家庭。しかし、成長する子どもと両親の関係には、少しずつ揺らぎが生まれていきます。

この作品の魅力は、障がいや貧しさを「かわいそうな物語」として描くのではなく、まずそこにある愛情と日常を見つめている点です。作品リストでは「障がい・貧しさ・制度よりも、まず『愛がある日常』が立ち上がる物語」と紹介されています。

受賞歴・上映歴

アジアフォーカス・福岡国際映画祭 2014 上映作品

4. 角砂糖と花嫁(https://shireenbox.com/a-cube-of-sugar/)

テーマ:家族/日常/女性/イラン文化

イランの古都を舞台に、末娘の結婚準備をめぐって親戚や家族が集まり、にぎやかな時間が始まります。ところが、祝福に包まれた日常の中で、予想外の出来事が起こり、家族の空気は大きく変わっていきます。イランの家庭、結婚、親戚づきあい、食卓、会話の豊かさが伝わる作品で、社会派作品だけではないイラン映画の魅力を紹介するのに向いています。Shireen Boxの中では、イランの暮らしや文化を知る入口として紹介しやすい一本です。作品リストにも、結婚準備で家族が集まり、日常と非日常が展開していく作品として記載されています。

受賞歴・上映歴

2011年 釜山国際映画祭 アジアの窓部門 出品

2012年 マイアミ国際映画祭 出品

5. マザーレシャリフ/Mazar-e sharif(https://shireenbox.com/mazar-e-sharif/)

テーマ:平和・共生/実話/外交官/戦争

アメリカ同時多発テロの3年前、アフガニスタンのマザーレシャリーフで起きたイラン領事館襲撃事件を題材にした実話ベースの作品です。タリバンによって外交官たちが殺害される中、ひとりの外交官が生き残り、アフガン人に助けられながら国境を目指します。

戦争や国際情勢を、ニュースではなく「生き延びた人の視点」から見つめる作品です。Shireen Boxの平和・共生ラインナップの中でも、国境、外交、真実を語ることの意味を伝えられる一本です。作品リストにも、実話に基づいた作品として記載されています。

6. ボナさん伝説 魔法のランプの魔神(https://shireenbox.com/the_miracle_of_bonasan/)

テーマ:希望/国際交流/広島/音楽/子どもたち

魔法のランプの魔神「ボナさん」が、地球に戻るために授かったミッション。それは、イラン、日本、オーストリアの人々の願いを「希望」という曲に託すことでした。イランの俳優パルウィズ・パラステュイ、広島の薬剤師・津谷静子氏、オーストリアの医師ゲハルト・フライリンガー氏、作曲家の朝倉紀行氏らが関わる、国境を越えた物語です。戦争と平和、そして子どもたちの未来を、ファンタジーと音楽を通じて描く作品。Shireen Boxの背景にある広島とイランの交流を、やさしく伝えられる作品です。作品リストでは「国を越えて『希望』をつなぐ物語」と紹介されています。

7. キツツキ / Woodpecker(https://shireenbox.com/woodpecker/)

テーマ:女性/社会問題/母娘/再生

薬物依存を抱える女性マーサは、死んだと思っていた娘が生きており、元夫のもとで暮らしていることを知ります。彼女は娘を取り戻そうと決意し、元夫とその新しい妻と向き合うことになります。

母であること、過去の過ち、社会の中で生き直す難しさを描く作品です。女性の生き方や家族の再生、依存症をめぐる社会的なテーマを扱っており、Shireen Boxの「女性・希望」系の作品として紹介しやすい一本です。作品リストには、「2018年制作/イラン/95分 監督:ベウルズ・ショーエイビ 主演:サラ・バハラミ」

8. リザード / Lizard(https://shireenbox.com/lizard/)

テーマ:地域と伝統/宗教風刺/ユーモア/コメディ

泥棒のレザは、僧侶に変装して脱獄に成功します。国外逃亡を企てるものの、国境近くの街で本物の僧侶と勘違いされ、モスクの僧侶として人々と向き合うことになります。

イラン国内で上映禁止となった一方、公開時には大きな反響を呼んだコメディ映画です。Shireen Boxに「重い社会派作品」だけではなく、ユーモアや風刺、笑いを通じて社会を見る作品もあることを伝えるうえで重要な一本です。

9. 黄金の血(https://shireenbox.com/amenehs-golden-blood/)

テーマ:医療・ケア/命/国境を越える支援/家族

イラン南部ブーシェフルに暮らす23歳の女子大生アーメネ。貧血と診断されたことをきっかけに、命の危機へと陥っていきます。彼女を救うために必要だったのは、世界でもごく少数しか保有者がいないとされる「黄金の血液」でした。家族と医師たちが国境を越えて奔走する13日間を描く作品で、Shireen Boxの背景にある医療支援や人道的なつながりとも相性のよい一本です。「2025年制作/イラン/54分、監督はハビブ・アーマザデー」

10. 沼地の涙(https://shireenbox.com/tear-of-the-reedbed/)

テーマ:平和・共生/戦争/母の祈り/記憶

アリー・ハーシェミは、イラン・イラク戦争の指揮官の一人。戦争の終盤に行方不明となり、戦死したと考える者もいれば、敵に投降したのではないかと疑う者もいました。しかし、母だけは20年間、息子の帰還を信じ続けます。

戦争が終わったあとも、家族の中に残り続ける時間、待ち続けることの重さ、母の祈りを描く作品です。派手な戦争描写よりも、失われた人を待ち続ける家族の感情に焦点を当てられるため、8月6日に向けた広報でも紹介しやすい作品です。「2025年制作/イラン・82分/監督はメディ・ジャファリ」

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