学校法人加計学園のプレスリリース
情報理工学科の国際連携ワークショップスタート
IT人材教育を中心とした中国有数の私立大学「大連東軟信息学院」知能・電子工学部と岡山理科大学情報理工学部の学生がオンラインで協働し、ロボット作りを競う国際ワークショップがスタート。10月9日には実際に回路基板を組み立てる作業が始まりました。共通授業で同じロボットを製作し、最後はロボットコンテストで出来栄えを競います。
2年次の「ロボット知能化演習」の一環。情報理工学科の学生は約40人、大連東軟信息学院は夜間カリキュラム日本語コース所属のロボット・メカトロ系学生20人が参加します。
演習では、マイコン技術の習得や汎用プログラミング言語(C言語)による制御アルゴリズムを学習します。双方の学生が数人のチームに分かれて、同じ部品を使い、光を追いかけるロボットを設計・製作。約1.5m四方のコース内で距離センサを利用し、壁や障害物までの距離を測定して避けつつ、光センサで見つけたランプに向かって移動し、いかに早くランプゾーンにゴールインするかを競います。
この日は利用するマイコンの説明と回路基板のはんだ付けでした。情報理工学科の横田雅司講師による日本語の説明を、日本側から小林亘准教授が英語で、趙菲菲准教授、2人の中国人留学生が順次、中国語で補足していきました。
今後は距離センサや光センサの実装・計測実験をはじめ、I/O(入出力)ポートの操作、パルス信号で作動するステッピングモータの制御、障害物回避・光源追従プログラム、迷路探索プログラムをセットアップするなどして、互いに相談しながらロボットを調整。来年3月には出来上がったロボットでいよいよコンテストです。
この演習は、情報理工学部が日本工学教育協会の2024年度工学教育賞を受賞した、実践的なものづくり教育科目の1つで、学生がものづくりの実践力や課題解決力、チームで協働する力を身につける2年次の演習科目。今年度は、この実践的なロボット教育をさらに発展させ、大連東軟信息学院とオンラインでつなぎ、国際協働によるロボット開発に挑戦することになりました。
この取り組みでは、海外の学生との協働作業を通して、技術的な内容を相手に伝えるコミュニケーション力や、異なる文化・考え方を持つ仲間と協力して課題を解決する力を身につけることも大切な目標です。岡山と大連、約1,200km離れた場所にいる学生たちがオンラインでつながり、ロボットという共通のテーマを通して、一つの目標に向かって力を尽くします。果たしてどんなロボットが誕生するのか、今から楽しみです。
中国の学生もオンラインで同じ演習に取り組みます(画面)
日本側の情報理工学科2年の学生たち
このロボットの完成を目指します
ロボコンで使用するコースのモデル。左奥がゴールのランプゾーンです