株式会社アットムービーのプレスリリース
10月30日(金)TIFFCOM 2026にてスペシャルセッションを開催
日本発の映画クリエイターを国際共同製作の舞台へ輩出するアクセラレータープログラム「ATMOVIE GLOBAL TRACK」(主催:株式会社アットムービー、助成:文化芸術活動基盤強化基金(Japan Creator Support Fund))は、ヨーロッパを拠点に、アジアとの国際共同製作を推進する「Ties That Bind(以下「TTB」)」とのオフィシャルコラボレーションが決定したことをお知らせいたします。なお、本コラボレーションの一環として、2026年10月30日(金)に、東京国際映画祭と併せて開催されるコンテンツマーケット「TIFFCOM 2026」にて、アジアとヨーロッパにおける国際共同製作の最前線について語る特別セッション等を実施します。

■ 施策概要
この度のコラボレーションでは、東京国際映画祭と併せて開催されるマーケット「TIFFCOM 2026」におけるオープンセッション、ならびにATMOVIE GLOBAL TRACKに参加するフェロー向けワークショップの開催が決定いたしました。
1:【TIFFCOM 2026】ATMOVIE GLOBAL TRACK × TTB オープンセッション
映画プロデューサーと監督がどのように協働し、世界基準の映画製作をプロジェクトとして発展させていくのか、アジア・ヨーロッパの国際共同製作の事例を元に「クリエイティブ・パートナーシップの築き方」についてお話しします。本セッションは、「TIFFCOM 2026」のマーケットバッジをお持ちの方であれば、どなたでもご参加・ご聴講いただけます。
【日時】
2026年10月30日(金)10:30〜12:00 (予定)
【会場】
東京国際映画祭併設マーケット「TIFFCOM 2026」会場内 カンファレンスB (5F)
【登壇者(順不同)】
水野詠子
東京を拠点とする映画会社ローデッド・フィルムズ代表。『十年 Ten Years Japan』(製作総指揮:是枝裕和監督)、黒沢清監督『旅のおわり世界のはじまり』、早川千絵監督『PLAN 75』などをプロデュース。『PLAN 75』では、2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、早川千絵監督がカメラドール・スペシャル・メンション(特別表彰)を受賞したほか、米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に選出された。最新作は早川監督の『ルノワール』で、2025年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出。現在、石川慶監督によるポーランド・日本合作映画、平柳敦子監督による日本・フィリピン合作映画などの企画が進行中。ATMOVIE GLOBAL TRACKサポートプロデューサーでもある。
オ・ヒジョン(Heejung Oh)
韓国で育ち、現在はソウルとアムステルダムを拠点に活動するプロデューサー、オ・ヒジョン。2017年にSeesaw Picturesを設立。同社は、サンダンス、ベルリン国際映画祭、ロカルノ国際映画祭、IDFA、ロッテルダム国際映画祭、釜山国際映画祭など、世界各地の映画祭で評価された作品を手がけている。フィクション、ドキュメンタリーを問わず、ジャンルや形式、文化の垣根を越えて作品をプロデュースしており、「プロデュースすること自体がクリエイティブな行為である」という考えのもと活動している。EAVEおよびEurodocの修了生。IDFA Bertha Fund、Purin Pictures Fundをはじめとする複数の映画基金で選考委員を務めるほか、EAVEのRacial Equity Advisory Groupおよび#DocSafe initiativeのメンバーでもある。
クリストフ・ブランシェ(Christophe Bruncher)
クリストフ・ブランシェは、2013年設立のフランスの製作会社Ici et Là Productionsの創設者であり、プロデューサー。ジェーン・フォンダをフランス映画界に復帰させた『ALL TOGETHER』をはじめ、『MR. STEIN GOES ONLINE』などの社会派コメディを手がけ、世界的に観客を魅了してきた。その後、女性監督による作品を中心に、アートハウス映画の共同製作を多数手がける。近年では、早川千絵監督『RENOIR』(2025年カンヌ国際映画祭コンペティション部門)を共同製作。2026年には、ムリエル・ダンブール監督『TRULY NAKED』(ベルリン国際映画祭)とカミラ・アンディニ監督『FOUR SEASONS IN JAVA』(トロント国際映画祭)を共同製作し、いずれもTIFF 2026に出品されている。フランス国立映画学校ラ・フェミス(La Fémis)卒業。中国語(北京語)に堪能で、EAVEの欧州・アジア共同製作ワークショップ「Ties That Bind(TTB)」のヘッド・オブ・スタディを務める。
森谷雄(ATMOVIE GLOBAL TRACK 主宰)
株式会社アットムービー代表取締役。「ザ・クイズショウ」、「深夜食堂」などのドラマをプロデュース。プロデュースした映画『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)は第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか9部門受賞、ウディネ・ファーイースト映画祭にてゴールデンマルベリー賞受賞、映画『THE KILLER GOLDFISH』(堤幸彦監督)はロンドン、ポルトなど世界12ヶ所の国際映画祭にセレクト。ATMOVIE GLOBAL TRACK主宰。グローバル市場を前提にしたオリジナル企画で国際共同製作を目指す、次世代の映画プロデューサーの輩出を目指している。
パネルキュレーター:
関口海音(ATMOVIE GLOBAL TRACK プログラム統括チーム プロデューサー)
上智大学卒。2013年にNew York Film Academyのワークショップに参加。2018年、東京藝術大学大学院で映画専攻プロデュース領域を学ぶ。卒業制作『向こうの家』は、ええじゃないかとよはし映画祭でグランプリを獲得。その後、HIKARI監督の映画『37セカンズ』や『レンタルファミリー』、Amazon Prime『Modern Love Tokyo』にアシスタントプロデューサーとして携わる。2025年内田英治監督『逆火』をプロデュース。自身の海外経験を元にしたグローバルな視点で、2025年より始動したATMOVIE GLOBAL TRACKに参画し、現役プロデューサーである視点を活かしながら、グローバルマインドを持つ未来の映画プロデューサー輩出にも従事している。
・オープンセッション詳細:https://tiffcom.jp/conference/2026-ttb
2:ATMOVIE GLOBAL TRACK – TTBワークショップ
【日程】
2026年10月27日(火)〜10月28日(水)予定
【概要】
オープンセッションの登壇者から、オ・ヒジョン、クリストフ・ブランシェが講師となり、ATMOVIE GLOBAL TRACKフェローを対象とした実践的なワークショップを実施します。
【開催協力】
株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス(https://www.imagica-ems.co.jp)
なお、上記の両プログラムは、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州(FVG)オーディオビジュアル基金の運営責任者であり、TTBの創設メンバーでもある、支援機関の代表者 Alessandro Gropplero(アレッサンドロ・グロップレロ)氏の協力のもと実現しました。彼は本プログラム全体のキュレーターも務めました。
■ 本コラボレーションの背景
ATMOVIE GLOBAL TRACKでは、多彩な講義を通じて、才能溢れるフェローたちが国際共同製作の実現を目指し、自身のオリジナル映画企画を磨き上げてきました。世界市場を対象とする国際共同製作というスキームは、資金力や創造性の幅を広げる大きな可能性を秘めていますが、異文化間で映画を製作する上で最も重要な「信頼関係の構築」や、母国語以外でのコミュニケーションに課題を感じるクリエイターが少なくないのも現状です。
ヨーロッパとアジアの国際共同製作を推進してきたTTBは、グローバルな映画製作に挑むためのマインドセットや、クリエイティブ・パートナーシップを築く力を磨き、育むことに強みがあり、ATMOVIE GLOBAL TRACKもまた、そうした視点から世界で活躍する映画人材の輩出を重視しています。両プログラムの想いが重なったことで、本コラボレーションが実現しました。
今回は、この取り組みを現フェロー限定のワークショップに留めず、「TIFFCOM 2026」においてもオープンセッションという形式で広く業界に還元します。ATMOVIE GLOBAL TRACKとともに世界へ挑む国内映画クリエイターの輪を、今後さらに広げていくことを目指します。
■ Ties That Bindについて
Ties That Bindは、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州オーディオビジュアル基金、EAVE、そしてウディネ・ファーイースト映画祭によって設立・運営されている、ヨーロッパとアジアの映画プロデューサーを対象とした先駆的なワークショップです。両地域のプロデューサーや専門家を結びつけ、プロジェクト開発、資金調達戦略、共同製作の機会、そしてアジアとヨーロッパ間の国際的なネットワーク構築を支援しています。
・Ties That Bind公式サイト:https://www.tiesthatbind.eu/
■ ATMOVIE GLOBAL TRACK について

ATMOVIE GLOBAL TRACK は、2026年よりスタートし、日本から国際共同製作へ挑む、日本の次なる映画クリエイターのためのアクセラレーター・プログラムです。本プログラムに参加するフェローは、国内外で映画作りに長年携わるプロによる実践的な講義や、メンタリングサポート等を通じて、オリジナル企画を磨きます。プログラム期間中、選抜されたフェローはプログラムを代表して国際映画祭等へ参加し、企画のピッチ(プレゼンテーション)を行いながら、国際共同製作に向けた機会獲得を目指します。2026年5月にはカンヌ国際映画祭の日本パビリオンで、10月には釜山国際映画祭の期間中にフェローたちが登壇するピッチイベント「JAPAN PITCH」を開催。なお、ATMOVIE GLOBAL TRACKは、文化庁の補助金によって独立行政法人日本芸術文化振興会に設置された「文化芸術活動基盤強化基金(Japan Creator Support Fund)」における「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」の助成を受けて、実施しています。
・プログラム公式ホームページ:https://global-track.net/ja
◼︎株式会社アットムービーについて
株式会社アットムービーは、テレビドラマ、映画、配信映像、舞台演劇の企画・制作・プロデュース等、「映像=MOVIE」を「起点=@」に起こり得ることすべてをプロデュースするエンタテインメントカンパニーです。「IMAGINE」「REALIZE」「ENTERTAIN」をモットーに、私たちのイメージした楽しいことを現実にし、エンタテインメントの起点である、たくさんの人たちとの「感動の共有」を目指しています。
・会社名 :株式会社アットムービー
・所在地 :東京都渋谷区神泉町5-2 塩入小路2ビル4F
・代表者 :代表取締役 森谷 雄
・設立 :2000年11月
・事業内容:テレビドラマおよび劇場映画、配信映像、舞台演劇等の企画・制作・プロデュース等

