オリナス株式会社のプレスリリース
日本の伝統工芸「甲冑」を現代アートへ。活動開始以来初めて、作品を一般公開
甲冑アーティスト SAVI(サヴィ)は、2026年11月6日(金)から11月10日(火)まで、東京・南青山の松葉屋茶寮にて、東京初となる展示会「SAVI EXHIBITION — 静寂の護符 —」を開催いたします。11月6日(金)は招待制のプライベートビュー、11月7日(土)から10日(火)までを一般公開といたします。
これまで SAVI の展示は招待制で行われてきたため、作品を直接ご覧いただける機会は限られていました。本展示会は、活動開始から1年を経て、予約不要で誰もが作品の前に立てる初めての場となります。
SAVI は、日本の伝統工芸である甲冑を現代の美意識と融合させた作品を手がけるアーティストです。1860年創業の人形・甲冑を扱う家に生まれ、現在はロンドンを拠点に活動しています。デザインはロンドンのアトリエで生まれ、京都の甲冑師の手によって形になります。国内でも数少なくなった伝統技術の継承者とともに制作する体制そのものが、作品の希少性を支えています。
日本の伝統を、現代アートへ
SAVI が表現するのは、日本の伝統工芸に受け継がれてきた職人技や造形の美しさ、そして、その奥にある精神性です。生家は人形と甲冑を扱う家であり、幼い頃から職人技や伝統美に触れて育ちました。そのルーツを大切にしながらヨーロッパへ渡り、芸術や宝石を学ぶなかで、西洋ならではの色彩感覚や美意識に触れてきました。繊細な日本の職人技に、ヨーロッパの色彩や芸術的な感性を掛け合わせることで、東洋と西洋、それぞれの美が響き合う独自の表現を生み出しています。
甲冑を単なる武具や歴史的工芸品としてではなく、「守ることの美しさ」を表現する現代アートとして再解釈するのも、その思想の表れです。伝統を受け継ぐだけでなく、異なる文化との出会いから新たな意味と可能性を見いだし、今の時代、そして未来へとつないでいく。それが SAVI 独自のものづくりです。
本展示会でご覧いただける作品
漆、西陣織、絹、革、組紐、金属、貴石。多様な素材が織りなす表情に、日本の伝統技術と、現代へと続く美意識が息づいています。全長180cmの等身大奉納鎧から手のひらに収まる造形作品まで、いずれも一点物、または厳密な限定数で制作されたものです。
出展作品のひとつが、イタリア・フィレンツェのジュエラー Paolo Penko 氏との共作「PENKO SAVI」です。左右非対称に構成された造形に、花が咲きこぼれるようにジュエリーとスタッズを配し、力強い甲冑のシルエットに繊細な輝きを重ねました。日本の甲冑が持つ威厳と、フィレンツェのジュエリーが育んできた華やかさが交わる一点です。
写真では伝わりにくい素材の質感や細部の仕事こそ、この機会にご覧いただきたい部分です。
美意識が響き合う、松葉屋茶寮という空間
今回の会場となるのは、東京・南青山の骨董通りに位置する松葉屋茶寮です。伝統をそのまま保存するのではなく、その本質を見つめ、今の時代にふさわしいかたちへとつなぐ。SAVI の姿勢は、松葉屋茶寮が大切にする「不易流行」の思想にも通じています。
SAVI は、松葉屋茶寮の空間について次のように語っています。
「松葉屋茶寮の空間には、私が作品を通じて表現したい美意識と通じるものを感じています。重厚でありながら華美すぎず、静けさの中に力強さがある。そのような空間だからこそ、作品そのものだけでなく、そこに生まれる余白や空気感まで含めて、SAVI の世界観を感じていただけると思いました」
北野天満宮でのデビューを経て、東京へ
SAVI がアーティストとして本格的に活動を開始したのは2025年11月7日です。同年、京都・北野天満宮にて日本で初めての展示会を開催いたしました。
その後、サウジアラビアの Creative Women Award、Save the Children のチャリティガラへの作品提供、八芳園でのイベントでの展示などに参加。2026年3月には作品「WHITE PEACOCK」がクリスティーズのオークションで落札され、国際的な評価を得ています。
京都での展示から1年、東京から新たな一歩を踏み出します。なお SAVI は2026年○月にオリナス株式会社とマネジメント契約を締結しており、本展示会を含む国内外での活動はオリナスが担っています。
初日にはSAVI本人によるトークイベントを開催
11月6日(金)18:30より、SAVI本人によるトークイベントを開催いたします。作品が生まれた背景、甲冑に込める「守護」の思想、そして伝統と現代をつなぐ創作について、本人の言葉でお話しします。当日の様子は Instagram LIVE でもご覧いただけます。
開催概要
展示会名:SAVI EXHIBITION — 静寂の護符 —
開催期間:2026年11月6日(金)〜11月10日(火)
11月6日(金) 10:00〜16:30 展示・通常営業/17:30〜22:00 SAVI Special Night(招待制)
11月7日(土) 10:00〜22:30
11月8日(日) 10:00〜19:00
11月9日(月) 10:00〜20:00
11月10日(火) 10:00〜20:00
会場:松葉屋茶寮(東京都港区南青山5-4-27 Barbizon104 1F)
Webサイト:https://ladysavi.com/en
※一般公開の開場時間、来場方法などの詳細は、公式サイト等でご確認ください。
SAVI プロフィール
SAVI(サヴィ)|甲冑アーティスト
日本の伝統を、現代アートへ。
From Japan to the World. From Tradition to the Present, and into the Future.
1860年創業の人形・甲冑を扱う家に生まれ、幼い頃から日本の職人技や伝統美に触れて育つ。甲冑を単なる武具や歴史的工芸品としてではなく、「守ることの美しさ」を表現する現代アートとして再解釈している。現在はロンドンを拠点に活動を広げ、日本の伝統に新たな視点を加え、その精神性と美しさを世界へ発信している。
公式サイト:https://ladysavi.com/en
松葉屋茶寮 Instagram:https://www.instagram.com/matsubayasaryo/
本件に関するお問い合わせ
オリナス株式会社 広報担当
メール:contact@orinas.jp