『ぶっちぎり 最終章 横浜銀蝿40th』 2月19日発売予定(講談社刊) 12月25日よりAmazonほかネット書店で予約開始

株式会社講談社のプレスリリース

解散から37年の時を経て再び共鳴しあう4つの魂。それぞれの人生をつっぱり続けた4人が誰も知らない「空白の時間」を赤裸々に語る

80年代前半、社会現象ともいえる活躍を見せた「T.C.R.横浜銀蝿R.S.」。革ジャン、リーゼントで登場した彼らは、不良だけでなく、普通の中高生のハートをもつかみ、ビッグヒットを連発、アイドル並みの人気を獲得しました。

 しかし、その活動は実質3年強でピリオドを打ちました。‘83年の解散後はオリジナルメンバー4人が揃うことはなく、それぞれの人生を歩んできました。

その「T.C.R.横浜銀蝿R.S.」が2020年、「横浜銀蝿40th」として1年だけの期間限定で活動を再開します。

本書は、それぞれが自らの道を歩んでいた「空白の37年」を赤裸々に語り下ろした書籍となります。

しかしこの本では、彼らを「アラ還の不良のカリスマ」としてとらえはしません。

あれだけ突っ張って芸能界を駆け抜けた彼らが、活動休止になってからの長い時間、どんな人生を過ごしてきたのか、むしろ等身大の男としての姿を掘り下げていこうと思います。

ある者は体を壊し、ある者は法を犯して収監され、またある者はサラリーマンとしての葛藤に苦しみ……ままならないそれぞれの時間は、決してきらびやかでなく、かっこよくもないかもしれません。

でも、その正直な姿やエピソードこそが、かつてのファンだけでなく、多くの同世代の人たちの共感を呼びます。

そして「誰も知らない時間」を持ち寄った4人が、再びバンドとして同じステージに上がる。

そんな「奇跡」は多くの人の憧れでもあると思います。

音楽だけではありません。

野球でもいい、演劇でもいい、ただ仲間と過ごした教室の時間でもいい……誰しもが持つ「あの頃」に戻れる瞬間を多くの人が求めています。

この本はそんな人たちに向かって編まれています。

1年限定の彼らの活動を、昔のファンはもちろん、彼らになじみのなかった多くの人にも楽しんでもらうための、参考書となる1冊です。

●著者紹介

1980 年代前半、バイク、革ジャン、リーゼント、長ラン(長い学ラン)、ドカン(わたりの太いズボン)といった「不良文化」を背景に誕生したバンド、T.C.R.横浜銀蝿R.S.。

リーダー・ドラム担当の嵐(ラン・1955年生まれ)、ボーカル、ギター担当の翔(ショウ・1958年生まれ)、ギター、ボーカル担当のJohnny(ジョニー・1958年生まれ)、ベース担当のTAKU(タク・1960年生まれ)の4人編成。

シンプルなロック、バラードを基調に時にコミカルな歌詞の曲もリリース、「ツッパリ」「ぶっちぎり」などの単語とともに社会現象ともいうべき大人気を博すも、人気絶頂のなか’83年に解散。以降、オリジナルメンバー4人での活動は一切行っていなかった。

しかし、先ごろ、2020年に1年限定の「完全復活」を宣言、2月の新譜発売、春からの全国7カ所のライブツアーを発表。

新たに結成されたファンクラブには古くからのファンが集まる一方、昨今のドラマ、映画から火がついた「不良文化再燃」に興味を持つ新たなファン層も形成され、その活動に注目が集まっている

37年ぶりの結成にあたってバンド名を『横浜銀蝿40th』で統一して活動することとなる。

ぶっちぎり 最終章 横浜銀蝿40th
2月19日発売予定(講談社刊)
本体価格1200円(税別)
ISBN 978-4-06-519046-3

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