株式会社KADOKAWAのプレスリリース
◆ニュース
① 【読切】話題の新鋭、本誌初登場!
〇一木けい「馬鹿馬鹿しい安寧」
駐在員の夫と幸せに暮らしていた若菜。しかし彼女の安寧はひとりの男の言葉で崩れ去った。信頼する英利子の助言で、現地の男と知り合った若菜は――。
② 【読切】いま読みたい、心温まる掌編小説
〇重松 清「谷間の小さな村のお話」
昔むかし、いくさに敗れた人たちを迎えた村は、今は「きみたち」を迎える村になった――。
③ 【発表】第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞
第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の選考会が、初のリモートにて開催されました。受賞の言葉と選評を掲載いたします。
〇大賞 原浩(はら こう) 火喰鳥
〇読者賞 阿泉正宗(あずみ まさむね) くじりなきめ
選評 綾辻行人/有栖川有栖/黒川博行/辻村深月/道尾秀介
④ 【新刊インタビュー】長浦 京『アンダードッグス』
2020年最注目! 超弩級ミステリーの執筆秘話
デビュー2作目でいきなり大藪春彦賞を受賞するなど、新時代のハードボイルドの書き手として飛ぶ鳥を落とす勢いの長浦京さん。待望の4作目となる『アンダードッグス』は1997年の香港を舞台に繰り広げられるコンゲーム小説です。刊行を記念して、執筆秘話を伺いました。
◆おすすめ連載
〇千早 茜「ひきなみ」(最終回)
女というだけで、わたしがいったい何をしたのだろうか。心身ともに限界を迎えた葉だったが、いつだって真以だけは手を差し伸べてくれていて――。彼女たち二人が選んだ道とは。ついに感動の最終回!
〇馳 星周「月の王」(第11回)
縄張りを急襲され、怒りに我を忘れた張道明が銃口を突き付けてきた。万事休す――李麗雪は死を覚悟する。
〇辻村深月「闇祓(やみはら)」(第10回)
年上の部下・ジンさん対する課長の態度はひどい。ジンさんは「自分が話を聞きすぎるせいかもしれない」と言うのだが――。
『小説 野性時代 第202号 2020年9月号』
定価: 880円(本体800円+税)
発売日:2020年08月17日
https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000127/