株式会社パシフィックボイスのプレスリリース
本作は山崎まさよし「One more time, one more chance」、スキマスイッチ「奏(かなで)」をはじめとした4つの楽曲をモチーフにした連作ショート・フィルムで、人生の様々な局面における「君と僕」の交錯と、それぞれの想いがやがて一つの物語となって繋がって行くドラマを描いています。映画祭では「別々の楽曲から生まれたショートフィルムがそれぞれの世界観を描きつつ1つの物語に見事に昇華していること、また、多くの人に愛されている楽曲ながら、本作を通じてまた新たな魅力・楽しみ方を生み出したという点」を高く評価し、話題賞授与を決定いたしました。
話題賞受賞を記念して、「オンラインイベント~『ボクと君』スペシャル配信&トーク~」を9月29日(火)20:00~30日(水)23:59にStreaming+での限定配信も決定。本日チケット販売を開始いたしました。イベントでは、『ボクと君』の全編配信に加え、シンガーソングライター山崎まさよしさん、松室政哉さん、主演俳優の青柳翔さんと監督の金井紘監督、そして特別ゲストに映画祭アンバサダーのLiLiCoさんを迎えて、作品の見どころや企画段階、撮影時のエピソードをトークします。
ぜひご取材、ご紹介いただけますと幸いです。
https://www.shortshorts.org/2020/topics/news/ja/9145
※イベントは事前収録された模様を配信いたします。
【山崎まさよしさんより受賞を受けてのコメント】
「SSFF & ASIA 2020」にて、『ボクと君』が話題賞を頂き、ありがとうございます。
Music Videoとはまた違って、楽曲をテーマにしたストーリーが描かれる映像作品は今後も増えてくるはずだし、新たなエンタテインメントの形だと思います。その先駆けに過去の自分の楽曲が使われた事を非常に嬉しく思っております。トークライブも企画されているので、その折には、またちょっと深いお話ができたらといいなと思います。この度は、ありがとうございました! ―山崎まさよし
【SSFF & ASIA 2020 話題賞受賞記念オンラインイベント ~「ボクと君」スペシャル配信&トーク~ 開催概要】
日 時:2020年9月29日(火)20:00~9月30日(水)23:59 ※約2時間のイベントを期間限定で配信
出演者:山崎まさよし(シンガーソングライター)、松室政哉(シンガーソングライター)、青柳翔(俳優)、金井紘(監督)、LiLiCo(映画祭アンバサダー)
配信先:Streaming+
チケット:2,000円(税別)
8月25日(火)11:00よりイープラスで販売開始 https://eplus.jp/bokutokimi
SSFF & ASIA 2020 話題賞受賞 『ボクと君』 作品概要
音楽制作プロダクション オフィスオーガスタの新旧スタンダードな名曲をモチーフにした連作ショート・フィルム。楽曲は、山崎まさよし「One more time, One more chance」(1997)、秦 基博「鱗(うろこ)」(2007)、スキマスイッチ「奏(かなで)」(2004)、松室政哉「海月」(2018)、という時代を彩る4曲が起用されている。人生の様々な局面における「ボクと君」の交錯が4話に渡って描かれ、それぞれの想いはやがて一つの物語となって繋がって行く…。
「One more time, One more chance」
楽曲:山崎まさよし 出演:青柳 翔 北 香那 ほか
とあるアプリ制作会社の飲み会。楽しい雰囲気に乗り切れない森谷純平を気にする後輩社員・豊田なつき。
終電を逃し桜木町の駅前を歩く純平になつきが「始発まで一緒に待ちませんか?」と声をかけるのだが。
「鱗(うろこ)」
楽曲:秦基博 出演:青柳 翔 北 香那 ほか
中学三年生の夏。森谷純平は気になる同級生・桑野春香とのパン屋でのおしゃべりを密かに楽しみにしていた。
だが、夏休みに入ってから春香がなぜだか、パン屋に現れなくなる。心配する純平は・・・
「奏(かなで)」
楽曲:松室政哉 出演:松本若菜 菅原大吉 ほか
中学時代の夢をかなえるため国際的な人道支援団体の活動への参加を決めた桑野春香。
中学から男手ひとつで育ててきた、父・一郎もの気持ちを察し、あえて素っ気なく送り出す準備をすすめる。そして、いよいよ出発の日の朝が。
「海月」
楽曲:スキマスイッチ 出演:北 香那 青柳 翔 ほか
近頃、うわの空のことが多い先輩社員・森谷純平のことが気になる豊田なつき。
飲み会で終電を逃した純平に思い切って声をかけて発まで一緒に待つことになり喜んだのもつかの間。思いがけない純平の行動に翻弄されることになり・・
【SSFF & ASIAについて】
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を
目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。
現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2001年にSSFFで観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督に、SSFF&ASIAから名誉賞が送られました。
また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞、最大4作品が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。
SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。
【公式ウェブサイト】 https://www.shortshorts.org/2020