渋谷のまちが舞台の”みんなでつくる”音楽フェスティバル「第6回 渋谷ズンチャカ!」開催

渋谷ズンチャカ実行委員会のプレスリリース

 渋谷ズンチャカ実行委員会(実行委員長:小林幹育、共催:東京都渋谷区)は2020年9月6日(日)、渋谷区立宮下公園を舞台に、市民参加型音楽フェスティバル「第6回 渋谷ズンチャカ!(以下、渋谷ズンチャカ!)」を感染症対策を万全に期して開催します。

 渋谷のまちは音楽・ファッションをはじめとした文化の発信地として、多種多様な才能を持った人々が集い、発展を遂げてきました。そして今、渋谷駅を中心に大規模開発の真っ最中です。
 渋谷ズンチャカ!はそんな変わりゆく渋谷のまちなかに「1日だけの音楽解放区。」と称し、市民アーティストによる音楽ステージや誰もが音を楽しむことができるワークショップを設置。渋谷に集う多種多様な人々が自由な音楽を通じて繋がり、変わりゆく渋谷の未来に対して誇りや愛着を持って関わるきっかけを生むことで、「ちがいを ちからに 変える街」渋谷区の象徴として新しいコミュニティーの形を提案してきました。
 ただ、今年はコロナウイルス感染拡大がつづくなか、開催について多くの議論がありました。しかし、こんなときだからこそ「音」でつながりたい、つなげたい!という想いのもと、会場を宮下公園に絞りきり、感染症対策を万全に行ったうえで実施および一部のコンテンツについては公式Youtubeチャンネルで配信という決断にいたりました。常に変わりゆく渋谷の街のように渋谷ズンチャカ!も誰も経験したことのない時代に合わせて新しい音楽フェスティバルの形に挑戦していきます。
 

*昨年までの様子

<新型コロナウイルス感染症対策について>
「渋谷ズンチャカ!2020」は宮下公園にエリアを限定し、政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針およびガイドラインに基づき、東京都のロードマップに準拠した上で、以下の取り組みを中心に、新型コロナウイルス感染拡大の防止対策を徹底の上で開催いたします。

・各企画参加者の適切なソーシャルディスタンスを保つこと
・手指・機材設備等について使用前後に消毒を行うこと
・機材備品等について共用・手渡しを最大限に避けること
・マスク等の飛沫感染を防ぐものの着用にご協力いただくこと
・検温等、直前の症状確認と、それに応じた入・来場判断にご協力いただくこと

また、どんなに対策を徹底したとしてもゼロリスクを求めることはできないため、万が一、感染の恐れがある方が発生した場合は、東京都の新型コロナウイルス感染症電話相談窓口へのナビゲーションを徹底し、スタッフ・出演者については氏名・連絡先情報を事前登録のうえ公的機関と連携することで、クラスター対策への協力を徹底いたします。

<第6回渋谷ズンチャカ!注目企画>
■出演者は全員公募!「まちなかステージ」
宮下公園の中にそれぞれ特色ある、3つのステージを設置します。公募で集まった35組の多様で愉快なアーティストが、行き詰まった空気を吹き飛ばすように、この宮下公園の各ステージで、演奏をかき鳴らします。

■会場に来れない人も一緒に楽しめる!ズンチャカ初の「オンライン配信」
渋谷に行きたい!でも今年は行きにくい!という方のために、今年は初めての試みとして、宮下公園から、渋谷ズンチャカ!の空気を公式Youtubeでお届けします。

渋谷ズンチャカ!公式YouTubeページ:https://bit.ly/2YrEHfY

■ソーシャルディスタンスしても音はつながる「ズンチャカ!フィナーレ」
1日の締めくくりは、参加者全員が自由に音を鳴らす毎年恒例の大セッション大会。例年”密”が持ち味でもあったフィナーレですが、今年はソーシャルディスタンスを守りながら、離れていても音で繋がる体験に挑戦します!
 

*昨年までの様子

 

 

【渋谷ズンチャカ!について】
<「市民の、市民による、市民のための」音楽フェスティバル>
 渋谷ズンチャカ!プロジェクトは、「大規模開発で変わりゆく渋谷のまちを音楽の力で盛り上げたい」という桑原敏武・前渋谷区長と、その想いに賛同した渋谷駅周辺の商店会が、ヤマハミュージックジャパンのおとまち(R)(音楽の街づくり)事業(※)と連携し、2013年に発足しました。プレイベントを経て2015年に第1回を開催。今年で第6回をむかえます。
 企画を担っているのは渋谷区内外から集まった市民ボランティア「チーム・ズンチャカ!」です。世代も職業も出身も異なるメンバーが1年前から準備を重ね、当日の運営も行っています。さらに、渋谷にゆかりのある企業や飲食店などが、会場や物資の提供、協賛という形でサポートしています。

※おとまち(R)(音楽の街づくり)事業…音楽の持つ”人と人とをつなげる力”を使い、サステイナブル(持続的)なコミュニティーづくりをサポートする取り組み。2018年5月21日には、渋谷区と協働して地域の社会的課題の解決を図るための包括連携協定「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S-SAP)協定」を締結した。

<渋谷ズンチャカ!の掲げるコンセプト>
● “まちなか”音楽フェスティバルであること
渋谷で暮らす人や訪れた人が気軽に参加し交流できる、公共スペースと市民の緩やかな関係性を築くための開かれた音楽フェスティバルです。

● 演奏者・来場者・スタッフ…関わる全ての人々が”ノーボーダー”であること
まちなかステージ演奏者は完全公募制。音楽ジャンルや演奏経験に関係なく、さらに世代や国籍といった垣根を飛び越え、「一緒に音を生み出す」経験を大切にしています。音楽を「聴く」だけではなく、「参加する」「体験する」ことに重きを置いたワークショップ等を通じ、多様な音楽の楽しみ方を提案しています。

● 市民がゼロから作る、”D.I.Y.”音楽フェスティバルであること
ステージの運用計画から装飾、コンテンツ企画まで、できるだけイベント運営や音楽のプロの手を借りずに市民ボランティアの手による運営を行っています。一過性の商業イベントではなく、地域に根差した市民文化活動のハブとなるような、持続可能な音楽フェスティバルを目指しています。

<第6回 渋谷ズンチャカ!開催概要>
日時:2020年9月6日(日)11:00~18:00(小雨決行、荒天中止)
場所:渋谷区立宮下公園
入場料:無料
主催:渋谷ズンチャカ実行委員会
共催:渋谷区
後援:一般財団法人 渋谷区観光協会
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京 Tokyo Tokyo FESTIVAL
企画:チーム・ズンチャカ!(市民ボランティア)
企画協力:株式会社ヤマハミュージックジャパン 音楽の街づくり推進課
WEBサイト:http://shibuya-zunchaka.com/
 

 

<参考>
【今年度のワークショップ】※一部抜粋

■宮下公園 スケート場「石の谷」
11:00-16:45 「フリーダムセッション360!」
自分の楽器を持ち込んでセッションしてみませんか?
360°全方位に距離が離れてたり、スケート場の凹みに音が
予想外の反響をしたりと、普段との感覚の違いも楽しめます。

■多目的運動施設(サンドコート)「砂の海」
13:00~/15:00~「全力で!歌う思い出スタジオ」
ソーシャルディスタンスを取りまくった広大な砂の海で、
今こそ周りを気にせず、あなたの思い出のあの曲、歌ってみませんか?

11:00~16:00「星に願いを!音楽をとめないで」
大変なことが多い2020年。そんなときこそお星さまに願い事。
みんなそれぞれの音楽への願いを短冊に書いて、明日への希望に。

■ホテルラウンジ「ズンチャカ!の館」
11:00~17:00「自由に触って、なんでも楽器」
触れるだけで音が鳴る不思議な物体が出現!
叩いたり、揺らしたり、こすったり…自由に触って音と遊びましょう。

■芝生広場南側「音の草原」
11:00~15:30「どこでも オンステージ!」
音の草原に即席ステージを設置します。
まちなかステージの公募で残念ながら選外になっちゃった人も、
当日ステージに立ちたくなっちゃった人も、渋谷でさながら路上ライブ!

■芝生広場北側「宴のステージ」
11:00~11:15「はちゃめちゃラジオ体操」
おなじみのラジオ体操と思ったらなんだかテンポがおかしいぞ
不規則なリズムのラジオ体操に最後までついてこれるかな。

17:00~18:00「ズンチャカ!フィナーレ」
17時になったら全員集合!! 音と笑顔の溢れる大フィナーレセッション!
楽器初心者も上級者も、手ぶらでも持参でも、こんな今だからこそ、
みんなでひとつの音楽を奏でてみませんか?
今年はソーシャルディスタンスを保ちながらも音で繋がる体験に、挑戦します!

※コンテンツは天候などにより予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

会場マップ

 

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