株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントのプレスリリース
本書は、ユニークな話題作を多数世に送ってきた落語家・立川談慶が、「江戸と令和」のパンデミックを比較、江戸っ子と令和東京人の共通点と相違点をあぶり出し、独特の視点で「withコロナな時代」を生きるための知恵とヒントを読み解く歴史読み物です。
また、本書の刊行を記念して、2020年9月16日20時から青山ブックセンターにて立川談慶と、対談のゲストとして脳科学者の茂木健一郎氏を迎え、オンライントークイベントを開催いたします。江戸のパンデミックに学び、コロナ禍をどう過ごすのか、これからをどう生きるかについて、それぞれのフィールドから存分に語り合っていただきます。
脳科学者・茂木健一郎氏 推薦コメント
今、世界的な危機に瀕して注目される日本人の強靭さ。江戸時代にさかのぼり、落語という叡智に取材して、笑いとともに読む人の心を強くしてくれる画期的な本が誕生した。人間の脳は難しい状況に直面した時こそ底力を発揮する。今、落語家はもちろん作家としても注目される立川談慶師匠から、現代の私たちに届いた熱く愛にあふれるエール。名人、立川談志の数々の「無茶振り」に耐えて大成した談慶師匠ならではの深い人間洞察と智慧が随所にあふれる。読むだけで前向きになり、元気をもらえる本です。
【書籍詳細】
タイトル:『安政五年、江戸パンデミック。~江戸っ子流コロナ撃退法~
著者:立川談慶
発売日:2020年8月28日
判型:四六判 240ページ
定価:本体1400円+税
ISBN:978-4-7897-3693-0 C0030
発行元:ソニー・ミュージックエンタテインメト
発売元:エムオン・エンタテインメント
【内容紹介】
ニューノーマルな時代を生きる現代人に江戸っ子が智恵と勇気を与えてくれる!
吉原オーバーシュート、長屋クラスター、コレラ感染者30万人。それでも、江戸っ子は、コレラをコロリと笑い飛ばした。落語に登場するあの江戸っ子たちが、withコロナな時代を粋にサバイブする術を教えてくれる。読後、勇気が湧いてくる稀代の歴史読み物。
■「安政五年、江戸パンデミック。」特設ページはこちら
https://ebookstore.sony.jp/anseigonen
※クイズに答えて抽選で「オリジナル手ぬぐい」プレゼント!
1965年、長野県上田市(旧丸子町)生まれ。落語家。
慶應義塾大学経済学部を卒業後、株式会社ワコールに入社。3年間のサラリーマン生活を経て1991年に立川談志18番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。2000年に二ツ目昇進を機に、師匠談志に「立川談慶」と命名される。2005年、真打ち昇進。慶応大学卒業の初めての真打ちとなる。 著書に『大事なことはすべて立川談志に教わった』(KKベストセラーズ)、『「めんどうくさい人」の接し方、かわし方 』(PHP文庫)、『ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語』(サンマーク出版)などがある。