株式会社アリス館のプレスリリース
あ は一人ぼっちでさびしそう。 だれか ともだち いないかな?
文字と文字の組み合わせで、言葉が生まれ、物語が生まれる。
その楽しさが、絵本になりました!
谷川俊太郎書き下ろし!
文字と文字で、言葉が生まれる喜びを伝えます。
谷川さんは「あ」と何を組み合わせたら子どもたちが楽しめるものになるか、
絵にして楽しいものは何か、考えながら文にしたとのこと。
制作過程を振り返りつつ、
「二文字の文ははじめて。制約が多くて大変だもの」
と笑いながら話してくれました。
谷川俊太郎さん (写真:ヤスダフォトスタジオ)
みどころ②
広瀬弦の美しい文字と絵
上下左右に楽しげに動く文字で、言葉の魅力を伝えます。
文字を「もの」として捉えてほしくて
縦書きになったり横書きにしたりしてみたという、広瀬さん。
「子どもたちに1ページずつ、楽しんでもらえたらいいな」と
話してくれました。
広瀬弦さん (写真:ヤスダフォトスタジオ)
みどころ③
制作の過程で生まれた、文字の妖精「かなちゃん」。
かなちゃんが、文字たちの気持ちを表現していきます。
「本ができたのは、かなちゃんのおかげ」と、谷川さん。
この小さな存在が、じつは本では大きな役割を果たしています。
かなちゃん制作風景 (写真:ヤスダフォトスタジオ)
「あ」はひとりぼっちで さみしそう。でも……
「あ」と「お」が出会って……あおぞらに!
「あ」のところに「し」がやってきて……「あし」だ! どこへでもいけるよ!
『あ』
文・谷川俊太郎 絵・広瀬弦
52ページ 20cm×20cm
定価(本体1.200円+税)
3歳から
ISBN9784752009283
※全国の書店で好評発売中※
(写真:ヤスダフォトスタジオ)
谷川俊太郎
1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、『まり」(クレヨンハウス刊)、『わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)、『あさ/朝』『ゆう/夕』『きらきら』『すき好きノート』(アリス館)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。
広瀬弦
1968年、東京に生まれる。イラストレーターとして挿絵や絵本の世界で活躍している。おもな作品に『ゆめみるたっちゃん』『とりかえっこちびぞう』『おてがみもらったおへんじかいた』『パンやのくまちゃん』『双姫湖のコッポたち』『にじとそらのつくりかた』『女一匹』『自分を好きになる本』など多数。谷川さんとの共作に『まり」(クレヨンハウス刊)などがある。
谷川俊太郎さんが朗読する『あ』の読み聞かせ動画を配信中!
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