KDDIのプレスリリース
兵庫県豊岡市(市長:中貝 宗治、以下 豊岡市)、豊岡演劇祭実行委員会(会長:中貝 宗治、フェスティバルディレクター:平田 オリザ、以下 豊岡演劇祭)、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下 KDDI)は、2020年9月9日から2020年9月22日まで実施される豊岡演劇祭2020(以下 本演劇祭)において、新しい観劇体験の創出と新型コロナウイルス拡大により運営に影響が出ている劇団支援のため、複数のアングルで舞台を撮影した画面を自由に切り替えて視聴できるマルチアングル動画の後日配信とスマホ決済サービス「au PAY」を使った「投げ銭QR」の取り組みを実施します。
また、本演劇祭期間中、豊岡市内のau PAY加盟店(約432店舗)でお買い物いただくと、各週もれなく100円分のPontaポイントを還元するau PAYキャンペーンを実施します。
豊岡演劇祭は、兵庫県豊岡市の掲げる「アートによるまちづくり」の重要な取り組みのひとつとして、2019年9月6から9月8日の3日間にわたりプレイベント「第0回豊岡演劇祭」を開催しました。そしてこのたび、本格開催の第1回として本演劇祭を開催します。
KDDIは、豊岡市のアートによる地方創生の理念に賛同し、昨年の第0回演劇祭からKDDIアセットを活用した取り組みを行ってきました(注1)。本演劇祭においても、豊岡演劇祭のコンセプト「進化する演劇祭」への貢献を目指し、既存の映像配信にとどまらないマルチアングル動画による観劇体験を提供します。
またあわせて、新型コロナウイルス拡大の影響を受け、上演機会喪失により運営に経済的影響を受けている劇団の支援のため、「au PAY」を利用し劇団への支援金支払いが可能な「投げ銭QR」を実施します。
今回の取り組みにあたり、兵庫県豊岡市長 中貝 宗治は、次のように述べています。
「豊岡市は、人口規模は小さくても、世界中の人々から尊敬され尊重されるまち「小さな世界都市-Local &Global City-」を目指しています。コウノトリの野生復帰やインバウンドの推進などと並ぶ、その実現のためのエンジンの1つが、「深さを持った演劇のまち」の創造です。豊岡演劇祭はその大事な推進力になると期待しています。豊岡市と包括協定を結ぶKDDIと協働で取り組むチャレンジが、「疎である」地方の非効率と弱点をテクノロジーでカバーし、このまちに新たな価値をもたらすことでしょう。新型コロナウイルス感染症の拡大によって、大きな打撃を受けたアートの世界に、地方の豊岡から再開の灯火を灯したいと思います。」
また、豊岡演劇祭2020フェスティバルディレクター 平田 オリザは、次のように述べています。
「科学技術、通信技術の発展により、地域はとても便利になりました。それでも東京一極集中はとまりません。何のための便利さなのか。この演劇祭は、それを問いかける壮大な社会実験の場になればと願っています。」
また、KDDI株式会社 理事 経営戦略本部 副本部長 松野 茂樹は、次のように述べています。
「当社の地方創生事業として、豊岡市が取り組まれているアート/演劇によるまちづくりに賛同し、その重要なイベントである本演劇祭に昨年に続いて参加します。新型コロナウイルス拡大の影響により、演劇界を取りまく環境も大きく変化していると思います。ライブでの観劇機会が大きく減少した一方で、舞台作品の映像配信という試みも増えてきました。本演劇祭も各劇場の座席数を減らしての上演になると存じますが、当社技術を活用した新しい観劇スタイルを提案することで、作り手の作品発表の場と演劇ファンの観劇機会を広げ、演劇界の活性化に貢献できればと考えています。またau PAYによる「投げ銭QR」の活用により、困難な状況下で活動する若手劇団への支援も実施します。」
本演劇祭での豊岡市とKDDIの協業は、2016年9月21日に締結した協定(注2)に基づく取り組みの
一環となります。今後も豊岡市とKDDIは、5G時代の先端テクノロジーをはじめとする双方の資源を
有効活用することにより、豊岡市の地域活性化を図っていきます。
1.マルチアングル動画配信
(1)概要
2020年6月からauスマートパスプレミアムの新機能としてサービスを開始した「マルチアングル動画プレイヤー」専用コンテンツとして、本演劇祭の上演作品を演劇祭終了後に期間限定配信します。
上演作品の収録映像を4画面のアングルに分けて同時視聴できる、新しい観劇体験を提供します。
メイン画面とサブ画面に分かれた各アングルの中から、お好みに合わせてメイン画面を選択できます。演劇作品の動画配信は、本サービスが初めての試みとなります。
(2)配信演目
①Q「バッコスの信女―ホルスタインの雌」(2020年9月12日公演)
②岩井秀人(WARE)「いきなり本読み! in 豊岡演劇祭」(2020年9月12日公演)
③青年団「眠れない夜なんてない」(2020年9月17日公演)
(3)サービス提供期間
配信開始:2020年10月中旬以降
配信期間:配信開始日より3カ月
(4)視聴方法
「auスマートパスプレミアム」アプリをインストールまたはアップデートしてご利用ください。
※ご利用には「auスマートパスプレミアム」へのご加入が必要です。
2.au PAY「投げ銭QR」による劇団支援
(1)概要
au PAYによるQRコード決済を利用した劇団への支援金支払いを提供します。コロナ禍において、公演の中止や延期、縮小など経済的な打撃だけでなく、作品の上演やステップアップのチャンスが
失われた劇団を支援します。
(2)使用方法
本演劇祭の各会場に掲示された支援したい劇団名のQRコードを読み取り、任意の金額を入力・決済いただくと、後日その金額が各劇団へ支援金として届けられます。
※ご利用にはau PAYご利用登録、アプリダウンロードが必要です。
3.au PAYキャンペーンによる地域活性化
(1)キャンペーン概要
本演劇祭期間中、豊岡市内のau PAY加盟店(約432店舗)でお買い物いただくと、各週もれなく100円分のPontaポイントを還元します。
(2)キャンペーン期間
第1週 2020年9月9日~2020年9月15日
第2週 2020年9月16日~2020年9月22日
※各期間でお1人さま1回限り。1回500円以上(税込)のお買い物が条件です。
※条件などの詳細は、こちらをご確認ください。
(参考)
■豊岡演劇祭2020について
豊岡演劇祭2020は、兵庫県豊岡市の美しい自然や歴史を背景に開催される演劇祭であり、第1回開催にあたる今年度は、厳しい感染症ガイドラインを遵守し実施します。
公式プログラムは9団体、フリンジは公募で選ばれた23団体が参加し、屋内での公演だけでなく、山や海などでの屋外公演、ワークショップやインスタレーション、オンラインでの勉強会など多様な
プログラムが用意されています。
■KDDIの取り組み
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。このたびの取り組みは、「暮らしをつなぐ~地方・都市の持続的発展~」に該当します。
■KDDIの地方創生
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいます。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業の
サポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進していきます。
地域や企業とのパートナーシップにより、サステナブルなビジネスモデルを構築し、課題を継続的に
解決できる「地域の明日」を創っていきます。
■「au PAY」特長
①スマートフォンだけでお買いもの
auに限らずスマートフォン・タブレットをお持ちのすべてのお客さまが利用できお手持ちの「au PAY アプリ」から簡単な操作ですぐに利用可能です。
※iOS8.0以上/Android™4.2以上のスマートフォン・タブレット(4G LTE)
②「au PAY アプリ」からいつでもau PAY 残高へチャージ可能
au PAY 残高へのチャージ方法は、Pontaポイント、auじぶん銀行、クレジットカード、店頭での現金チャージ(ローソン、セブン銀行ATM、auショップ)などさまざまなチャージ方法が選択可能です。さらにauのお客さまは、「auかんたん決済(通信料金合算支払い)」チャージも利用できます。
※ローソンでのチャージには「au PAY プリペイドカード」が必要です。
条件など詳細は、こちらをご確認ください。
※「au PAY プリペイドカード」のお申し込みと「au PAY アプリ」が必要です。
※au携帯電話をご利用でないお客さまはau IDと「au PAY アプリ」が必要です。
<対象機種>iOS8.0以上/Android™4.2以上のスマートフォン・タブレット(4G LTE)
※「au PAY」でのお支払いにはau PAY 残高へのチャージが必要です。
※会社名、各製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
(注1)2019年9月4日KDDIニュースリリース
豊岡市、KDDI 豊岡市内店舗にてスマホ決済「au PAY」キャンペーン実施、モビリティ活用で地域活性化
~5Gを見据えたICTで「第0回豊岡演劇祭」を魅力的に~
(注2)2016年9月21日KDDIニュースリリース
豊岡市とKDDIとの地域活性化を目的とした包括協定締結について
~ビッグデータを活用した観光活性化の取り組みや「au WALLET Market」を活用した特産品を販売~
以上