株式会社WOWOWのプレスリリース
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渋野日向子がアメリカ本土初出場となる今季メジャー第2戦でもある今大会。日本勢はエース・畑岡奈紗を筆頭に河本結、野村敏京、上原彩子も参戦!大一番を控えた日本勢にWOWOWが独占インタビューを行った。
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◆畑岡奈紗
Q.全英とはガラッと雰囲気が違い、天候も違いますが、ご自身のコンディションはいかがですか?
「ここ3日間、調整していて徐々にショットの感覚とかよくなってきているのかな、と思います」
Q.再開後、試合を重ねて試合勘は戻ってきましたか?
「そうですね、段々とプレーのリズムなども戻りつつあるので、すごく今週のメジャーは楽しみだなって思っています」
Q.ウォルマート終わってから1週間空きましたが、今週に向けて準備してきたことなどありますか?
「再開してから3試合、感じたこととか課題がすごく見つかったので、そこを重点的に。特にショートゲームとパッティングの部分は一番練習してきました」
Q.過去2回の出場ですが、4月から9月に変わりコンディションも変化があると思いますがどう感じていますか?
「やっぱり気温が高いので、月曜はそんなにグリーンが硬くなかったんですけど、前日になって朝からすごく硬かったです。やっぱりグリーンの硬さっていうのは9月に移動してもすごい硬いんだなっていう印象です」
Q.(家のある)フロリダでの暑さやバミューダ芝に慣れていると思いますが、今週はバミューダ芝ですがどう感じていますか?
「所々グリーンの刈り方というか、短かったり長かったりするところが去年と変わっていたりするのでそういう所には気をつけていきたいなと思います」
Q.去年とガラッと変わりましたが、気になるホールや特に気をつけたいと思うホールはありますか?
「そうですね。6番のティーショットなんですけど、ピン位置によって池越えを狙うのか、それとも右側のフェアウェイを狙うのかっていう所でも変わってきます。あとはパー5が届く所でしっかり取っていければいいなって思っています」
Q.去年はフェードでこのコースを攻めたいと話していましたが、今年はどのような攻め方をしますか?
「今年もどちらかと言うと、今はフェードのイメージの方が良いので、グリーンで止めるにもフェード系でいった方が良いのかなって思っています」
Q.アーカンソーの試合のときはティーショットのタイミングが課題とおっしゃっていましたがどうでしょうか?
「テイクバックを少し短くするような印象にしたら、タイミングが合ってくることが増えたので、それをしっかりコースでも出来たらなと思います」
Q.今週の目標と日本のファンへのメッセージをお願いします。
「今週はまず予選通過を目標に頑張りたいと思います。すごく時差もある中、いつも応援してくださる方に少しでも恩返しできるよう、頑張りたいと思うのでよろしくお願いします!」
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◆渋野日向子
Q.初のアメリカの地での大会がメジャーとなりましたが、今の心境はいかがですか?
「全英から2週間経って、約2週間アメリカで練習させて頂いたので、また新たな気持ちで臨めるかなと思います」
Q.アメリカに来て練習、トレーニング、どのように準備しましたか?
「毎日クラブを握って18ホール回っていたので、ずっとゴルフのことを考えながら2週間を過ごして、3日に1回はトレーニングもオンラインでトレーナーさんにやってもらいながら過ごしました」
Q.スイング的には取り組んだ部分などありますか?
「う〜ん、特にはそんなに取り組んでいなくて。とりあえず18ホール回る中でしっかりピンを狙っていくっていう、そういう単純なこと、しっかり振り切るっていうことを。気持ち的に攻めのゴルフを出来るように、っていうことを考えながらやっていました」
Q.日本とはかなり違う、バミューダの粘りっこい芝ですけどその辺はいかがですか?
「やぁ〜まぁラフに入って打つと本当に抜けなくて。でも飛んでいくときもあるし、飛ばないときもあるので、そういうところは見分けがつかなくて難しいなと思うんですけど、グリーン周りも長さが均等じゃないので、そこもしっかり見分けながらアプローチできたらなって思います」
Q.スコットランドとはガラッと違い暑くなりますが、今週のコースのイメージはいかがですか?
「やっぱり距離が長いなっていうのはあって。ティーショットもランが出るのかなって思ったらそこまで出なかったので、長いクラブを持つことが多くなる分、なかなかグリーンも止まらないと思うので、しっかりランも計算しながら頭を使ってやっていかないといけないな、という印象です」
Q.練習ラウンドをして特にキーになるホールはありますか?
「個人的にちょっと難しいなって思ったのは6番ホール。あそこはちょっと狙い所が難しいなって思っていて。2回アウトで回りましたけど、未だに正解がわからない所なので、またキャディさんとお話ししながら出来たらなって思っています。あとちょっとフェアウェイが狭いのかな、っていうのもあります。全体的に木が気になる分、狭く見えちゃうのでそこも気をつけながらですが、しっかり振り切れるようにはできたらと思います」
Q.本当にラフも伸びていますしアンジュレーションもあるし、メジャーセッティングになっていますけれども、どんな攻め方をしたいですか?
「う〜ん、攻めたい気持ちもあるんですけど、やっぱりグリーンが早いので、そこはランの計算もしつつ、しっかりとパー5では3打目を得意な距離を残してバーディをとれるようにできたらなって思います」
Q.メジャー大会で優勝争い、上位争いに加わるためにはご自身でどの辺りが一番重要になるかなと思いますか?
「今の私のゴルフではやっぱりパーオン率を上げることが大事だなと思います。それでボギーの数も減りますしバーディを取れるチャンスも増えるので、そこが個人的には重要かなと思います」
Q.今週に向けての意気込み、日本のファンに向けてメッセージをお願いします
「全英から2週間経って、今年3試合とも予選落ちなので自分でもかなりショックなところはあるんですけど、それでも応援してくれるみなさんがいるので、今も頑張れています。だから、この試合で予選を通過できるよう、みなさんに喜んで貰えるプレーができるように頑張りたいも思います!」
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◆河本結
Q.再開後5試合目、LPGAでは移動距離もあるかと思うのですが、そのあたりどう感じていますか?
「思っていた以上に、心身ともに疲れは感じているなって思います」
Q.コロナで大会が開いた間にご自身の中で自分のゴルフを分析してトレーニングしたと思うのですが、この5試合目で新しい成果というか、見つけたものはありますか?
「再開後の初戦はすごく自分のフィーリング的に、やってきた課題をうまく発揮することができて、一歩まずは進歩出来たんですけど、徐々に怖さだったり不安だったりで、自分への自信がどんどんなくなっていってコース内で自信を持って振ることが出来なくなって、心も疲れてきて……という悪循環がありました。それは経験をしたことが無かったことですし、今後の課題というか克服していかなきゃいけない所でもありますし、こうやって経験していって乗り越えたらきっと良い成績が出るんじゃないかって変な確信ができたっていうか。スイングだったり技術面ではもっと伸ばしていかなきゃいけない所もあるんですけど、自分の持っている技術っていうのは、そんなに世界のレベルと離れていないんじゃないかなっていうのはあります」
Q.どのようなところで「怖さ」を感じましたか?一緒に回っている選手のプレーだったりとかゴルフコースの環境ですか?
「コレっていうものは無いんですけど、一つ一つの、ちょっとしたことなんですけど、英語が上手く話せなかったり自分の思ったことが言えなかったり、そういう不安とかが出てきちゃって、コース内ではミスを恐れちゃうというか。こっちでは一つのミスが大きなミスに繋がると思っていますし、みんなのレベルも高いので、そこで置いていかれる自分が情けないというか。なんか本当に一言では表せないですけど、色々な思いがあります」
Q.そのあたりはしっかりと自分の力になっていますか?
「そうですね。(畑岡)奈紗と話す機会があって、奈紗の1年目の話とかを聞くと、私よりもっと過酷な経験をしていますし、それが今の彼女を作っていると思います。私もそうやって乗り越えていけたら、きっと今の奈紗のレベルになれると思いますし、早く私も奈紗と一緒に優勝争いをしたいなって思っているので、ここは本当に耐えて耐えて強くなっていく、そういう準備段階なんじゃないかな、って思っています」
Q.アメリカでは初のメジャー挑戦だと思うんですが、コースの印象はいかがでしょうか?
「コース自体はそんなにめちゃくちゃ難しいっていうわけじゃないんですけど、ラフが本当に日本には無い芝で、グリーン周りもすごく難しいですし、グリーンも硬くて距離もちょっと長くて、本当にメジャーのセッティングだなって感じています」
Q.その中で自分が今持っている武器で戦えるなっていうのは、どこですか?
「今週すごく大事になるのはフェアウェイキープとグリーンに乗せること、とにかく縦距離です。自分の落としたい所に落として、良い場所に外すっていうのが今週の一番大事な所だと思っているので、ショットは自信を持ってプレーできれば戦えるんじゃないかなって思います」
Q.今週のキャディさんは?
「先週キャディをやってくれた、パク・ソンヒョンさんのキャディ(デビッド・ジョーンズ)さんのお友達というか、すごく仲の良い方です。PGAの選手のキャディも何回もやっている方なので。常にLPGAのキャディをしている方ではないのですが、すごくゴルフのことを知っていますし心強いんじゃないかなって思っています」
Q.色々なキャディさんと話していることで、多くの知識も入ってきますか?
「そうですね。ゴルフに対する情熱もそうですし、プロキャディさんという仕事に高いプライドを持って、選手と一緒に戦ってくれているキャディさんが沢山いるので、すごく心強いなって思います」
Q.暑いなかでの戦いになりますが、今週の目標を一言お願いします
「初のアメリカでのメジャーですし、練習ラウンドをしても自分がこのコースでどういうスコアが出るんだろう、っていうのがあまり想像がつかなかったので、とにかく目の前の1打1打に集中してプレーしてまずは4日間戦い切りたいっていうのがあります」
Q.ファンの皆さんに一言お願いします。
「今週はアメリカで迎える初めてのメジャー大会でもありますし、小さい頃からANAインスピレーションで最終日に優勝した選手が横の池に飛び込むのを見てきたので、私も早くそういう選手になれるように、今週は自分を信じて思い切ってプレーしたいと思います。是非WOWOWをご覧になって、応援よろしくお願いします!」
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◆野村敏京
Q.ご自身のゴルフの調子はいかがですか?
「ショットは普通よりは上の方、パッティングは調子が良かったので、ゴルフ全体的にそんなに悪くはないです」
Q.先週は1週間お休みで、この辺りで練習をされていたということですが、特にどのような練習をやってきましたか?
「やっぱりメジャーの試合だし、夏の時期ですし、グリーンも硬くなるんじゃないかなと思っていて、セカンドショットの練習をしていました」
Q.先週もものすごい暑かったと聞いていますが、どういう感じですか?
「タイやシンガポールの試合も行ったことがあるんですけど、そこは湿度が高くて暑さのフィーリングが“ちょっと疲れるな”っていう感じだったのですが、ここは陽射しが痛いです(笑)」
Q.体調、特に腰の方はもう万全ですか?
「ここは湿度もなくて全体的に腰の方も軽い感じはするんですけど、ずっと歩いたり練習したら筋肉は硬くはなるので。その部分に気をつければ今の調子はそんなに悪くないですね」
Q.今年は異例のスケジュールで開催されるANAインスピレーションですが、4月と違って9月のこのコンディションはどうですか?
「グリーンはいつも速かったんですけど、午前中はそんなに硬い感じではなかったです。でも、午後になってからパッティンググリーンでパッティングしてみたら結構速くなっていました。明日は午後からのスタートですが、グリーンは結構硬くなると思うし、どんどん速くなりそうですね。その部分がちょっと4月とは違うかな、っていう感じです」
Q.攻め方としてはどのように?
「やっぱりフェアウェイも(グリーンと)一緒で硬くなりそうなのと、ラフが難しいのでフェアウェイキープを大事に。セカンドのグリーンもまた硬くなるから、距離感が一番大事じゃないかなと思いますね。グリーンは結構小さい方なので、パッティング的にはそんなに難しくはないと思います。なので、セカンドとティーショットですね」
Q.今大会も無観客ということで数試合この状況が続いていますが、コロナ対策も含めてトーナメントの雰囲気はいかがですか?
「今はアメリカツアーだけじゃなく世界中のツアーも大変な状況ですが、そんな中で試合ができているって選手達にとっては良いことじゃないですか。今までやってきた通りにやれば良いんじゃないかなって思います」
Q.日本のファンの方へのメッセージも込めて、今週の意気込みをお願いします。
「日本も今、暑いと思いますが、ここも暑いので、身体に気をつけて、みなさんが楽しいゴルフを家の中で見られるように頑張ってみます。応援お願いします!」
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◆上原彩子
Q.復帰2戦目でメジャーを迎えます。今の調子はいかがでしょうか?
「調子はまずまずなんですけど、結構コースが例年と違ってかなり長く感じていますので、粘るゴルフが本当に必要だなと感じています」
Q.得意なコースではあると認識していますが、その辺はいかがですか?
「そうですね、得意なコースかと言われたら月曜から練習している感じでは決してYESとは言えないですね。パー4も結構長いクラブを持たされて、届かないホールも現実にたくさんあるので、今の私の実力的には、いかに5〜6mくらいのパター、パーパットを入れられるかが勝負になりそうですね。だから、それをどのようにセーブしてスコアを作っていけるか、っていうのが今週はポイントになると思います」
Q.コースのコンディションとしては9月に移動して変わった印象などはありますか?
「結構フェアウェイが例年よりは柔らかいなっていう印象が私はあるんですけど、ここって砂漠じゃないですか?だから本来なら、ティーショットを打った時に土も付かないと思うんですけど、毎ホールのように土も付いてくるので、キャリーボールだけの飛距離って感じですね。午後になったら、もうちょっとドライになってランも出るのかなって思うんですけど、長いクラブのセカンドショットが今は多い感じです」
Q.攻め方としてはイメージしているところってありますか?
「やっぱりパー5くらいしか短いクラブで打てるチャンスがないと思うので、その辺でしっかり取っていかないといけないって思います。フェアウェイは結構柔らかいんですけど、グリーンも結構硬いのでその辺でしっかり良い判断をしながら、グリーンに向かうアプローチショット、クラブ選択をしなきゃいけないですね」
Q.無観客、そしてコロナの中でいつもとは違う意味でのプレッシャーがあると思いますが、いかがですか?
「アーカンソーが私にとって久しぶりの試合でしたが、ここと同様にギャラリースタンドも無いですし、なんか色々と雰囲気がガラッと変わっていますよね。ここの試合って、最終ホールの18番にたくさんのギャラリーに迎えられてフィニッシュする、っていうのがプロにとっても嬉しいシチュエーションだと思うんです。ですから、やっぱりどの選手も悲しい気持ちはあると思うんですけど、こんな中でもトーナメントをやってくださるスポンサーがあって、私たちも仕事を失わずにプレーできているので、すごく感謝しています。とは言っても、やっぱり予選を通過しないと賞金には繋がらないのでしっかり粘りながら良いプレーをしていきたいなと考えています」
Q.改めてファンのみなさんにメッセージも含めて意気込みをお願いします。
「コースは私にとってタフだなって思っているんですけど、その中でいかに耐えて良いプレーが出来るかが勝負だと思うので、自分らしいプレーで頑張りたいと思います」
◆◆◆◆◆【WOWOW LPGA放送情報】◆◆◆◆◆
「畑岡・渋野 出場!<メジャー>ANAインスピレーション」
■放送日時
第1日 <前半> 9/10(木)深夜1:00 [WOWOWプライム]※無料放送
第1日 <後半> 9/11(金)午前夜8:00 [WOWOWプライム]※無料放送
第2日 <前半> 9/11(金)深夜1:00 [WOWOWプライム]
第2日 <後半> 9/12(土)午前8:00 [WOWOWプライム]
第3日 9/12(土)深夜3:00 [WOWOWプライム]
最終日 9/13(日)深夜3:00 [WOWOWプライム]
※連日生中継 ※WOWOWメンバーズオンデマンド「畑岡・渋野 専用カメラ」にて2人の全ホールをライブ配信!
■開催コース
米・カリフォルニア州/ミッション・ヒルズCC
■出場注目選手
畑岡奈紗、渋野日向子、河本結、野村敏京、上原彩子、ダニエル・カン、ネリー・コルダ、パク・ソンヒョン、ミンジ・リー、リディア・コ、キム・セヨン、ブルック・ヘンダーソン、レクシー・トンプソン
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