Kontinum、電気自動車(EV)規格のリチウムバッテリーを搭載した、業界初のハイレゾポータブルプレイヤー「K100」を発売

株式会社ホワイトストーン・ジャパンのプレスリリース

株式会社ホワイトストーン・ジャパン(東京都港区)は、Kontinum Limited(コンティナム リミテッド:本社韓国、以下Kontinum社)が開発した、オーディオプレイヤーにとって重要な「電源」から発想し、新次元の音楽体験を提案するハイレゾポータブルオーディオプレイヤー「K100」の販売を開始することを発表いたします。(オープンプライス、想定販売価格158,000円(税別))。2020年9月14日予約受付開始、9月18日から各オーディオ販売店にて販売開始いたします。

K100本体K100本体

Kontinum社は、高級ハイレゾポータブルプレイヤーの市場確立に尽力してきたJames Leeによって設立された新しい会社です※。Kontinum社は、自らも先駆けとして邁進してきた市場の領域をさらに押し上げ、新しい次元の音楽体験を提供することを目指して設立されました。その第一弾製品がK100です。

オーディオプレイヤーにとって電源は非常に重要な要素です。しかし消費電力が高く、バッテリーが劣化しやすいハイエンドポータブルプレイヤーの現状はメーカーにとってもユーザーにとってもあまり好ましい状況とは言えません。最新DACに伴う最新スペック競争に囚われず、電源という重要な要素から大胆に発想し、その本来の性能を余すことなく引き出し、そして長きに渡って持続可能な新次元の音楽体験を目指してK100を開発しました。
                                                                            ※Kontinum社についてはリリース末尾ご参照ください

 Kontinum K100 製品サイト: https://www.kontinum.jp/

【先行試聴情報】
Kontinum K100は9月14日より以下各店頭において、実機にてご試聴いただくことができます。
フジヤエービックPart3(中野ブロードウェイ)、e☆イヤホン各店(秋葉原、名古屋大須、大阪日本橋、梅田)

                     

<新次元の音楽体験>
アーティストが生み出した音楽の流れる粒のひとつひとつを余すことなく残らず届けること。それがKontinum社の使命です。K100は、業界をリードしてきた長年の経験と技術、そして新たな挑戦でポータブルオーディオのサウンドを再構築します。

AKM AK4497EQデュアルDACバランスシステム

D/Aコンバーターには旭化成エレクトロニクス社製ハイエンドオーディオ用プレミアムDAC、AKM4497EQを2基とオーディオ専用シグナルプロセッサ(XMOS)を搭載し、PCM最大384kHz/32bitまでのBitToBit、DSD256(1bit 11.2MHz)までのネイティブ再生に対応。出力端子としてはバランス出力端子(2.5mm4極)とアンバランス出力用3.5mm端子(光出力およびLINE OUT端子兼用)を備え、USBデジタル出力にも対応しています。
 
独自ソリューションの完全32ビット処理と余裕のパワーで新次元の音楽体験
元のオーディオソースを忠実に再現するため、内部処理においてデータ損失は極力避けなければなりません。K100は最新のコンポーネント性能に依存するだけではなく、DSPモードを実装したXMOSとの独自のソリューションで他に類を見ない完璧な32ビットデリバリー処理を実現し、高性能DACへの徹底的な最適化で音源本来のサウンドを完璧に引き出します。これは光出力を含めたあらゆる出力にも影響をもたらします。そして高性能バッテリーの恩恵をフルに活かした高出力アンプ(バランス 8.0Vrms、アンバランス 4.0Vrms)とのトータルバランスは、普段聞きなれた音楽ですら全く新しい音楽体験にアップグレードします。
 

MQAフルデコード対応
K100は、MQAのフルデコードに対応した数少ないオーディオプレイヤーの一つです。MQAには復元レベル(折り)があり、MQAフォーマットの再生が可能というだけでは元のMQA音源のクオリティを完全に再現することはできません。K100は単にフルデコードができるだけでなく、DACとシステムに合わせて最上のチューニングを施し、マスタリングスタジオのサウンドを完璧に再現できるプレイヤーとして認定され、極めて高い評価を得ています。 ※MQAの光出力にも対応

<ポータブルオーディオのバッテリーを革新>
K100は、米国の最大手電気自動車メーカーが採用したバッテリー規格として知られる21700サイズに準拠した4900mAhの高性能リチウムイオンバッテリーを搭載※。21700の型番は、直径21mm、長さ70mmのサイズからきています。最新の電気自動車は、このシリンダー型のバッテリーを一つのセルとして数千個組み合わせたバッテリーモジュールを積載していると言われています。
                   ※電気自動車で採用しているバッテリーと同一の仕様ではありません。

21700型リチウムイオンバッテリー21700型リチウムイオンバッテリー

余裕のパワーと持続的なピークパフォーマンス性能で豊かな音質に貢献
電気自動車(EV)のバッテリーは驚異的な加速と航続距離、高度な安全性及び数年にわたる持続性が同時に要求されるバッテリーにとって最先端かつ最も厳格な市場です。その市場を考慮して生産されたバッテリーを搭載したK100は、32ビットデータ処理やトップクラスの出力性能(バランス8.0Vrms)に余裕で対応。ハイパワーで持続的なピークパフォーマンス性に優れ、K100の類まれなる豊かな高音質を永続的に支えます。

劣化を防ぎ、高いメンテナンス性(交換可能)の独立したバッテリーハウス
高い消費電力を必要とするハイレゾポータブルプレイヤーにとって高性能、大容量のバッテリーは非常に重要な要素です。また、ハイエンドモデルであればあるほど、バッテリーの品質や劣化によってトータル性能は大きく影響を受けます。
K100の特徴的な膨らみのある下部は、独立したバッテリーハウスとなっており、バッテリーが電子基板と直接重なることを避けた配置になっています。これにより熱に弱く、自らも発熱源になるリチウムバッテリーと、放熱が望ましいメイン基板にとって効率的な環境となり、バッテリーそのものの劣化の進行と性能の低下を防ぐことができます。また、例年バッテリー交換はメーカーの修理において大きな割合を占めており、メーカー及びユーザーにとっても大きな改善が望まれています。K100は独立したバッテリーハウスにより本体を解体しなくてもバッテリーの交換が可能となる高いメンテナンス性と、高出力を支える安全設計を備えており、ハイレゾポータブルプレイヤーにとって大きな革新となるでしょう。
 

 

将来にわたる供給と高い入手性
バッテリーは厳格な自動車の安全規格が考慮され、高い性能と安全性が期待できます。また、規格品であるため将来にわたって市場でも入手することができ※、お気に入りの音を末永く楽しむことができます。また、将来的に同規格でバッテリー容量や性能が向上する可能性もあり、再生時間の向上なども同様に期待できます。                                         ※弊社が将来にわたって供給を保証するものではありません。

<ユニークなデザイン>
K100は、電源から発想し、新たなハイレゾポータブルプレイヤーのデザインを提案

全く新しいカタチ
決してありがちなデザインではなく、ポータブルプレイヤーにバッテリー革命をもたらすべく、斬新なデザインを生み出しました。これはポータブルオーディオにおいて皆が驚く全く新しいカタチを先駆けて創造してきた経験と実績に裏打ちされています。

エルゴノミクスに基づいたデザイン
従来のステレオタイプから脱却したデザインは、ただEV規格のバッテリーを搭載するためだけではなく、エルゴノミクスに基づいた優れたホールド感も実現しています。実際に手に取ればそのバランスと自然さを実感できます。 

縦横自在
グリップのようなデザインは、縦向きのホールド性が向上し、また横向きではカメラのグリップのようにしっかりとホールドすることができます。画面は向きに合わせてローテーションしますので、逆さの操作や横置き、付属の革製スタンドで立て置きも可能です。

 

<その他の特徴>
シンプルで直観的に操作ができるユーザーインターフェース
K100は5インチの高精細大型IPSタッチパネルを装備し、そのシンプルかつスムーズな操作性で迷うことなく音楽鑑賞に没頭することができます。プレイリスト機能、10バンドEQなども装備。スリープモードは画面が消灯度速やかに消費電力を最小に抑えたディープスリープモード※となり、電源ボタンを押すことで速やかに復帰します。毎回電源を切らずに運用できますので、起動までの時間を気にする必要はありません。                           
                 ※停止状態で画面OFF後、自動的に本モードに入り、数週間後でも即座に復帰します(満充電時)。

UI画面UI画面

Wi-Fi/Bluetooth、ストリーミング対応
K100は、Wi-Fi(802.11 b/g/n (2.4GHz)及びBluetoothV4.0)に対応しています。
また、システムの基本部分はアンドロイドOSをベースにしておりますが、高音質を実現するため弊社独自のソリューションに最適化したカスタマイズ仕様となっております。音楽プレイヤーに特化した操作性とともに、Android OS用のAPKファイル形式のインストールにも対応していますので、Spotifyなどの様々ストリーミングサービス※も高音質でお楽しみいただけます※。
※システムはカスタマイズ仕様のため、Google Playストアには対応しておりません。また、すべてのアプリの動作やサービスを保証するものではありません。XAPK形式には現時点では対応しておりません。

アプリ表示例(横向きUI)アプリ表示例(横向きUI)

128GBの内蔵メモリと、大容量対応のmicroSDカードスロットを1スロット搭載
本体には内蔵メモリ128GBを搭載。さらにSDXC対応のmicroSDカードスロットを1基備えています。※
※MicroSDカードは別売りです。SDXCの理論上の最大容量は2TBですが、すべての動作を保証するのもではありません。

パッケージング(ウェストバッグとともに)
高級機のパッケージは年々豪華になっておりますが、お客様に届いた時点でせっかくのすばらしい箱も使われなくなってしまうのは残念です。KontinumはECOの観点からも簡易なパッケージを採用し、代わりに購入後もK100とともに利用ができるウェストバッグとともにお届けします。バッグは趣味趣向に合わなければどなたかにあげて有効活用してください。これもKontinumからの新しい提案のひとつです。

ウェストバッグ、革製スタンド(マイクロSDカードホルダー付き)、本体ポーチが付属ウェストバッグ、革製スタンド(マイクロSDカードホルダー付き)、本体ポーチが付属

 

Kontinum Limitedについて
Kontitum Limitedは、James Leeによって2019年に韓国にて設立されました。James Leeは、Kontinum社設立前にCEO(最高経営責任者)を務めた会社にて8年にわたりポータブルオーディオ市場の変革にチャレンジ。CD品質のMP3プレイヤーから脱却し、高級オーディオに匹敵するサウンドクオリティの製品を創出、2.5mmバランスシステムや革新的なデザイン、UIや素材など仲間とともに常に挑戦し続け、現在に至るポータブルオーディオの先駆けとして市場を牽引してきた一人です。
そして再びポータブルオーディオ市場の境界線を突破し、新たな領域に押し上げるべく設立したのが Kontinum Limited です。Kontinum社は、かつて経験したことのないような音楽体験を提供していきます。

“Kontinum”の由来
Kontinumの社名は、“Continuum”に由来します。音楽は連続体(continuum)であり、繊細に刻々変化する要素が一貫して進行していきます。この連続体を、お気に入りのアーティストがデザインした細部に至るまで、余すことなくユーザーに届けることがKontinum社の使命です。

代表者(CEO):James Lee 略歴: 
米国での起業を経て、2011年韓国iRiver社に参画(International Director of Sales&Marketing)
2012年Astell&Kernブランド創設及び責任者、2017年 iRiver社CEOに就任
2019年 同社を退職し、Kontinum Limitedを設立

※本文書で述べられた製品および社名はそれぞれの所有者の商標または登録商標です。

 

 

 

 

 

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