テレビ大阪株式会社のプレスリリース
コロナ禍でもできる旅の“楽しみ方”や“スタイル”とは…「一人旅」から見える提案・発見型ドラマ。それぞれが一人旅から新たな自分を発見し、ほんの少しだけ成長するほっこりストーリーも。
- 【番組概要】
この番組は、言わずと知れた実力派俳優・萩原聖人と、独特な感性と才能でマルチに活躍する名バイプレイヤー・片桐仁、そしてViVi専属モデルを務め演技でも抜群の存在感を発揮する女優・八木アリサが、新型コロナウイルスの感染に注意を払いながら各々が抱えるテーマに沿って旅をする、「今感×旅」をテーマにしたドラマ。
- 【あらすじ】
新型コロナウイルスにより一変した社会。人々は外出自粛の生活を余儀なくされ、互いに触れ合うことすらはばかられる昨今。これは、そんな状況でも旅に出たい!と思い立ってしまった、とある3人の物語。Withコロナをたくましくも楽しく生き抜く、ちょっとしたヒントが隠されている…かもしれないそんな物語。
【番組内容】
- (1)萩原聖人<須賀一夫(50)の場合>
東京に単身赴任をしているサラリーマン、須賀一夫。新型コロナウイルスの影響により、大阪で暮らす家族から「帰ってくるな」と帰省禁止令を出された。最初の頃は、テレビ電話などで寂しさを紛らわせていたが、家族に飽きられ、特に19歳の娘・舞とはどんどん疎遠になるばかり…。仕事もリモートワークになり一人寂しく東京で暮らしていたところ、ふと一人旅を思い立つ。娘とコミュニケーションを取りたい一夫は、「流行りの映え写真やろ?」と旅のおっさん写真を娘に送り付けるなど、絆を取り戻そうと悪戦苦闘する。
- (2)片桐仁<近藤幸正(42)の場合>
東京でグラフィックデザイナーとして働く近藤幸正、独身。人に心を開くことが苦手で、仕事もフリーで気ままな人生を送ってきた。しかし、新型コロナウイルスの影響により、仕事が激減。死活問題となった。このままこの仕事を続けていけるのだろうか、一人悶々と悩んでいた。しかし、どうせ仕事もないし、ずっと家に閉じこもっていても仕方ないと思い立ち、仕事の種を探す旅と称して貴重な給付金を使って旅に出ることにした。「心を開けば、人は助けてくれるんだよ」子どもの頃から母に言われ続けていた言葉が旅先でもふと頭をよぎる…。
- (3)八木アリサ<飯田麻美(28)の場合>
つい先日、彼氏から「自粛生活で本当に必要なものってなんだろう?たぶん俺たちはお互いに必要なものではないと思うんだ」とよくわからない理由で別れを切り出され、フラれた独身女子。失恋するといつも親友と旅行に行く。こんな状況だが国内旅行でもと親友を誘うが、「こんな時期だからねぇ…」と渋い反応。仕方なく、吹っ切るために一人旅をしようと思い立つ。
- 【コメント】
萩原聖人<須賀一夫役>
少数精鋭の撮影チームとあちこち移動しながら撮影できて楽しかったです。私はグランピングの経験は全くありませんでしたが、楽しそうだし、どういう仲間と行くかによって楽しみ方が変わるのかなと思いました。今回ロケに行った伊豆は本当に自然豊かで素敵なところばかりでした。特に、浄蓮の滝は綺麗でまた行きたい場所のひとつです。作品のなかでも一夫さんが言っていますが、一人で旅をするという事は、一人で考える時間が増えるという事なので、普段より自分と向き合う、見つめ直す時間ができて良いと思います。こういった世の中なので、一人旅はこの状況をどう前向きに楽しめるかというツールの一つだと思います。グランピングは馴染みのない方も多いと思います。想像していたものと違うかもしれませんが、そこも含めて楽しんでもらえたらと思います!
片桐仁<近藤幸正役>
たった2日間のロケでしたが、嵐山を知った気持ちになることができました。ロケで特に印象に残ったのは、船着き場から船に乗って「星のや京都」さんに向かうところです。今回演じた近藤幸正、僕もフリーの人間として新型コロナウイルスで不安だったので同じ気持ちになることができました。でも、自分ひとりで抱えるのではなく、他の人の助けも借りながら何とか生きていけたら良いなという思いで演じました。一人旅には、実は一度も行ったことはないです。でも、全ての行程を自分で決めることが少し面倒だなと思うものの、自分と向き合う時間があってそれも良いなと思いました。今のコロナ禍が落ち着いたら、一人旅に行ってみたいと思います。行き先は未定ですけど。視聴者の皆さんには、是非「星のや京都」さんの他ではなかなか見ることができないであろう旅館の魅力に是非注目していただければと思います。
八木アリサ<飯田麻美役>
時代に合わせた新鮮な挑戦になる映像に参加できて楽しかったです。私は一人旅で海外へ行くのが好きで、韓国はよくサクッとグルメ&美容旅に行っていました。スリランカのアーユルヴェーダ旅もおすすめです。一人旅の醍醐味は自由にアレンジできて、よりリラックス、そしてよりドキドキできる事だと思います。今回ロケで行った尾道は海風が気持ち良くて、人も温かく、食べ物が最高に美味しい場所です。尾道ラーメンが好きなラーメン3本指に入りました。旨い! 私の演じた“飯田麻美”は、女の子の皆が共感できる部分の多い女の子だと思います。普通の女の子、であることを意識しながら演じました。今回旅のロケをして、この状況下でも一人旅はいつでもできるんだなと思いました。一人旅をした事がない人には、是非一人旅の良さを知ってほしいです。コロナ禍が少し落ち着いたら、私は地元の北海道と、祖父母のいるフランスのノルマンディーに行きたいです。この番組を見ると一緒に旅をしている気分になり、一人旅へすぐに出発したくなるはずです!一緒に旅の計画を妄想しましょう。
徳岡敦朗<テレビ大阪プロデューサー>
リフレッシュしたい、非日常を味わいたい、それが旅の目的だと思います。新型コロナウイルス感染症で世界は一変したことにより、多くの人が大きなストレスに晒されています。そんな今、旅に出ることに賛否両論はありますが、やはりどこかで息抜きをしていかないと、これからも続く感染症の世界を乗り越えていけないのも人間だと思います。感染症対策をしっかりする、という新しいルールをひとつ付け足すことにより、旅本来の目的を楽しめるのではないだろうか?そんな思いで企画しました。3人の主人公がコロナ禍での旅を模索していく物語ですが、このドラマを見ることで、新型コロナウイルス感染症の世界でもできる旅の在り方を、みんなで考えるきっかけになればと思います。
- 【主題歌】 「光が溶けたら」 湧
湧(わく)
京都発。1999年生まれ。作詞、作曲、編曲、Rec、動画編集まで1人で行う宅録シンガーソングライター。アナログ・シンセサイザーとギターを駆使したLo-Fiサウンドが彼女の魅力。TikTokで話題になった事をきっかけに、タワーレコード新宿店、オンラインCDストア限定でリリースした自主盤は入荷後に即完売を繰り返している。
- 【番組情報】
<番組名> 旅ドラマスペシャル「それでも私は旅がしたい。~今だからこその旅スタイル~」
<放送日時> 2020年9月22日(火・祝)ひる12:00~12:55放送
テレビ大阪発テレビ東京系列全国6局ネット
<出演> 萩原聖人 片桐仁 八木アリサ
<脚本> 有働佳史
<総合演出> 平岩憲和
<主題歌> 「光が溶けたら」 湧
<プロデューサー> 徳岡敦朗(テレビ大阪)
<制作> テレビ大阪
<製作著作> テレビ大阪
<番組HP> https://www.tv-osaka.co.jp/sp/soretabi/