「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチームのプレスリリース
慰問の最中、杉氏と伍代氏は、「辛いときはいつも立ち上がってきたはずです!力を合わせて強く生きてください!」と、被災に立ち向かう町民に対して、励ましの言葉を贈りつづけました。
- 訪問先レポート
『明日、明後日は絶対良い日が来ると信じて、一歩一歩頑張っていきましょう!』
最初に、住民が中心となって復興を行うプロジェクト「あるく」代表の槙原氏より、西日本豪雨による被害状況と現在の状況についてのお話がありました。槙原氏は、「真備町の中の川辺地区では西日本豪雨でほぼ100%の世帯が床上浸水になり、一時は住み慣れた地を離れなければいけなくなりました。」と当時の状況について振り返りました。
杉対策監は、同年3月にもダンスユニット「DA PUMP」と共に真備町に訪れており今回は再訪となります。
「今日は皆さんと復興に対する気持ちを同じくして、お話がしたいです。この苦しみはいつか切り替えなければならない。同時に、二度とこのような災害が起きないようにしなければいけない」と、慰問の意を表しました。
伍代支援官は「辛い思いをされている皆さんの前で、どうしたら皆さんの助けになるのだろうかという葛藤もありますが、まずは健康には気を付けてください。明日、明後日は、絶対良い日がきます。信じて一歩一歩頑張っていきましょう。」と、町民一人一人に向けて勇気付ける言葉を贈りました。
『防災も防犯も、起きる前に防ぐ環境づくりが大切』
後半では、杉対策監、伍代支援官より、近年頻繁に発生している特殊詐欺の被害に対しての注意喚起もありました。
杉対策監は「犯人の中には”詐欺の罪は軽い”と軽視して、手を出してしまう者もいます。」と加害者の心理に触れながら、「年をとると、電話越しでの子供や孫の声が分からなくなってきます。安易に、見知らぬ人に家庭の事情を話さないように、気を付けてください。防災も、防犯も事が起きる前に未然に防ぐ環境づくりが大事です。」と町民に呼びかけました。
また、伍代支援官も「常日頃から話しをしてください。お金を渡すようなことがある場合はお子さんの顔を見て渡してください。騙されないようにする日頃の心掛けが一番大事です。」と注意を促しました。
- 実施概要
■催事名
岡山県倉敷市真備町 西日本豪雨被災地 慰問活動
■実施日
2019年12月15日(日)
■実施会場
真備公民館 川辺分館
■協力者
川辺分館 館長 中西様
川辺復興プロジェクト あるく様
倉敷青年会議所様
■実施者
「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム
特別防犯対策監 杉 良太郎 氏 / 特別防犯支援官 伍代 夏子 氏