「True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭」オンラインイベント初開催「THIS IS HIP-HOP!」

公益財団法人 日本財団のプレスリリース

日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)が主催する「True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭 -世界はいろいろだから面白い-」は、2020年9月26日(土)22時より、初めてのオンラインイベント「THIS IS HIP-HOP」を開催いたします。障害のあるアーティスト、ラッパーやストリートダンサーなど世界中で活躍する多様なアーティストが集結し、日本からは、今注目されている三兄弟のヒップホップアーティスト、TAMURA KINGが出演いたします。

True Colors Festivalは、新型コロナウィルスの感染拡大の影響に伴い、今年7月まで予定していたイベントをすべて中止し、新たにオンラインでのイベント開催に挑戦することを決定。6月には、コロナ禍においてこそ「不安を抱えている人に寄り添うことの大切さ」を発信したいと考え、15の国と地域から46名の障害のあるアーティストが参加し、ミュージックビデオ「Stand By Me」(https://truecolors2020.jp/program/standbyme/)を発表しました。これまで世界各国で視聴され、ソーシャルメディアを含めた視聴回数は61万回を超えています。その反響を受け、同作品に最も印象的なヒップホップの表現を持ち込んだアーティストらと共にオンラインイベントを開催する運びとなりました。

「Stand By Me」でラップを披露したウィールスミスとスパーシュ・シャー、2019年に渋谷で開催したTrue Colors DANCEでも驚異のストリートダンスを見せつけたルカ・”レイジーレッグス”・パトエリ(イル・アビリティーズ)、ヒップホップの世界で独自の手話表現を披露するアンバー・ギャロウェイ・ガレゴのほか、日本からは、パフォーマンス及びトークゲストとして、TAMURA KINGが登場。異なる文化・社会的背景を持つアーティストたちによるパフォーマンス映像やディスカッション、ライブパフォーマンスを通して、個人のさまざまなあり方を受け止めるヒップホップというカルチャーの可能性を提示し、だれもが居心地の良い社会をつくるためのヒントを探ります。
 

  • True Colors Festivalデジタルイベント「THIS IS HIP-HOP!」

日時
2020年9月26日(土)22時~23時頃(日本時間)※最大23:30まで延長の可能性あり
視聴方法
無料。以下からご登録いただいた方に当日視聴用URLを発行いたします。
https://truecolors2020.jp/program/this-is-hip-hop-true-colors-digital/
出演者
・TAMURA KING(日本)※パフォーマンス(収録):TAMURA KING、トーク:なみちえ(生出演)
・アンバー・ギャロウェイ・ガレゴ(アメリカ)
・ルカ・”レイジーレッグス”・パトエリ(カナダ)
・サイコジ(インドネシア)
・スパーシュ・シャー(アメリカ)
・ウィールスミス(シンガポール)
・ジョンジー・ディー(アメリカ)※司会  ほか
言語
英語 ※日本語同時通訳、日本手話、国際手話通訳、日本語字幕、英語字幕あり
メディアパートナー
NME Asia
字幕協力(日本語)
株式会社NHKグローバルメディアサービス
クレジット
プロデューサー:ラメーシュ・パニカー、ビッグ・ブラウン・ボイス
テクニカルディレクター:ジョージナ・タン、ローディアム
ビデオディレクション:ムービング・ビッツ
エグゼクティブプロデューサー:オードリー・ペレラ
主催
日本財団、日本財団DIVERSITY IN THE ARTS
 

  • 出演者プロフィール

TAMURA KING タムラキング(日本)

神奈川県茅ヶ崎市に暮らす田村家のクリエイティブクルー。構成は映像ディレクターの兄NASA、着ぐるみ作家・ラッパーの長女なみちえ、ダンサーの次女まな。シーンに彗星の如く現れた彼らが生み出すillでdopeなサウンドと意志のあるパンチラインに世間は反応せざるを得ない。  

アンバー・ギャロウェイ・ガレゴ(アメリカ)Amber Galloway-Gallego

ラッパーになる夢を追い、今ではアメリカで最も知名度の高い手話通訳者の一人となる。ヒューストン在住。コンサートや音楽フェスティバルでの、主にラップやヒップホップのアメリカ手話 (ASL) 通訳を専門としている。彼女の全身を使った通訳は歌詞と音の関係を深く表現し、音楽が引き起こす感情の起伏を的確に捉える。聴こえない人からは今まで以上に音楽に共感することができると称賛の声が上がり、聴こえる人からは彼女の通訳が手話を学び始めるきっかけとなったという声が出ている。現在まで手話通訳を担当したアーティストはケンドリック・ラマー、エミネム、スヌープ・ドッグ、ツイスタなど、大物アーティストの名前が並ぶ。

 

 ルカ・”レイジーレッグス”・パトエリ(カナダ)Luca “Lazylegz” Patuelli

15歳のとき、その音楽、文化、そして挑戦的な動作に魅了されブレイクダンスを始める。上半身の力と腕の延長としての松葉杖を駆使し誕生したのがB-boy、”レイジーレッグス”。境界を崩すことを愛する彼は、今や世界的に名を馳せる多国籍ダンスチーム「イル・アビリティーズ」を設立。ユニークな才能を持つダンサーで構成されたチームで、メンバーのストーリーを分かち合い、人々のエネルギー源となるような優れたエンターテイメントをグローバルに展開している。また、カナダ初のインクルーシブなアーバンダンス・プログラム「プロジェクトRAD」を共同設立し、あらゆる年齢層、あらゆる素質の人がアクセスできるダンススタジオへの参加の機会を提供している。直近ではTrue Colors Festival制作のミュージックビデオ「スタンド・バイ・ミー」に出演。

 

スパーシュ・シャー(アメリカ)Sparsh Shah

別名“PURHYTHM(ピュリズム)”。シンガー、ソングライター、ラッパーであり、モティベーショナル・スピーカー。インドの古典歌唱のバックグラウンドを持ち、ヒップホップに敬意を払いながら自身の文化も取り入れたハイブリッド・ジャンル 「ラガ・ラップ」 を開発。150以上のイベントに出演・登壇し、エミネムの「Not Afraid」をカバーした動画はソーシャルメディアで合計7500万ビューを獲得。直近ではTrue Colors Festival制作のミュージックビデオ「スタンド・バイ・ミー」に出演。

 

ほか
 

「True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭」再始動について
True Colors Festival(トゥルーカラーズ フェスティバル)は、パフォーミングアーツを通じて、障害・性・世代・言語・国籍など、個性豊かな人たちと一緒に楽しむ芸術祭です。誰もが居心地の良い社会の実現につなげることを目指します。コロナによる世界的な危機により、身近な人たちと引き離される経験をした方も多いでしょう。しかし、だからこそ人とつながること、共に楽しむことの大切さを再認識できたのではないでしょうか。新たな環境で、アーティストと観客が、どう体験を共有し、共に楽しむことができるのか。みなさんと一緒に考えながら、プロジェクトを再始動させます。今後のプログラム最新情報は、公式サイトやSNSをご覧ください。

公式サイト:https://truecolors2020.jp/
YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCAgeZvDmWUxkLyOjNYjUByQ
Instagram: https://www.instagram.com/truecolors2020/
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