株式会社WOWOWのプレスリリース
https://www.wowow.co.jp/detail/170260
南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太。独特のワードセンスと的確なツッコミで場の空気をさらっていくさまは、同業者である芸人たちの評価も高く、オードリーの若林正恭をして「標準語のツッコミの歴史は山里亮太以前以後に分けられる」と言わしめたほどの存在である。
9/22(火・祝)よる9:00からWOWOWプライムで放送予定の「ノンフィクションW 山里亮太 ぼくはなぜしゃべりつづけるのか」は、かつていじられキャラとして受け身の姿勢だった彼が、今や現代を代表する攻めのしゃべり芸人となった、その卓越した“しゃべり”の源泉を探るドキュメンタリー。番組内では、「山里亮太の140」「山里亮太の1024」という二つの舞台の裏側に密着しつつも、南海キャンディーズの初代マネージャーで現在はお笑いライブプロデューサーの片山勝三や、相方のしずちゃんこと山崎静代など、彼の半生を語る上で欠かせないキーパーソンたちが次々とインタビューに登場。さらに彼のお笑いのルーツとなった大学の学生寮にも訪ねていくなど、お笑い芸人・山里亮太の本質に迫っていく。
現在テレビ11本、ラジオ2本のレギュラーを抱える、超売れっ子芸人の山里。テレビの“影アナ”に始まり、ラジオ、2時間を超える単独ライブと、2019年は総計700時間余りをしゃべり続けた。私生活では2019年6月に女優の蒼井優と結婚を発表し、世間から盛大な祝福を受けた。幾度もの挫折を乗り越え、ここまで登りつめた芸人人生。はたから見れば、公私共にしあわせの絶頂にいるようにも見えるが、本人はいたって真剣な表情で、芸人としての「不安」を口にする。「怪物のような人がたくさんいるこの世界で自分はやっていけるのか――」。
これまで嫉妬、自虐、ねたみ、そねみ、恨みといった怨念のようなものを燃料に活動してきた山里だが、結婚を機に、プライベートがしあわせになると、「その威力は落ちることになる」と危機感を隠さない。そんなときに行った舞台「山里亮太の1024」は、山里が脳内で妄想する世界を虚実入り混ぜ、モノローグで表現する舞台。彼の内面をお笑いで伝えることを目指した彼の新境地となった。
観客の笑いが芸人を救ってくれる。コロナ禍で舞台に立てない日々を過ごした山里は、久々の舞台に立ち、あらためてその思いを強くする。舞台に立ち、観客の笑いをダイレクトに感じることで「自分がこの世界にいていいんだという免許を更新し続ける感じ」を受けるのだという。”天才はあきらめた”と公言し、お笑いに対してストイックに努力を積み重ねる山里が見据える未来とは何なのか。この番組では、そんな彼の思いを映し出している。
【WOWOW番組情報】
「ノンフィクションW 山里亮太 ぼくはなぜしゃべりつづけるのか」
9/22(火・祝)よる9:00 [WOWOWプライム]
番組公式サイト:https://www.wowow.co.jp/detail/170260
<関連番組>
「妄想活劇 山里亮太の1024 ~人生の二択に悩むある男の物語・下北沢・本多劇場ひとり舞台~」
9/22(火・祝)よる6:45 [WOWOWプライム]