日本コロムビア株式会社のプレスリリース
今年、デビュー満20周年を迎えている氷川きよし。
2020年、第35弾シングルの新曲 「母」(ABCタイプ )(2月4日発売)はオリコンシングルチャートで最高位2位をマーク。しかし、全世界的に拡大する新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、2月28日(金)の習志野文化ホールの公演以降、25か所50公演以上のコンサートを延期・中止。
そんな中発売した氷川きよし初めてのポップスアルバム「Papillon(パピヨン)-ボヘミアン・ラプソディ-」はビルボード週間アルバム・セールス・ チャートにて1位(6/22付)。オリコン間 アルバムランキングでも2位(6/22付)をマーク。大きな話題となった。
7月には最新シングル 「母」(DEFタイプ)を発売。8月28日(金)からは政府ならびに東京都の方針に則り新型コロナウイルスの感染症対策を徹底の上、2018年10月以来の明治座一か月公演を開催。27日に千秋楽を迎える。
そんな中、氷川が10月13日(火)に発売を予定している待望のニューアルバム 「生々流転」の詳細が明らかになった。内容はシングル「母」をはじめとする、オリジナル曲12曲、名曲カバー2曲の全14曲を収録。演歌あり、ロックありのジャンルの枠を超えた、まさしく「ジャンル:氷川きよし」といったアルバムとなっている。
新曲の中には初タッグとなるレーモンド松屋さん作詩・作曲の 「紅ドレス」や、明治座で10⽉19⽇から11⽉15⽇まで上演する舞台『恋、燃ゆる。~秋元松代作『おさんの恋』より〜』の主題歌「恋、燃ゆる。」なども収録。
「生々流転」は新型コロナウィルス対策を細かく行いながら、6月上旬より8月末にかけてレコーディング。キービジュアルとなるジャケットは 氷川がブルーのバックにイエローのジャケットを着たポップなジャケットとなった。
氷川は「今回、このアルバムを作るにあたって、いろいろと悩みながら考えて制作しました。全14曲入りとなっていますが、今までの流れとは少し違った、新しく生まれ変わった「アーティスト:氷川きよし」を詰め込んだ一枚となりました。
「生々流転」という言葉の意味は、いろいろと姿形が変わったり、時代や時の流れとともにいろいろなことが変わりますが、根本となる心の部分は変わらないという意味です。自分の持っているものを生かして表現したい、そしてもっと自分として輝きたいという深い意味を込めてこの言葉を今回のアルバムタイトルにしました。」と語っている。
また、今作の初回限定盤には新曲MV3曲を収録。どれも東京近郊のスタジオで制作。「枯葉」は枯葉の中で、黒い衣装で歌う、歌詞の世界観を表した演出で、「白い衝動」はバンドを背負っての疾走感あふれる映像となった。演歌楽曲の「生々流転」はスーツ姿と着流し姿の氷川が交互に歌う映像にリリックビデオ風に歌詞をしっかり伝える作りとなっている。
<リリース情報>
2020/10/13発売
生々流転(せいせいるてん)【Aタイプ(初回完全限定スペシャル盤)】
COZP-1681-2 ¥3,364+税
CD+DVD COZP-1681-1682 ¥3,364+税
※豪華歌詩ブックレット ※ステッカー封入(Aタイプ絵柄)
生々流転(せいせいるてん)【Bタイプ】
COCP-41251 ¥2,909+税
※豪華歌詩ブックレット※ステッカー封入(Bタイプ絵柄)
【収録曲】
1.生々流転 (新曲)作詩:かず 翼/作曲:弦 哲也/編曲:伊戸のりお
2.北の一番船 (新曲)作詩:かず 翼/作曲:宮下健治/編曲:石倉重信
3.はぐれ夢 (新曲)作詩:かず 翼/作曲:水森英夫/編曲:石倉重信
4.ヨコハマブルース(新曲)作詩:かず 翼/作曲:桧原さとし/編曲:石倉重信
5.かもめの街(カバー曲)作詩:ちあき哲也/作曲:杉本眞人/編曲:石倉重信※オリジナル歌唱:ちあきなおみ 1988年
6.紅ドレス(新曲)作詩・作曲:レーモンド松屋/編曲:伊平友樹
7.あれから(カバー曲)作詩:秋元 康/作曲:佐藤嘉風/編曲:石倉重信※オリジナル歌唱:美空ひばり (AI歌唱) 2019年
8.母(既発曲)作詩:なかにし 礼/作曲:杉本眞人/編曲:若草 恵
9.hug(既発曲)作詩:石井克明/作曲:木根尚登/編曲:佐藤 準
10.明日はいい日(新曲)作詩:かず 翼/作曲・編曲:岩崎貴文
11.Call Me Kii(新曲)作詩・作曲:塩野 雅/編曲:NaO
12.恋、燃ゆる。(新曲)作詩:石丸さち子/作曲・編曲:森 大輔
13.枯葉(新曲)作詩・作曲・編曲:中村真悟
14.白い衝動(新曲) 作詩・作曲・編曲:岩崎貴文
【特典MV】
1.枯葉 2.白い衝動 3.生々流転
<本人コメント>
氷川きよしコメント
今回、このアルバムを作るにあたって、いろいろと悩みながら考えて制作しました。全14曲入りとなっていますが、今までの流れとは少し違った、新しく生まれ変わった「アーティスト 氷川きよし」を詰め込んだ一枚となりました。「生々流転」という言葉の意味は、いろいろと姿形が変わったり、時代や時の流れとともにいろいろなことが変わりますが、根本となる心の部分は変わらないという意味です。自分の持っているものを生かして表現したい、そしてもっと自分として輝きたいという深い意味を込めてこの言葉を今回のアルバムタイトルにしました。
いろんなジャンルの楽曲を収録して、今、自分が心の底から伝えたいこと、魂の底から歌いたいことを厳選した作品を選んで収録しました。ジャンルを超えていい作品を伝えたいと思って、自分で責任感ややり甲斐を持って、熱い気持ちで、情熱で出来上がった作品です。
氷川きよしの初の試みです。演歌もポップスもジャンルはない、「氷川きよし」というジャンルでいこうという想いで作った魂を込めた一枚となっています。一曲一曲、そして曲順もこだわって制作しました。
何か感じ取ってもらえたら、皆さんの心に届く様に、ぜひ聴いてもらいたい作品となりました。
とてもいい作品が出来上がりました。おすすめの一枚です!!「氷川きよし」というジャンルの幕開けでございます 。
氷川きよしによる各曲コメント
1.【生々流転】
「生々流転」という言葉には、「いろいろと姿形が変わったり、時代や時の流れとともにいろいろなことが変わりますが、根本となる心の部分は変わらない」という意味が込められています。2020年、この令和の時代、まさしく今、この時に伝えるべき歌だと思います。
作曲は弦哲也先生にお願いして、かず 翼先生には自分の思いを伝えて、とてもいい詩に作り上げていただきまし
た。
2.【北の一番船】
演歌という匂いをさせながらも、リズムも独特でかっこいいものを作りたいと思って完成した作品です。
漁師さんが、ご自分の親御さんや大好きな彼女を想いながら船の上で命がけで戦う、そんな主人公を演じました。
アレンジもカッコよく出来上がっています。
3.【はぐれ夢】
この「はぐれ夢」は私、氷川きよしの師匠、水森英夫先生の作品です。
三連のメロディーにのせて、愛する男性を全国各地に探しに行って、「貴方のことを思っています」という思いを
切々と歌っています。
4.【ヨコハマブルース】
この作品で初めてオリジナル作品で「あんた」という言い回しを使いました。
「好きだ」と言ってくれた彼がいなくなって、一緒に行った思い出の地・横浜を回りながら、本当に愛していて好きだった彼のことを思う作品です。
横浜の街並みがファっと浮かぶ、切ない女ごころを 歌うブルースとなっています。
5.【かもめの街】
港町を舞台にして、女性が切々と語る、杉本眞人先生のメロディーの作品です。
昔から大好きなちあきなおみさんの「かもめの街」を念願かなって、カバーさせていただきました。
女ごころの 淋しさを表現したすごいドラマティックな作品です。
6.【紅ドレス】
こちらも愛する人を思う女性を歌った作品です。今回、初めて、レーモンド松屋さんに作品を提供していただきました。以前からレーモンドさんのメロディーがとても好きで、今回、お願いいたしました。
リズムもメロディーも心地よくて、詩の世界もすごく面白い、誰もが楽しめる作品となりました。
「スペシャルな女でいたいの」というフレーズを見たときにパンチが効いていて、「スゴイ!」と思いました。愛する男性にとっては、特別な女性でいたいと思う、そんな女心をくすぐる詩がつづられています。
7.【あれから】
AI歌唱による美空ひばりさんの新曲「あれから」をカバーさせていただきました。第25回AMDアワードでAI美空ひばりさんが大賞を授賞された際、私も理事長賞の授賞で同席させていただき、ひばりプロダクションの加藤和也
社長にご報告させていただきまして、すごく喜んでいただきました。
「あれから」を初めて聴いたときに、ひばりさんの声で、自分に語り掛けてもらっているような感じがして、すご
く涙が出て、ひばりさんが見てくれているからまた頑張ろうっていう気持ちになりました。
8.【母】
氷川きよしの満20周年の新曲「母」です。
このアルバムの中で、「あれから」に続く流れの中で、自分のオリジナル曲の「母」を収 録させていただきました。
ひばりさんのお母様への思いに続いて、今度は氷川きよしの母への思いです。
9.【hug】
どういう生き方でも、みんなそれぞれ、包み込んでくれるhug。否定や押し付けをしないことがhug。
心も身体も大きなhugがみんなを包み込むという意味で収録させていただきました。
10.【明日はいい日】
この大変なコロナ禍の中、少しでもポジティブに前向きに生きていこうというメッセージを込めた楽曲です。
6月に長良グループのみんなでテレワーク合唱をして動画を公開しました。
私たちには歌がある!笑顔で歌いながら、前へ前へ歩いていきましょう。
11.【Call Me Kii】
私、氷川きよし=Kiiです。
作詩・作曲の塩野さんが「氷川きよし」を見て、書いてくださった楽曲です。
ミュージカル風の作風で、丸ごと氷川きよしを詰め込んだ楽曲になっています。
12.【恋、燃ゆる。】
明治座の劇場公演で、11 月に檀 れいさんが 主演を務められる舞台 「 恋、燃ゆる。 」 の主題歌を歌わせていただくことになりました。素晴らしいラブソングで、一つ一つの歌詩に共感しました。自分の思いと重なって、心の中に入ってきました。本当に素敵な作品です。
13.【枯葉】
とても共感できるリアルな歌詩で、魂を込めて歌った作品です。
人のことを好きになって、その恋が結ばれなかったり、終わってしまうと、絶望感や生きていくことがつらくな
ったりします。そんな思いを熱く表現してます。
一つの恋が終わるっていうのはこういうことなのかなという思いを詰め込んだ楽曲です。
14.【白い衝動】
すべてを真っ白に戻そうというロックの楽曲です。
「限界突破 × サバイバー」を作曲してくださった岩崎さんが作詩・作曲してくださいました。
アルバムの最後にすべてを真っ白に戻して終わろうと思って、そんな思いを込めて収録しています。
DVD
【枯葉】
人を愛する辛さ、結ばれずにもがき苦しむ主人公の心をこの
MV で表現しました。情が深い人ほど、愛が終わった
時の悲しさ辛さというのは大きいと思います。一人の人を愛してつきあっていくというのは、その人の時間、命
を預かっていると言っても過言ではないわけだから、そんなお互いの気持ちが終わった時に、この枯葉のような
気持ちになるのだろうなと思って、ビジュアルもまた今までと変えたスタイルで撮影しました。
DVD
【白い衝動】
スピーディーかつ爽快な感じ、白い世界で躍動感と詩の世界を大切にした
MV となりました。デビュー21年目、
真っ白な状態に戻してのスタートにしたいという思いを込めています。 バンドを背負っての撮影で、グルーブ感
を感じることのできる映像に仕上がりました。
DVD
【生々流転】
まさしく、今の自分自身を歌っているような歌詩で、自分には何ができるか、何を表現できるかなと思ったとき
に、「これだ!」と思うものが今回のアルバムに表現されています。形は変わったり、音楽の系統は変わっても、根本の神髄は変わらない。信じる根本は一緒。信じる道さえあるならば、そこに向けて行けということが表現
されたすごく深い深い言葉の意味合いがあるこの曲をシンプルに文字だけをきちんと伝えるということに力を入
れたMVにしました。