京都大学映画カラー化同好会のプレスリリース
モノクロ動画のカラー化に取り組む京都大学発のグループが、クラウドファウンディングで「ローマの休日」の全編フルカラー化に挑戦。9月29日時点で応援購入総額は250万円超、達成率は500%超を達成。
サポーターの募集は15日に開始され、9月28日現在、応援購入総額は250万円超、達成率は500%を超えています。
カラーで蘇るオードリー・ヘップバーン
今回グループが用いるのは最新のAI技術と画像処理技術です。
「ローマの休日」は当時モノクロ映画として公開されました。
今回「十人十色」が取り組むのは、本作を全編にわたってカラー化とフレーム補完処理を施すことによって、ローマの鮮やかな1日を現代に蘇らせようという試みです。
カラーで蘇る「ローマの休日」ワンシーン
「十人十色」はこの数年で生み出された画期的な技術を用いて、2時間弱に渡る本編のすべてのフレームにカラー化処理を施します。
また、フレームとフレームの間をAIによって補間することで、動画のFPSを倍増させます。この技術により、登場人物たちの動きがより滑らかになってスクリーンに現れます。
今月15日より応援購⼊サービス「Makuake」にてサポーターの募集を開始しました。下記のURLより、2020年10月25日まで応援購入が可能です。
https://www.makuake.com/project/rome-ai/
リターンのDVDパッケージイメージ
【スケジュール】
2020年9月中旬 プロジェクト開始
10月末 プロジェクト終了
10月下旬 『ローマの休日』カラー化終了
11月上旬 『ローマの休日』フレーム補間終了
11月中旬 動画、音声微調整終了
11月下旬〜12月中旬 字幕作成、リターン制作
12月下旬〜 リターンを送付開始