小布施短編映画祭実行委員会のプレスリリース
長野県の地域発・第3回小布施短編映画祭(2021年3月27日(土)~28日(日)於:北斎ホール(長野県小布施町))の開催に伴い、ショートフィルム・コンペティションの作品募集を開始することを発表いたします。鴻山部門・北斎部門の二つの部門ごとに異なる観点から審査を行います。さらに最も優れた作品にはグランプリ(最優秀作品賞)を授与するとともに副賞として賞金20万円を贈呈します。
作品募集期間は、2020年10月1日から10月30日まで。
応募は公式ホームページから行うことができます。
【公式WebサイトURL】https://osff.jp/
—
コンペティション概要
本映画祭のコンペティションでは、30分以内の映像作品を募集します。
今回は、「みんなが審査員」が審査を行う鴻山部門、ゲスト審査員が審査を行う北斎部門の計2部門を設け、優れた作品を評価します。
また、応募作品を総合的に審査し、最優秀作品としてグランプリを決定します。
【作品の応募条件】
- 30分以内の映像作品(※エンドクレジット、その他を含む全体の長さ)であること
- 日本語で視聴可能な作品であること(※使用言語が日本語以外の作品の提出も可能ですが、日本語字幕をつけた上で提出してください。)
- 2019年9月1日~2020年10月31日までに完成されたもの(過去1年2ヵ月以内の作品)※製作途中の作品は受け付けません。
- 過去に小布施短編映画祭に出品された作品でないこと
- ジャンルは不問です。
- ※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、本映画祭はオンライン会場の併設ないし、完全オンライン開催となる場合があります。その場合外部のオンライン動画配信サービスを通じて作品を上映する可能性がございますので予めご了承ください。なお、上映する際には、映画祭の参加チケットを保有する人への限定リンクでの公開、ないしパスワード設定等により、作品の取り扱いには十分配慮します。
- ※作品の正式上映決定後の上映の取り消しは認められません。出品合意後に新たに登場した第三者が、映画祭への出品の合意を覆すことのないようご配慮いただきますようお願い致します。
詳細な募集要項については、公式ウェブサイト(https://osff.jp/application/)をご確認ください。
【賞について】
- 本映画祭は、2つの部門に対し、各々2つの賞を設けています。各部門の各賞にノミネートされた作品よりグランプリを決定します。
- 各部門・グランプリの審査員はそれぞれ異なり、それぞれが独自の視点から優れた作品評価します。
<グランプリ(最優秀作品賞)>
各部門作品賞にノミネートした作品を改めて総合的に審査し、最も優れた作品に贈られます。
<最優秀俳優賞>
各部門俳優賞にノミネートした役者を改めて総合的に審査し、最も優れた役者に贈られます。
※グランプリ(最優秀作品賞)および最優秀俳優賞の審査は映画祭当日の投票により実施します。3月27-28日に実施予定の第3回小布施短編映画祭に参加するすべての映画祭関係者(観客や下記のみんなが審査員、ゲスト審査員などすべてを含む)が投票権を持ちます。
<2つの部門と2つの賞について>
- 本年度より、小布施短編映画祭では異なる視点をもつ審査員がそれぞれ作品の審査を行います。
- このため、2つの審査部門を設定し、各部門ごとに作品賞および俳優賞の2つの賞を設けます。
鴻山部門
- 鴻山部門の作品賞は、「この映画が一番好き」「感動した」「面白かった」など、最もオーディエンスの心に響く作品に贈られます。
- 鴻山部門の俳優賞は、作中で「あの演技に心を奪われた」「目を見張った」「思わず引き込まれた」など、気迫に満ちた演技を見せた役者に贈られます。
北斎部門
- 北斎部門の作品賞は、テーマの新規性や先見性、映像表現としての新しさを評価基準に、時代の一歩先を見据えた作品に贈られます。特にストーリーや脚本としての面白さ、作品に込められたメッセージ性、作品全体としての作家性などが、評価の基準になります。
- 北斎部門の俳優賞は、作中での演技力の高さを評価し、作品の独自性をオーディエンスに伝えることに最も貢献した役者に贈られます。
※各部門の作品賞、俳優賞の副賞は現在調整中です。
<各部門の審査員について>
鴻山部門|みんなが審査員
・第3回小布施短編映画祭の作品審査を行うことを目的とし、小布施やその近隣から集まった一般市民によって構成される「みんなが審査員」が作品の審査を行います。
北斎部門|ゲスト審査員
・映画や映像の第一線で活躍する3名方々によって構成される「ゲスト審査員」が作品の審査を行います。
〇関和亮氏(映像ディレクター/小布施町出身)〇
1976年生まれ、長野県小布施町出身。音楽CDなどのアートディレクション、ミュージックビデオ、TVCM、TVドラマのディレクションを数多く手がける一方でフォトグラファーとしても活動。サカナクション「アルクアラウンド」、OK Go「 IWon’t Let You Down」、星野源やPerfumeのミュージックビデオなどを手がける。第14回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、2015 55th ACC CM FESTIVAL 総務大臣賞/ACCグランプリ、MTV VMAJやSPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS等、多数受賞。
〇外山文治氏(小布施短編映画祭プロデューサー/脚本家・映画監督)〇
1980年生まれ、福岡県出身。日本映画学校(現・日本映画大学)演出ゼミ卒。老老介護の厳しい現実を見つめた短篇映画『此の岸のこと』が 海外の映画祭で多数上映され、「モナコ国際映画祭 2011」で短編部門・最優秀作品賞をはじめ5冠を達成。長編映画監督デビューを飾った映画『燦燦ーさんさんー』(東京テアトル)は全国36館にて上映され「モントリオール世界映画祭2014」より正式招待を受ける。2017年、芳根京子主演『わさび』、吉行和子主演『春なれや』など、製作・監督・脚本・宣伝・配給を個人で行う「映画監督外山文治短編作品集」を発表し、ユーロスペースの2週間レイトショー観客動員数歴代1位を樹立。2020年、豊原功補、小泉今日子らと共に「新世界合同会社」を立ち上げ、村上虹郎・芋生悠W主演の長編映画『ソワレ』(東京テアトル)を公開。
〇ミヤザキタケル氏(映画アドバイザー)〇
1986年生まれ、長野県長野市出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。WOWOW・sweetでの連載の他、映画board・文春オンラインなどで映画を紹介。各種webサイト・雑誌(anan、BRUTUS、Penなど)への寄稿、ラジオ・イベント・映画のカメオ出演(『劇場』『窮鼠はチーズの夢を見る』他)など幅広く活動中。『GO』『ファイト・クラブ』『男はつらいよ』とウディ・アレン作品がバイブル。
第3回小布施短編映画祭について
小布施町は世界的に有名な浮世絵師、葛飾北斎が晩年足繁く通った町として知られています。北斎が数多くの作品を残したクリエイティブな精神と、当時それを全力で支えたまちの人々のおもてなしの精神は、今も小布施の文化として受け継がれています。
その小布施町で、クリエイターとまちの人々が互いに刺激しあい、支えあう関係をつくりたい。そうしてうまれた関係性を活かし、200年後に続く新たな文化を生み出したいという想いから、小布施の有志を中心として2019年に小布施短編映画祭が立ち上がりました。
短編作品のコンペティションを実施し、若手の映画監督や役者による気鋭の作品を日本全国から募集し上映するだけでなく、映画祭を通じた地域と映画の関わりづくり、ワークショップやその他のイベントを通じた映画に親しむ機会の創出を通じ、これからの時代の新しい映画体験を提案していきます。
※2020年3月21-22日に開催が予定されていた第2回小布施短編映画祭は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。
- 主催:小布施短編映画祭実行委員会
- 開催期間:2021年3月27日(土)~28日(日)
- 開催場所:長野県上高井郡小布施町小布施1491-2 北斎ホール
- 詳細:公式HP(https://osff.jp/)からご覧ください。
- ※新型コロナウイルスの感染状況により、開催期間や場所、形式等が変更になる場合があります。
小布施短編映画祭実行委員会について
【団体概要】
- 団体名:小布施短編映画祭実行委員会
- 代表者:木口幸祐
- 設立:2019年12月1日
- URL:https://osff.jp/
【活動内容】
- 小布施短編映画祭の企画・運営 / 年に1度
- ワークショップの企画・運営 / 随時(映像制作ワークショップ、演技力向上ワークショップ等)
【お客様からのお問い合わせ先】
小布施短編映画祭実行委員会
e-mail:info@osff.jp